Cosmos Surfboards TheOne 6’4″
Nakisurf Original Twin-Fins
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名作マンガのキャンプ編を読んでいた。
主人公の両さんは、
「楽に、あたえられる生活が長く続くと、
人間の能力(動物的感性)は衰える」
劇中でそう断言していた。
なるほど、
エアコンで温度調節して、
レシピ通りの料理や外食を続け、
鍵があって安心して眠ってばかりいると、
目も耳も、
直感までもが鈍るのは当然だ。
Takibi God on
EC SURFBOARDS🦅
Mini Pelican 7’6″ x 22-1/4″ x 3″
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けれど、
私たちには波乗りがある。
とつぜんやってくるお化け波を喰らって、
絶体絶命の視界が明滅することは、
普段の生活ではほとんどないだろう。
ましてや、
逆さまに落ちていって、
海の下でかなりの秒数を高速回転することもある。
このとき脳は、
どんな情報を得るのだろうか?
そんなこんなもあると、
自分たちが「鈍る」だなんてとんでもないことだと、
あらためてサーフィンが好きになった。
波も岩も、
下手をすると自身のサーフボードですら危険な世界だ。
さて土佐。
桜の季節だが、
土佐では満開のところもあるし、
まだ一分咲きのところもある。
植物のことはあまりわからないが、
千葉や東京にいると、
各品種は「だいたい一緒」に咲いているようだ。
関東平野だからだろうか?
土佐のバラバラ度は岬地形や、
台地や日照時間、
または風向きが影響しているのだろうか。
阿波(徳島)側から土佐(高知)に入るのは、
空海流を踏襲(とうしゅう)しているからだ。
最近の私の説は、
1200年前の空海は、
当時人口数十人という甲浦集落で小舟を仕立てて、
室戸に行ったというものだ。
これならば、
「明星が口に飛び込んできた洞窟」
を見逃さないし、
その洞窟「御厨人窟」から岬を越えて、
金剛頂寺に空海の痕跡があるのも理解できる。
冒頭に書いた
「野宿(キャンプ)」観点でこの洞窟を考えると、
強い、
真東からの風だけが洞窟に雨が差し込む状況であり、
南国高知では、
北風さえ避けられたらそこまで寒くない。
前出したもうひとつの洞窟も金剛頂寺側にあり、
こちらは完全に北風も、
東もシャットダウンできる向きなので、
修行時にどちらかを野営地としていたと推察される。
東洋町での楽しみのひとつに、
「道の駅の朝ごはん」というのがある。
クラシックなセットが250円。
しかも味噌汁やご飯が温かいので、
車中泊派には心底うれしい。
開店前に行くと、
すでに10人近い人たちが売店を囲んでいた。
「うわ!朝ごはん大人気だ。TVで紹介されたのか?」
そんな直感があったが、
実際は、
開店直後の鮮魚を買い求める人たちがほとんどで、
私たちが朝ごはんの一番乗りだった。
このセット250円だけでも最高なのだが、
旬の室戸春ブリがあり、
甲浦産のマグロ切り落としがたっぷり入って250円だった。
これら2パックを追加して、
二人で分けた。
一人565円の豪華絢爛ジャパン・スタイルの朝ご飯となった。
クラシックなものに感激した日。
東洋町の「道の駅」をどうぞよろしくお願いします。
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【巻末リンク:室戸岬の大好き】
【サーフィン研究所】土州室戸崎勤念心観明星口入虚空蔵光明照来菩薩威顕仏法無現_スカイアンドシー・ムロト到着!!_(1449文字)
【巻末リンク*2:夏にきたとき】
【巻末リンク*3:スカシーとタヌキの因果関係】
【サーフィン研究所】さよならタコクラゲ_波乗り体験から観念を抽出するタヌ氏_第38回おいしいもの研究@スカシー_(1792文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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