10月、神無月。
スポーツの秋、
食の秋、
そして読書や映画の秋。
紅葉に閑散とした海。
すでにそんな様相を見せていて、
しかも水温が26度もあるのだから、
ウェットスーツがまた脱げた。
台風後の地形がいいのか、
潮位がいいのか、
はたまたうねりの向きがいいのか、
この波サイズだが、
なんと100m長の壁を滑ることができた。

スーパー・パーフェクト。

これは先日の台風タマサキ波最終日の積み残しだが、
上がカズくん(旧名:シギーG)で、
こちらがタキロー。
朝いるのは珍しい。
「僕はタマサキに来た当初、
もの珍しさからわざわざ六時に起きてよくこの愛国的儀式を見物したものです」
そんな皮肉とも、
またはなんともいえないことを、
村上春樹さんの文体でタキローがポロリと言ったのが印象的だった。
ご縁があり、
バーミヤンに行くと、
こんな台湾ぽい視界に包まれた。
武蔵中原の麺屋Ohanaさんを思い出しす。
前田博士のエンスーラボに行き、
サンディエゴ・フィッシュのフォルムと、
ボード上部のボリュームについて話を聞いた。
サンディエゴ・フィッシュ。
元々の成り立ちは、
折れたログボードのグラッシングを剥ぎ、
再シェイプしたものなので分厚く、
短身となる。
1960年代後半は、
このボードデザインのおかげで、
さまざまな波にアプローチできるようになり。
1968年に誕生してからいまもなお注目されている形状のひとつだろう。
これは前田博士が解釈した現代版フィッシュ。
コスモス・サーフボードだと、
リベラルフィッシュとなる。
ショートボードのボトムコントゥアーが随所にあり、
スピーディかつスケート力に優れた印象がある。
エンスーラボ、
グラッシングの間を覗いてみた。
そのエボルブ・ブランドのクラシックと、
横にあるレディエィト・トリプル・ストリンガーは、
私のレバレッジ・フィッシュだ。
(じつはセンターだけストリンガーで、
2本の放射線はエアブラシによるデザイン)
コスモス版なので、
8ドロップ・ティントにワイドラップE、
もちろんバイアクセル・クロスを搭載している。
完成が楽しみだ。
こちらはバリ出発前のKさんのクラシック80だ。
EPS製で内部を軽くしつつ、
バイアクセルと6オンスEで超耐久性を達成している。
こうしてツイン、
またはオリジナルのシングルフィンの二刀流となったクラシック。
Kさん、
バリの日々が楽しみでしょうね。
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【巻末リンク:興味深いポスト】
【巻末リンク*2:上ポスト同場所、敬老の日渾身なんたら】
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Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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