1973年本家ボンザーの複製で、
バックドア東側の波に乗る私が映っている。
コメントがズドズドとやってきて、
クリスちゃんや、
複製主のタイラー(巻末リンク*1)、
キャッチサーフのビーフ、
ブラ師匠(ブライアン・ベント)
ドッキー(ドック)
そしてTRはコスタリカのトニー・ロバーツから、
3つの小さな螺旋さんは、
オーストラリアのバイロンベイと、
そしてもちろん日本の方からもいただき、
国際色豊かなコメントとなった。
ありがとうございました。
これは名瀬有屋町の名店コシナカラーの彰(あきら)くんが、
望遠レンズで撮ってくれたうれしき作品。
ボンザーの複製と書いたけど、
1973年製であろうという見立てのボンザーの複製。
しかもオリジナル。
タイラー・ウォーレン家のスタジオ天井に掲げられていたものである。
こういうことって、
きっと3Dスキャナーなどで完璧にできるのだろうけど、
私が彼にお願いした真意は、
こういう名品にはオリジナルの左右のレイルの違いや、
絶妙なるバランスが存在していて、
その良いところを、
または表裏陰陽南北を散りばめながらシェイプするだろうと思っていた。
例えば、右のレイルを採用するとかしないとか。
もちろんそんなことは言わない。
それはこちらの理想というか、
全くのファンタジーでもあった。
そして完成し、
サンファン・キャピストラノのタイラー家を経由し、
サンクレメンテのNAKISURF倉庫に届いた。
そこでリクによって梱包され、
LAXから成田空港に送られ、
NAKISURF千葉のハギウダがNAKISURFまで運搬した。
それをバリの山崎さんにお願いし、
奄美に来られる際に持ってきてもらったものであります。
大変な距離を一気に走ったサーフボードとなりました。
初乗りバックドア、
そして台風2号で波が上がり、
夢波と、
魔獣波に乗ったときに感じたことがある。
大切なことだ。
重要なことでもある。
今すぐ友人たちと会って、
気持ちを落ち着かせてこの話をしたい。
で、書きものをしている人生でもあるので、
ここに書いて良いか、
BLUE誌で書こうか、
いやNALU誌だ、
(マックスに翻訳してもらって)
サーファーズジャーナル誌かと、大いに悩んだ。
けれど、
これはこのNAKISURF内で公開すべきだとわかった。
なぜならいつどこで何度書いてもこの真意、
深意、心意は褪せることなく、
必要としている人の心に届くからだ。
その感じたこととは、
.
波乗りは悟りであり、慈悲でもある。
智慧から真理を論理的に構成し、
実存的な技術を高めることができれば、
波に乗ることで精神世界への門を示し、
欲望と煩悩を混ぜ合わせ、求心に達する。
.
波乗りは魂だと聞いて育ってきた。
その元々の種子を植えたのは、
当時の優れた書物だろう。
それが先輩たち、
さらに海へ行き、
波に乗るという経験という名の栄養で、
めでたく萌芽した言葉をここに。