こんにちは、
もう二月なんですね。
しかも22というゾロ目です。
こういう日は何かいいことが’ありそうです。
もう少しすると、水も大気もぬるんできます。
先が見えてきましたよ?。
俺はノースハワイから離れ、サンクレメンテにいるので、
サーフしたり、野球場でトレーニングしたりして過ごしています。
寒いと体が硬くなるから、軽く走ったりしてからストレッチと、
こういう用意をしていることがサーファーとしてうれしいのだと、
強く深く感じております。
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最近この年にして自発的に勉強をしている。
学生の頃は全く学びたがらなかったのに、
44才の今となって、学習欲があるのは、
もしかしたら俺が30年間くらい遅れているからだろうか?
と感じてしまう。
学生の頃は1年遅れるということは一大事で、
なんとか遅れないようにがんばってきたが、
こうなってみると、遅れていてもよかったのでは?
などと思えるようになるのだから時間、いや人生って不思議です。
こうなったら「國文科などに入学したい」という気持ちまであるが、
やはりそんな時間はどこにもあらず、
だから学生のときの勉強は大事だと今さらながら知った。
まあ、いつか元メジャーリーガーの桑田さんのように学生に戻っている自分もいるのかもしれません。
その文学勉強の中で、『尋』という文字に目がとまり、
それは「水をはかる単位」と知った。
「両手をひろげる」ということから『一尋』としたらしいが、
人の手の広さなので、それはまちまちであったという。
英語にもファゾム(fathom)という単位があり、
これが「尋」と全く同じ使い方で、主に水深を測るものであるようだ。
あまり聞かないが、俺たちサーファーにとっては
「水」と聞くだけで、引き込まれるのです。
屋久島に『千尋の滝」というそれは大きな滝があり、
これは花崗岩の一枚岩(写真左)が、
「1000人が手を合わせた大きさ」ということで名付けられたと聞いた。
奥多摩に百尋の滝、
そして三重の宮川村に六十尋の滝というのを発見した。
これらはそれぞれの高さの滝だと推測でき、
すばらしい単位なあ、とうなってしまった。
であれば、波の高さの単位として使用できないものか?
と頭をひねってみると、
日本式にフィートではなく、この尋が適正なのでは?
と確信するに至ったのです。
フィートを換算するときに
つい「尺( 約30.3cm)」としがちですが、
実際にフィートの高さで波を知るもの、伝えるのは、
6フィート=180cmではないことを実感している。
「今日の波の高さ、一尋」としてみたら日本ぽく馴染みやすくなりますが、
その一尋は、6フィートとなるのか、
またはハワイの6フィートは背丈ふたつ以上と2.5倍大きいのか、
または「六尺」のように180cmなのか、
これもきちんと整理解釈し、
消化することによって日本独自の波表記が生まれてくると思う。
だって、波情報とかで「腰から腹」とあるけど、
その違いたるやたった8cmですから、
それは膝か足首の違いよりも狭いので、
かなりいいかげんな測表記だと思う。
そこで、6尺を身長で分け、
膝、
もも、
腹、
胸、
首、
尋
という6サイズ表記はいかがなものかと思いついた。
そういえば先日キングギドラやゴジラ波という表現もしてみましたが、
かなり評判がいいです。
【俺たちが喰らったキングギドラ波の呼称提案】
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/9809
で、ゴジラ波、青田赤道波とその威力と破壊度によって、
波サイズ呼称を提案して、
盛り上がってみましたが、
破壊力のあるイナリーズ波以外はあまり使用しなくなってしまった。
普段の波のサイズはこの程度まで詳しくしてみてはいかがだろうか?
尋(頭)よりも大きいサイズは高さを組み合わせて、
尋ひざ(オーバーヘッド)
尋胸(ほぼダブル)
尋尋腹(ダブル半)
というので波高表記できると思うのですが、いかがでしょうか?
実際にはデジタル時代なので、波高は数字で
1.2m?1.7mとか、
2.2m?2.8m、最大3.2m
と表すのが一番なんでしょうが、
それも味気ないので、こんなことを考えてみました。
なみある?の浅野さんいかがでしょうか?
またはおおざっぱに「松、竹、梅」とかね。
「波どうよ??」
「うーん、梅だね」
「やばいよ松の特上だった!」
とやれば、日本ぽくて風流かもですね。
この話はこれでおしまいです。(笑)
□
夢の波で、俺は海中で息ができるようになっていました。
「これでD師範と一緒に大波サーフィンができる?」
と大喜びしながら夢の海でずっと泳いでいたのですが、
「変だぞ?」と目を覚ましてしまい、
起きたらやはりそんなことにはなってはおらず、
少しがっかりした朝です。
「水の中で呼吸できる」
というのは、
「空を飛べる」
と同じくらい多く夢で見ていますが、
こんな能力があったら、
もしキングギドラ波が来たら潜るか、飛ぶかして逃げられるようになるのだなあ、
と深く息を吐きました。
さあ、コーヒーを飲もうっと。
今日も、きっと昨日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
春は間近です。
ではまた明日も全力投球しましょうね!
PURE LIFE!
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