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NEW-ND1-Eの衝撃_5′4″x 18-7/8″x 2-3/8″_暑いぞ!『Z1サーフスーツ・スラントジップ』_(2500文字、短編です)

innerangel

こんにちは、2010年2月の最初の日をいかがお過ごしですか?

カリフォルニアはサンクレメンテを拠点にあっちにいったり、

こっちにいったりスーパーボールのように動いていますよ?。

今日はサーフボードの話から始まるのですが、

去年から打診してあったニューデザイン。

完全なるニューデザインというわけではなく、

ND9、NDRをベースにドックにお願いしていたのは、

「ボンザーシステムのボトムコンケイブをNDシリーズに施し、

さらにはテイルフォルムをスワロウやスクアッシュ、

ラウンド等の既存なものでないもの。

できたらスーパーカーみたくかっこよく」

という難題のようなもの、だった。

それに応えて、

「実験、ジッケンです」

とドッキーがボトムデザインの粋に応じ、

独自のツールと発想で製作してくれたのが

『NEW-ND1-E』です。

こういうのって、波乗りを始めてからいつも考えていて、

俺の夢だったんです。

いわゆる『ワンオフ』ですものね。

この『NEW-ND1-E』は、誕生時にスタッフブログでも

https://www.nakisurf.com/blog/staff/archives/7073

取り上げられていて、俺はノースハワイからそれを

「ウムム?」と見とれていたんです。

2010_Califonia_salt creek_V7496オフィスにで受け取り、

しばしの放心の後、Zパッドを貼り、また放心。

そしてクアッドセットアップということで、

RATIOのテスト版を取り付けました。

確かドルフィンというモデルだったけど、

少し小さく、丸みを持ったフォルムに惹かれた。

Z1サーフスーツの新作『スラントジップ」を着る。

ひさしぶりのフルスーツに体がプロテクトされた気となり、

なるほどサーフスーツというのは、いい名前だなと再び実感した。

2010_Califonia_salt creek_V7669

沖に出ると、こんな大きなペリカンが俺の上を通り過ぎていて、

Z1スーツのモチーフは”鳥”なので、

そんな偶然をこの写真から気づかされた。

一本目の波はバレルとなり、

踏み込むと加速するのを体現し、

沖でボトムをスリスリしながら初マンライにうっとりと目を細めていた。

また顔の黄色いペリカンが南に向かって至近距離を羽ばたかずに滑空していく。

カリフォルニアいいなあ。

ここに11年いたのがすごく昔に感じられる。

キリリと冷えた大気と海水に、

海草だらけの海に、頬をなでる乾いたサンタアナ風。

真っ赤な太陽を見上げる朝陽に世界平和を願っているのは、

よくある非営利団体の「hypocrisy(偽善、見せかけ)」

とは違う次元で自分のこころを感じるものだ。

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さて、2本目は『本日一番の波』

という定食屋さんの

『今日の日替わりスペシャル一名さま限り』

というようなすばらしい波だった。

柳瀬が400mm/F2.8というプロ顔負けのレンズを持っており、

それで撮っていただいたのが以下のシークエンス。

最後のトップターンのところで、

バッファ切れとなってしまったが、

この『NEW-ND1-E』の

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切り返しの軽さ、スムーズさ、

柔らかさ、早さ、速度、

全てにおいて超一流品だと認めてしまうようなボードデザインで、

乗ってすぐにこんなに的確にターンができるのはこの『NEW-ND1-E』だからだと、

胸の中でDOCに拍手を送っていた。

2010_California_Salt creek_V7759

「すぐにドッキー(DOC)に電話しなくっちゃ」

と、うれし驚きのファーストインプレッションとなりました。

こんな夢のような話もあるんですね。

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全てにありがとうございます。

そうだ、全てが新規格という『Z1サーフスーツ・スラントジップ』

のテストもしたのです。

えーと、この時俺は汗をかいています。

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「暑い暑い」と上がってきて、

メキシコ大ちゃんは同じ水温で震えていたので、

「えっ、寒いの?」と聞くと、

「船木さんは寒くないんですか?」

と言われたので、

そういう境遇の人にあまり暑いというのは得策ではないと思って黙っていたが、

こんなに暑いウエットは今まで着たことがないです。

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オーラファイバーの新作に、どんなに波を喰らっても首から水が進入しないという

特許出願中の「スラントジップ」の組み合わせはもう北海道はおろか、

今すぐ北欧に行って、

冬の『小さなバイキングビッケ』のビッケに着せてあげたい、

と感じたほど暖かく(暑い)です。

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なんだか複雑な作りだが、

これはウエットスーツ製作歴30年というIさんの知の結晶だそうで、

なるほど動きやすく、全く水が入ってきませんでした。

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これからのウエットスーツの評価は、

「暖かい」という項目の上に

「暑い」というのを入れるべきだと思いました。

カリフォルニアの現在の水温は茨城と同等でした。

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こうして裏地に滑り止めと、魂を入れる意味でシルクスクリーンを施しています。

ウエットスーツ製作歴30年の英知と、

なにもわかっていないワガママな俺のコラボレーションである『Z1スーツ』

を紹介してみました。

この寒い冬に暑いとはすごいなあ。

と『NEW-ND1-E』のお披露目デイにスーパーサーフスーツも着られて、

「サーフィングを続けていて良かったなあ」

と感じちゃいました。

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ペパーミントカフェの吉田さん、

御店のバッグが、カリフォルニアにやってきましたよ?!

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と大好きな井の頭公園横のカフェのバッグに東京を思いだしていました。

すばらしき日にありがとう。

カリフォルニアにありがとう。

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このソルトクリーク(ダナポイント)にもありがとう?♪

いつになっても新しいサーフボードに乗る日は興奮します。

前の日の夜は必ず眠れなくなるんですよ。

「どんな風に乗れるのかな?」

「ちゃんと乗れるのかな?」

と心配しながらまどろむのは至福のひとときです。

こんな子どもみたいな気持ちになれるのもサーフィングという遊びが楽しいからに他ならず、

そんなことをずっと続けてこられて幸せだと思っています。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

トップページが日替わりになったので、どうぞ見ていってくださいね。

https://www.nakisurf.com/index.html

ではまた明日?♪