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naki's blog

【金曜日の特大号】東京カルディ&ハガレ_土佐高知のナニ回想編_(3465文字)

東京で会食等があり、

サザエさんの街、

桜新町までやってきました。

大好きなカルディ、

桜新町店は巨大であります。

一階、

二階と見ていると、

アミューズメントパークに行った、

ファーマーズマーケットにいるかのような気持ちとなる。

その三階にあるハガレ。

大好きなお店のトップ5に入るほどで、

ここでは10種豆のサラダと、

ブラタチーズ、

レバームースを

1杯300円のグラスワイン(スパークリングもあり)でいただきました。

ああ至福。

そしてそこに見たのは、

朝陽と都会のコントラストでありました。

きれいでした。

朝陽の方向が、

昨日までいた千葉一宮海岸があるので、

あちらが海だともわかるのもうれしい。

キャッチサーフ・オーストラリアから届いた画像。

さすがサーフィン大国、

長短ボードが半々という比率にさすがだと感服仕った。

ラカ法王から届いた画像。

法王は明日から届く、

台風13号(レンレン)と、

15号(ファクサイ)のうねりに乗るために、

今日も屋根の上に登られて吹き付け塗装工をされるらしい。

お気をつけて。

台風だが、

レンレン単独であれば、

南西うねりがばっちり入っていただろうが、

ファクサイの南東うねりがじゃまをしているのか、

消滅した秋雨前線のせいなのか、

こちらの予想よりはるかに波高が小さい。

なかなかむずかしい。

【土佐高知回想編】

高知にエアポート・バンクという銘波があり、

そのパーフェクションは、

ナウファスの波高が0.3m、

つまり30cmあれば、

忘れられない50mもの波壁を得ることができる。

この周辺には2軒のうなぎ名店と、

ハイカラ・マコちゃん御用達の鳥焼屋さんがある。

例によって自炊を貫いたので、

そのどこにも行けなかったのだが、

マコちゃんに聞き込みをすると、

「鳥焼屋はですね、生ビールがジョッキで350円というハイカラ価格です」

そう力を込めて伝える良心的なお店だという。

「350円、ビールなの?」

そう問うと、

「発泡酒ではないです。高知のお店はそんなことをしません」

そうきっぱりと言っていた。

これは他県の欺瞞というか、

生ビール詐欺が横行しているからに他ならない。

ガシヤンに鰻屋さんのことを聞いてみると、

「有名です!」

そんな返事が返ってきた。

私は隣国のような国民を貫く全体主義は苦手で、

よって、

有名もそれに付いたような同様なものと認識している。

で、その鰻屋さんには行かなかったが、

「おいしいです」

そう聞こえてきたらわからなかったかもしれない。

とにかくこのエアポート・バンクは、

そのガシヤンとか、よっちゃん、

こうへいくんに宇賀くんたちが、

イキイキとしているブレイクでもありました。

これはブルードラゴンのライト。

5つものバンクのピークがあったが、

台風10号で刷新されて、

それは3つとなったようだ。

上の写真は、

ファーストピークの最終セクションで、

このピークを私たちは『パラソル前』と呼んでいた。

パラソル前がサイズダウンするとこんな波。

キャッチサーフの6フィートで滑り降りる快心。

パラソル前は、

ブレイク名なんだけど、

数人だけがそう呼ぶピークのことであります。

名の由来は、

シングルフィン山本さんが、

HRS山田さんと、

カズさん夫婦をお連れした際、

浜に残る奥さんのためにパラソルを立てた。

その前でサーフしていると、

それは良い波に乗ることができた。

で、試しにパラソルと、

数100m後方に橋桁があるのだけど、

その東側の縁を合わせると、

永遠に近いほど良い波に乗れるのでありました。

時間を知っておき、

サーフ後、

その良かった時間の潮位を見ると、

潮位70cmだった。

翌日、

70cm頃を狙っていくと、

波は少しサイズを上げていた。

波は良いのだが、

パラソルがないだけで、

あの極上ピークの位置がわからなくなっていた。

そこで、

一度上がり、

パラソルが立っていた場所を探し、

代用として竹を立てて復活させたのです。

そのパラソル風の竹竿屹立状態は旅後半まで続き、

テッペイさんと、

前出のマコちゃんの誕生会を浜で祝ったときもこのパラソル前でありました。

「いにしえの」

というのは、

古くからの時代という意味だが、

私にとってそんないにしえの波である。

何年もかけて心に残らないものがあれば、

数週間で忘れられない思い出になるものがある。

そのハイカラ・マコちゃん。

キャッチサーフの名作7フィートであります。

このベロンの下で、

しっかりとレイルセッティングできるサーファーは多くない。

マコちゃんは、

ナウファス博士で、

サッポロビール消費者かつ、

ミシンマスターで、

良きサーフ仲間のすばらしい人格です。

また一緒に良い波を乗りましょう!

なんと、

クリスチャン・フレッチャー。

いきなり来て、

この波に乗るのもワールドクラスのクリスチャンならではのエピソード。

彼がRVCAの世界ツアーでトーキョーにいたのは知っていた。

フォーちゃん(フォード・アーチボルド)

バリー大師(バリー・マッギー)

総帥(アレックス・ノスト)

ネイザン(ネイザン・ストローム)たちがやってきたので、

東京&湘南に行こうかと一瞬だけ思った。

けれど、

ブルードラゴンのあまりの波の良さにそんなことは打ち消し、

SNS等は見ないようにしていたら、

クリスチャンがブルードラゴンに法王と摂政と、

やんごとなきマイケル・アヴェドンを引き連れてきたのは今は昔。

なんでもクリスチャンの師匠であるNISIさんの生誕の地がここらしく、

その弔いにやってきたら波があったというのは、彼の運の良さ。

このように突然やってきたクリスチャン。

パラソル前で会ったときは驚きだった。

なぜなら私とクリスチャンは、

割と近所のつきあいで、

もっと書くと、

クリスチャンがティーン・エイジャーの頃から知っている。

30年も前の話だ。

で、

クリスチャン家に瀧朗が泊まりにくると、

お呼びがかかったり、

こちらが取材が入ると、

彼の家に行っていたが、

「最近ぱたりとお前を見なくなった不思議は、

ここにあるのか、

こんなにいい波のところにいたからだったのか」

そんなセリフと一緒に納得した顔で再会の握手をしたのだった。

クリスチャンと乗った波。

「日本の波はいいだろう!」

クリスチャンにそう自慢すると、

あまのじゃくの彼は、

波をけなすのかと思ったら、

心からこの波と、

土佐高知のすばらしさを称えてくれた。

このときクリスチャンは、

ティーンエイジャーのときのような顔をした。

忘れられない瞬間だった。

サーフィン歴2年とちょい。

流れにめげず、

勇気を持ってパドリングし続けたナッキー。

イズミくんがショアブレイクで、

沖に出るタイミングを教えてくれたり、

土佐高知サーファーの優しさを感じ、

サーフセッションの数々を昇華させていた。

土佐高知の食べものは絶品なんです。

ブルーベリーと杏。

バターと、

サンシャイン・オリビオで購入したパン。

中土佐、

SR500のパーフェクション。

「やはりナニはナニやね〜」

そう言って冨永のおばちゃんは、

新鮮なものをいただく健康と、

その幸せをずっと語ってくださるのでありました。

彼女は76歳なのに、

毎朝自転車でさーっとやってきて、

カシャっとそれを停めて、

畑で獲れた色々や、

大潮干潮で獲ったバケツ1杯の貝を持ってきてくれた。

冨永さんは、

目も耳も、

全てお達者で、

毎日釣りをして、

貝もタコも蟹も獲って、

いきいき百歳体操をして、

別荘の管理をし、

料理をして、

お酒をたっぷり飲んで、

お医者さんも驚くほど完全健康体なのは、

「やはりナニ(新鮮なもの)を食べているからやで〜」

そんな健康法を伺った。

このときは、

ナニはかんたんだなと思ったが、

こうして東京に出てくると、

ナニはナニでむずかしいと思いました。

(巻末リンク)

漁師のおじさんこと森田さん。

自給自足の生活をされていて、

こうして仕掛にかかった魚を届けてくれるので、

こちらはプレミアムモルツをお返しする。

そんな取引が成り立っていた。

海老

スズキ

ネイリ

クエ

ガシラ

オオモンハタ

カワハギ

ワカナ

平目

キス

コロダイ

イトヨリ

マダイ

チダイ

カイワリ

マゴチ

サバ

ヒョウゴ(ヘダイ)

ハマチ

タコ

アオリイカ

コウイカ

というのが、

このカタサバ先生のがしらハウス前で釣れたり、

獲れたりする。

日本のエーゲ海と言われるこの浦ノ内湾は、

魚影が豊富で、

桟橋の上から1〜2分海を見ていれば、

数百匹もの鯛やワカシ(ハマチの子)を見ることができる。

夢がかなった高知サバット。

車番7324をどうぞよろしくお願いします。

(もういませんけど)

【巻末リンク:ナニのことと、浦ノ内湾のこと】

台風8号波_ガシヤンのスキッパーフィッシュ初体験_新鮮なナニ_『RVCA WORLD TOUR TOKYO』のクリスチャン・フレッチャーとバリー・マッギー_(2032文字)

Happy Surfing!!