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naki's blog

【サーフィン研究所】伊豆の歴史_アポテオーシス・アンディ_(888文字)

伊豆で龍に乗った。

正確には、

「龍の背中に乗った」

という気持ちになった。

そんな神話的な気持ちになるときは、

必ず

「とんでもないほど良い波」だったり、

「すごい波」、

または、

「美しい波」

に乗ったときにそうなる。

伊豆半島の歴史は、

約2000万年前までたどられている。

海底火山から誕生した陸地が、

100万年ほど前に本州に衝突して、

現在のような半島の形になったとあった。

とすると、

その昔の伊豆は、島々だったのだ。

Makala Smith

.

伊豆半島の南側。

砂が白いのは、

海底に降り積もった火山灰や軽石で、

海が青いのは、

伊豆半島が、

元々は太平洋に浮いていた島々だったからという事実。

Hallie Rohr on

Catch Surf Odysea x Sierra Lerback Pro 8’

.

石廊崎の湾口部で、

水深はなんと2,500mにもなり、

なので、

キンメダイ等の深海魚が獲れる。

ここは、

東京の中心から170km程度の距離だが、

南の島気分となるのがうれしい。

Andy Nieblas

.

「神格化した」

サーフスタイルはもちろん、

アンディ・ニエブレスの生き方があまりにもすばらしいので、

“アポテオーシス(apotheosis)”という単語が降りてきた。

これは「神格化」と訳され、

または「神化」を現すもので、

全てがどこまでもすばらしいアンディには、

これほど的確な言葉はないように思えてきた。

ヘイリー・ローは、

とても控えめでおとなしい手芸ガールだが、

波に乗っても静かに、

けれどこんなハングテンをさらりとやってのける。

私は今までこういう極みグライドは、

「熱くならないとできない」

ものであったが、

ヘイリーが「熱くならなくてもできるのよ」

そんなことを語っているように思えた日。

【おまけ】

北東風が強く、

台風からの南東うねりが残っていたので、

新しいサーフ・ブレイクを探しに行くと、

こんなレフトを発見した。

この北東風を弱め、

オフショア系として、

サイズがこの3倍上がれば、

岩場から離れ、

かなりパワフルなスーパーレフトになるのだろう。

いつかの機会に!

Happy Surfing!!