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naki's blog

【サーフィン研究所】日本の対岸、対をなす竜の向き_タイラー・ウォーレンとの昨夜_スカイ アンド シー・ムロト_NAKISURFカレンダー_(2019文字)

San Onofre, California

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そらの雲に龍、

竜の姿が浮かび上がっていたのを撮ったものだ。

これはサンオノフレの雲竜群だが、

「顔の向きが日本と反対だ」

そう気づいた。

その瞬間にタイラーからSMSがピコリと届いた。

「Surfed todos today」

これは、

「今日、トドス・サントス(メキシコ)で、サーフィンをした」

と理解した。

トドスは、

バハ・カリフォリニア(メキシコ)にある大波スポットだ。

それは沖の島だか、岩の根に大きな波が立ちのぼる。

まさかこんな日にタイラーがサーフしたとは思わないが、

トドスは、

オーバー・ヘッド程度でもブレイク(波が崩れること)しているらしく、

「写真ありますか?」

とせがむと、

「写真は、これしかないデス」

そんな文体の、

大波小波のトドス・サントス付近から撮ったものがやってきて、

「Fun drops good to feel the speedd」

「テイクオフが楽しかったし、

なんと言ってもスピードを感じられるのが良かったね」

そんなことだった。

で、

最後のddは、

強いターンのことを言っているのではないか?

そんなことに気づいた。

サーファー言語かもしれない。

なぜならば、

サーフィンのたいていは、

スピードの後に接着(ターン)があり、

その接着を文字2つで表現していると読むべきか、

はては、

ただの押し間違いではないかと思うのだが、

単純にそう思えないのは、

いままでもタイラーは、

こんな造語を作って使っていたからだ。

(または誰かが作ったもの)

「サーフィンしている?」

「しているよ。しかもたっぷりと」

「Nice!!」

ナイス!!と感嘆符二つで、

クラシックな返信は、

タイラーの親友のクリスチャン・ワックの返信にも良く見られる。

ふたりの言い回しである。

うれしくなって、これを送った。

すかさず、

「ほぼ(ハング)テンだ!」

「トリムラインがすごい!」

そんなことを寄せてくれつつ、

こんなスノーボードの写真が送られてきた

クリスマスのとき、

「スロープに向かっている」

と言っていたので、

山の斜面だろうと見当を付けていた。

彼のアートも届いた。

「まだ未完成だけどね」

「いいよ〜。やっぱり構図がいい」

「同じく、アリッサとスコットのもまだなんだよ」

そこには若き日のアロハ・スコットがいて、

そしてアリッサも同じように当時のスイムウェアで完璧に舵をとっていた。

夢の時間。

夢の向こう側の時間。

毎年恒例となった両界歌合戦があり、

広報部として接したのだが、

『サバ手の折れたホーオー』

そのイメージが頭から離れず、

サバ手がより深い意味というか、

磁気を帯びている。

「ハイカラMさんが通る」

波を良く見ると、

ハウス・ゼリエースで作ったかのようだが、

それは止まっているからで、

映像だとこうはなかなか見えない。

この秒先の波を待つハイカラMくんがいて、

これを見ている私であり、

読者たちということになる。

足摺岬には金剛福寺、

それと対を成すように金剛頂寺が室戸岬に建立されている。

「陰と陽であり、

または天という縁起で結ばれているのですね」

という話をタキビ神としていた。

空海のことを知ろうとすればするほど、

広大すぎてすぐに迷ってしまうし、

けれど、

身近に教えもたくさんあって、

空海に縁がある地で、

そんないろいろを考えてみることは悪くない。

ちなみにタキビ神は、

上の画像に

『銀河鉄道年末特別30両編成🙌🙌🙌』」

と寄せてくれました。

もうすぐ開業する『スカイ アンド シー・ムロト』。

暖簾が届きました。

元々ここは蔵付きの古民家で、

新しいスタイルの旅館業として河合和尚が長いときを費やしている。

ここではエア・キッチンをやります。

しかも女性のトラベラー目線で、

おいしいもの研究家『有元くるみさん』

がプロデュースしたエア・キッチン。

室戸岬に流れ込む黒潮によって、

高知でも温暖な地として知られています。

西山大地や、

吉良川という広大な農地があり、

その土と陽、雨と風に恵まれた野菜と果物の産地でもあります。

それらをたっぷりと使った

『コールド・プレス』から始まる健康的な朝食だとか。

そんなことあんなこと。

全てをかなえるべく、

河合さんの夢は続いていきます。

キッチン担当のめぐみちゃんも見えます。

Bonzerの広告。

1971年はこんな時代だったのだろう。

令和元年の瀬には、

森ヤンにカレンダーが届いて、

森ヤンが住む大岐の浜。

その波写真に感じ入ってくれた。

ショア整骨院のナオキくんにも届いたり、

他にも屋久島のカタヤンとか、

壱岐のYUJISEAさんとか、

トロピカル松村さんとか、

サーファーズのナルちゃん、

ヘア・カリフォルニアのカルちゃん、

関口歯科のニナ先生にも、

瀧朗にも法王にも、

京都酒蔵館の旦那にも南房総のエリカさまに、

あの人この人、

たくさん届いたと連絡が来ています。

【サーフィン研究所】補陀楽サーフ利休_読み解いてみたいカレンダーとは_タイラー・ウォーレンOne Off到着!_(2790文字)

ありがとうございます。

2020年もどうぞよろしくお願いします。

Happy Surfing!!