Bonzer 1971 / 6’3″
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こちらは爆弾低気圧が今まさに過ぎようとしている。
いつかも書いたけど、
こういう気象の極みは妖物だと感じる。
(巻末リンクしました)
5日前の高知新聞の夕刊、
1面にこんな記事があった。
(翌々日朝刊にも)
サラさんとは、
ブルードラゴンと、
タヌ・ビーチの波周りでお会いしたことがある。
日本のサーファーにはめずらしく笑顔でサーフしていたので、
話しかけると、
少し日本語がたどたどしかった。
聞いてみると、
ロス・アンジェルスのサウスベイ出身だという。
サウス・ベイ!
私はサンクレメンテということになって、
サラさんと長女カイラが同じ歳なのということもあり、
話がはずんだ。
聡明である。
世界のサーフィンを知っている。
私は競技賞賛主義者ではないが、
彼女のような公平で、
オープンマインドのサーファーにオリンピックで活躍してもらいたい。
サーフィンには、
このすばらしさを語る人が必要であります。
昨日、
コビー・ブライアントが亡くなってしまった。
享年41歳だという。
それこそ昨日書いた歌詞ではないが、
「何もかもなくなる」
そんな無情を感じた日だった。
□
タヌくんから電話がかかってきた。
「もしもし」
はいはい、元気?
やってますよ。鵠沼とかでサーフしているんだよ。
すごいね。鵠沼でお気に入りスポットはどこ?
うーん、そうだね。江の島のマックかなぁ。
マック?マクドナルド?
うんそれ。
へー。
あのさ、このあいだホーオーパンダ読んだよ。
(ホーオーパンナについては、巻末にリンクがございます)
お、ありがとう。
でもさ、歌詞が変だから指摘しようかと思って電話したんだよ。
でも変でも俺の詞じゃないから直せないよ。
もっと言うとパンダじゃなくてパンナだよ。
ほんま?じゃあ誰が書いたの?
ドラグラ・ケイスケだよ。
知っていますよ。その人沖縄にいたよ。
さすがだね。千と千尋の主題歌で、タキビシ経由で知り合って、
高レベルのウナクネだよ。あ、今はドラグラだね。
へー。アキくんの友だちでしょ。
そうそう。さすが。
タローですよ。ジローです、ケントです。
おお、ラカ・ブラザーズ!
彼らは両界歌合戦にも出場しているんだよ。
知ってますよ。楽屋で会いました。
そうだったのか!(タキビシのマネで)
とにかく、その歌詞の欠点はさ
はいはい
「たとえサバの手が折れちゃっても」というところが変だよ
そうかなぁ?
そうですよ。サバの手がまずわからないよ。
そうか、サバ手の折れたホーオーも知らないんだね
何それ、中村あゆみ?
それそれ、そのバラードバージョンを法王が大トリで歌ったでしょ?
ぼく、あの日は自分の番が終わったら帰っちゃったからさ。
そうなんだ。とにかくそれで歌ったんだよ。
そのサバ手の歌?
そう。
だからサバ手って何なのですか?
“純粋な心”という意味だよ。
そうでしたか!だから「君はサバ手だどこまでも」という歌詞が機能するんだね。
そうです。さすがIQ38だ!
了解両界またね。ありがとうね〜。
またね〜
ガシャリ
【巻末リンク:低気圧は妖物!?】
【指摘された歌詞ポスト】
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】バレル・ライド研究[ウエッジ編]_ホーオーパンナとラカ法王のマーチ_(2395文字)
Happy Surfing!!
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