波に乗っているときに飛ぶような感覚となった。
この感覚をどのように伝えようか、
ずっと考えていた日だった。
海があり、
大地がある。
海のためには山です。
そう言って、
林業に入ったポイくんとか、
学くんたちの顔が浮かんだ。
月があって、
宇宙があってということか。
一昨日ここで、
「2600年も死生感が変わっていない」
そんなようなことを書いた。
すると、
タキビ神からこんなメッセージが届いた。
「かなりわかりました。
生があるから死があります。
始まりがあれば終わりがあります。
また、
終わりがあれば始まりもあるので、
それは、
永劫に続く輪廻ということがわかりました。
ただ、宇宙の始まりと、
無の世界の謎がどうしても解けないです。
🙏🙏🙏」
「宇宙の始まりの謎」
そんなことを考えていた。
ものすごい雨が降った。
ダムが放流したかはわからないが、
海が真っ茶色だという。
ちょうどハイカラMから連絡があり、
やはり真っ茶色だということと、
爆弾低気圧の猛威で、
「(ウナギの稚魚を漁師の)
ブルーシート小屋の大半が消失しました」
そう言っていた。
この漁師たちのほとんどは、
自分たちの命である漁場、
つまり海や川にゴミを捨てる。
100人くらいはいるらしく、
満潮、
または大雨となるまでは、
弁当や飲料、
お菓子やタバコ、酒類が散乱し、
まるで閉場後の競馬場のようである。
ビーチクリーンというのが、
まだなかった時代のようにたくさんのゴミを日々出している。
さらには、
暖を取るために車バッテリーを小屋に持ち込み、
漁期が終わればそれらを(小屋も)そのままそこに放置していくという。
それだけではなく、
瓶を投げて割り、
釘まで振りまいてサーファーたちに嫌がらせをしているという。
数年前に誰かが文句を言ったら、
漁師つながりで、
違う道の人を連れて来て、
しこたま仕返しと、脅かされたという。
昔なら聞いたような話だが、
2020年の今、
まだこんなことになっているのかと、
お正月に海を見に行って思い知らされたウナギ漁である。
それからばと、
個人的にウナギを食べるのをボイコットしている。
こんなことをしてウナギの稚魚を獲り、
それを養殖してまで食べるものなんかいらない。
だから天然がえらく、
そしておいしいのだとわかった。
嫌な気持ちとなったので、
そのカウンターとして、
違うことに思考を切り替えた。
かんたん大師である二郎くんの、
4歳の時の画像をいただいた。
8歳児は、
今から3〜4年前はこんなにも幼児だった。
二郎くんは、
小学校1年生のとき、
七夕のたんざくに
「プロサーフィンのせんしゅ」と書きました。
これを見てじわりとしてしまった。
二郎くんの近所にオリンピックもやってくる。
彼たちにとって、
とてもエキサイティングなことだろう。
瀧朗が言っていたことを思いだした。
「元日の、千葉県大原市の自宅で、
コタツに並べたお年玉の袋を視界に入れつつ、
母の作った北海道ラーメンを食べる太郎くんと二郎くんがいて、
その深層心理で、
煮卵と手作りチャーシューが、
お年玉と明星チャルメラがどのように関連付いたのか。
その速度と浸透度を掘り下げた個展を開催したいです。
ですが、
二週間前に掲載された朝日新聞の記事によると、
渋谷が池袋化してしまい、
この事象はすでにメタとなってしまいました。
朝日と言えばドラえもんです。
いわゆるレフト・ウイングです。
保守を演じつつ、
右の翼をちらつかせるのは読売で、
あちらはポケモン派です。
というようなことであり、
ちょっとした記憶なので、
伝言ゲームのようにところどころ変わってしまっているが、
それでもわかりづらかった。
だが、
瀧朗の言うように、
意識の階層化というか、
それぞれの認識に準ずるといった原則もはやない。
昭和40年代流に言えば、
「無い」であり、
世代的に無理矢理漢字を使ってしまうのは、
「変換」という便利機能がなかったので、
漢字を多く使える人が頭脳明晰と信じられていた。
辞書。
そして分厚い文芸書がえらかった。
ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』
などが本棚に入った人を見ると、
それだけで頭が良いように見えてしまった世代だった。
さらに1世代上の人となると、
カミュであり、
アンドレ・ブルトンのナジャなどは、
読めないのに持って歩いていたと聞いた。
とにかく、
やたら漢字を使うのは、
道路工事文体に代表される暴速族系であり、
いまだに宇佐大橋で空ぶかしをしてうるさい。
江の島も同様だろうか。
Catch Surf ODYSEA Skipper Fish 6’0″
Nakisurf Original Fin
.
話が逸れた。
その道路工事文体派は、
「ございます」
「ぜひ」
「ありがとう」
まで漢字にしてしまう。
いわゆる当て字である。
「ぜひ」とひらがなで勧める場合は副詞となり、
この場合は、『是が非でも』と混同するので、
平仮名が正しいのですと習った。
(巻末リンク)
大手メディアはこれに沿っているが、
地方新聞となると、
この規はじつにあいまいである。
そろそろ終わりにするが、
「よろしく」を夜露死苦としたのは、
やりすぎに感じるのは、
字画の多さに加えて、
暗黒面の示唆が、
当てた字によって露骨だからだろうか。
「法王が辞書に掲載されています!!」
そんな題名で送ってきてくれたのは、
静岡県のJYさん。
「法王=辞書」
当たり前なのでは?
そう思いつつ見てみると、
なんと!
こんなことになっていて、
「(ホフワウ)というのが誤字かと思い指摘すると、
そうでないらしい。
ホフワウという言葉をいつか使ってみたい。
良く晴れた。
食料がないので、
波に乗って、
買い出しをしに行き、
サーフ小説の続きを書こう。
□
【巻末リンク:ぜひは漢字?】
サーファー言葉の勉強_伝説の写真家の横山泰介さん個展が鎌倉極楽寺で_「ゆる波乗り系マニア」から初乗り感動編_(2509文字)
Happy Surfing!!
◎