重い波に乗りたい。
風に進路を阻まれたい。
息が続かないほど波に沈められたい。
そして、
飛び落ちるような斜面を滑りたい。
全て本当のことであり、
こういう波を見ると、
いやこの波を前にして自分がどう思うのかについてを考えていた。
もっと鍛えないと。
心も体も、そして意識も。
ということで黒潮町に向けてドライブしている。
一般道だけで行くとすると、
室戸岬から5時間、
青龍寺からは3時間の距離。
たっぷりとサーフして、
マルヤに落ち着くぞ。
トンペイチーズと、
グレンモーレッジだろうか。
昨日も書いたが、
スノームーンという名の満月が上がり、
月が海面に当たる光彩が虹色ぽいとカメラを向けた。
現在月が昇る位置よりも西で上がった太陽。
ここは青龍寺奥の院の裏に当たる地なのだが、
青龍=ブルー・ドラゴンと名前の通り、
やたらと竜が現れる。
地名も『竜』だし、
航空図もそうなのだから当然と言えばそうだ。
今朝も雲の中に東向きの彩雲に乗って竜が出てきて、
青龍寺を守護していた。
こんなことがわかるのも、
空海のことを知ったおかげであり、
それを教えてくれた永原レキくんがいて、
室戸岬のみくろどがあり、
そこでは朝日が明星であると感得させられて、
そしてここガシラハウスの奇縁をつないでくれたカタサバ先生と、
その親友であるスカイアンドシー・ムロトの河合館長。
それぞれがいろいろをつなぐ線であったり、
点となった友人たちの顔を思い浮かべた鮮やかな龍だった。
The Blue Dragon Swells
.
山形弁で
「おっ、ホーオー!
ついに食べに来たよ〜!噂の串焼き焼いてくれな」
「はい、キヨシさん!」
そんな文体でビートきよしさんが、
法王が立ち上げた串焼き屋さんに現れた。
湘南台の駅前である。
なんでも清原さんもやってきて、
「法王の焼いたものを食べると、自制不可能になる」
そう言っていましたと、
法王を補佐する三蔵瀧朗が、
オーストラリア行きの準備をしながら教えてくれた。
ちなみに瀧朗の役職は法王に対して、
摂政、
または目代(もくだい)、眼代(がんだい)。
これらは平安時代からあった役職であり、
摂政は聖徳太子であり、
君主を支える立場であり、
もっと書くと君主主義、
ギリシア語の「モナルケスmonarches」だ。
キヨシさんと言えば、
ビートたけしさんの相棒であり、
当時はうなずくだけの役というのを自虐して、
島田洋八さん(B&B)、
松本竜介さん(紳助・竜介)とで『うなずきトリオ』を結成し、
大瀧詠一さん作詞作曲(編曲も)で、
トリオ結成記念の名曲が完成した。
これは本日の建国記念日ではないが、
1982年の元日に発売されたというのは、
建国の際=神武天皇の即位のように感じられる。
(建国記念日は、紀元前660年の旧正月から設定されたと言われている)
話を戻すと、
このうなずきトリオの記憶は、
38年も前=とは思えないほど鮮明にある。
しかも「ウ〜ナ〜ウ〜ナ〜ウナウナナ♪」
と唄っているのだから、
私たちドラゴン・グライド・プロダクションの前身である、
ウナギ・クネクネと連想され、
大瀧さんをしても相変わらず秀逸であり、
大師匠であり、divine(神化)でありました。
ちなみにこのB面は、
「B面でうなずいて」
天国にいる大瀧さんに最敬礼。
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Happy Surfing!!
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