サーフィンから宇宙の神秘を感じた。
そして友人の*笑顔を信仰の対象にし、
(*ちょうど本日がその記念日。4年前。
ワンタン麺が動機だとは、あまり知られていない:巻末リンク参照)
真理を、
そして宇宙の深奥(しんおう)に入ろうと決意した。
奄美大島からではあるが、
土佐高知、
室戸岬の朝陽をポストしたのは理由がある。
室戸岬は左手に朝陽が登り、
右手に夕陽が沈む。
当たり前のことだが、
これが双方、
水平線で起きるようなことは、
真南、
真北に岬が長く突き出てなくはらならず、
または船乗りでもない限り珍しいことだ。
朝に感謝し、
陽が沈むことに畏怖して祈る。
そんな始祖というか、
原始の気持ちとなる。
室戸岬は古来より、
人が住んだことがなく、
*最近になってようやく車が走ることができる道が作られた。
*1927(昭和2年)
空海のいた1200年前までは、
鬼の国として知られていた険しい土地でもある。
このように地形上では険しい土地だが、
すぐ目の前が深海となるので、
深海魚のキンメダイの漁場も近い。
底釣り好きな師なら知るだろうが、
キンメダイは、
水深200~800m!の大陸棚の縁に生息している。
深海は目の前と聞いたので、
「陸釣りできるほど近いんだよね」
そうシェフのタケちゃんに聞くと、
何も答えずに苦笑していた。
どうやらそんな近くではないらしい。(笑)
さて、
何度かお伝えしていますが、
その室戸岬にドラグラ和尚の河合さんが、
空海をモチーフにした
全室個室の古民家風ゲストハウスをオープンさせました。
(巻末リンク*2を参照ください)
で、
このコロナ禍である。
藤井棋士ではないが、
次の一手は、
敷地内にある明治からの蔵を使って、
「貸し切りラウンジ」となった。
夫婦、
カップル、
友人だけで、
この空海が開眼した地で、
しっとりとした良質な時間が過ごせるように、
河合さんチームが、
ついに『スカシー蔵ラウンジ®』を完成させたのです。
これはその記念ポストです。
蔵ラウンジ
おいしいもの研究所
そんな飛車角を持つ、
スカイアンドシー・ムロトをどうぞよろしくお願いします。
リンクはこちらです↓
さて、
奄美大島に戻る。
緑くんが、
それはクラシックなトライフィンでサーフしていた。
かっこいい。
元々オンフィンだったので、
下手をすると、
1970年代のものだとわかる。
元祖なすがままネコのマヤではなく、
パンダのお母さんのミーが、
ミリに連れられているところを撮ってみた。
ミーが助けを求めているような気もするし、
猫写真家の岩合光昭さんはこれをどう評価するか気になった。
『CAN.NEN SURF』
奄美大島唯一のプロストア
『キャンネンサーフ2021』外観だ。
碇山勇生くんの魂と、
ライフスタイルが詰まった見事なお店である。
島北部、
空港からおよそ18分の距離であり、
さらに気が良い場所に移転して新装開店した。
そのピアヒや奄美の大波に乗るガンも展示され、
さらにはキャッチサーフも扱ってくれていて、
ハイエンドから、
ビッグウエーブ、
ハッピーサーフまで本格的な店だとわかる。
勇生くんは、
みなさんもご存じのように、
奄美大島出身のグレイトサーファーだ。
大波乗りが高じて、
ハワイのジョーズ=ピアヒでもその名を知られるグレイトサーファーで、
パタゴニアが彼のことをサポートしていることでも知られている。
大波のみでなく、
小波でもテイルを抜いてエアするし、
島で最も強烈なBパス波では、
5体バラバラになるようなバレルに入り込み、
みんなのドギモを抜く。
そして、
彼は島を、
海を愛する優しいこころを持つ人でもある。
前出したが、
このコロナ禍である。
私の滞在が14日を越えたので、
勇生くんと会ってきた。
島のこと、
波のこと、
透明な瞳を持つ彼と数時間話すと、
私のこころは燃えるようになった。
きっと彼の気持ちが乗り移ったのだろう。
話は変わる。
これは昨日の3ラウンド目の波だ。
前出した勇生くんと同じく島のジェダイ・マスターであるダイチ、
牧野大智くんがここでひとりサーフしていた。
名前がまだ付いていないが、
岩の前で波が割れるので、
『アンギラス(仮名)』
そう名付けてみた。
Anguirus(暴竜、暴龍)
©東宝ゴジラ映画シリーズ
.
アンキロサウルスもそうだが、
この岩のゴツゴツは、
日本の奇岩だと紹介されるだけあり、
そんな東宝映画の怪獣の墓場にリーフが棲息したかのようでもある。
ちょうどアンギラスの体長60mだとあったので、
やはり同サイズのリーフでもある。
Daichi Makino
at The Anguirus
.
奄美大島に隠棲しているジェダイの一人、
ダイチは、
島出身の3人目(テッタ、ユウセイの次)のプロサーファーであり、
その武器は卓越した淀みのないチューブライドだ。
私は、
彼の指導をあおぐべく、
ご覧のように水深0cmという波に向かった。
フィンがひっかかりそうだが、
波の高さが深みになると理解していただけたらいいだろう。
これが私の1本目の波だが、
本当に岩の前でブレイクしたので笑ってしまった。
なぜ笑うかはわからないが、
あまりの危機に笑うしかなかったのだろう。(笑)
誰かわからないが、
これは私だ。
きれいにバレルに収まっても、
フォームボールでボードが進まない。
ミリ単位のバレルラインが求められた。
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VT
.
でもなんとか乗ることができ、
さまざまなジェダイ技を伝授してくれたダイチに感謝した。
これはセカンドセクションで、
少しビハインドだと思ってコミットメントできなかったが、
ジェダイなら喜んでバレルセットするという。
世の中は広い。
こんな波があって、
それを静かに、
確かにメイクする師範ダイチさまに感動した日でもあった。
これは本日。
あまり波情報は好きではないが、
気象予報によると、
アンギラスは9時過ぎに風がオフショアに変わるとあった。
またあそこでできるのかな?
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【巻末リンク:ワンタン麺からの入門、信奉】
【巻末リンク*2:スカシー自慢の空海の間】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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