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【サーフィン研究所】龍雲と法王とクリスチャン・フレッチャー_泰介さんとサーファーズ岬とタッドさん_(1296文字)

うねりは小さく、

日々の例によって、

逗子のサーファーズ岬でサーフしていると、

夜明け前の龍雲が出た。

これは吉兆だと鎌倉のしげるくんが言っていて、

彼はこれに似た形の彩雲を送ってきてくれた。

これがサーファーズ岬。

いわゆる霊崎である。

昔は龍頭のようだったとも聞いた。

パドルアウトすると、

いつもここで手を合わせる。

波乗りの無事を祈るのだが、

ついでに人生にも祈る。

法王にも祈る。

この日は法王写真だけで1000枚くらいあり、

摂政瀧郎に送ろうと思ったが、

昨日書いたように彼は、

サンクレメンテにいるのでやめておいた。

Christian Fletcher 2021 April

Photo by Takiro

.

彼の悪友であるように見えるが、

それは見てくれだけで、

じつは仁義も情けもあるクリスチャン・フレッチャー。

(巻末リンク1、*2を参照ください)

サーファーズ岬は、

ウエストサイドとイーストがあるが、

こちらはウエストサイドのきんちゃん、

郁夫さんとシゲ。

シゲはなつかしい。

彼が15歳ごろから知っているので、

あれからすでに36年間の月日が経つのだと知って呆然とした。

でも何も変わっていないのがうれしかった。

いつまでもハッピー・サーフィンを続けよう!

そんなことを言ってお別れした。

お別れした後はイーストサイドへ行く。

イーストは、

国道134号線に面していて、

サーファーズがそびえている。

だからサーファーズ岬という。

この日は横山泰介さんと、

タッドさんとご一緒させていただいた。

タッドさんは、

77歳になられる高名なるギタリストで、

彼から聞く細野晴臣さん話とか、

ムッシュかまやつさん、

はっぴいえんどのことなどは、

リアルタイム&当事者のすごさがあった。

そんなことをうかがっていると、

グラスが陽光を分散させ、

こんなスペクトルを見せた。

サーファーズ主宰のナルちゃん。

「いいよ、おいでよ。カモン!」

いつもそう言ってくれる。

泰介さんに再会できて、

スパークリング・ワインは輝き、

陽は江ノ島の向こうに落ちていった。

タキビパレスは、

こうやってタッドさん時代のことを記した蔵書がたくさんあり、

私はここでいつまでも文字をたぐっている。

タキビ神が焙煎した渾身の炭火コーヒーをいただくと、

なんとも芳醇だったので、

聞いてみると、

なんと「イルガチェフェのG1」だと言う。

コーヒーの風味というのは、

すごい世界があると感じ入った。

同じく焦がしケセディーヤもいただいた。

最近タコスだろうが、

ブリトー、

そしてこのケセディーヤまでもが

「トルティーヤ」という単語にすり替わっている。

トルティーヤというのは、

「餃子の皮」と同じなので、

もし、

「餃子の皮」というメニューがあっても誰も注文しないだろう。

だけど、

多勢に無勢、

日本は全てひっくるめて「トルティーヤ」となってしまっているようだ。

名前は、

もう少し詳細に入るべきだと感じた月曜日の朝。

【巻末リンク:クリスチャン・フレッチャーの仁義とは?】

魔界皇帝のシンジツ_クリスチャン・フレッチャー_ハッピーサーフと波乗りの真実を_(2452文字)

【巻末リンク*2:法王とクリスチャンとサーファーズ岬】

【サーフィン研究所】方丈記のDFW&クリスチャン・フレッチャー_(1495文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!