Catch Surf ®ODYSEA X Nakisurf 7’6″
Original Twin Fin
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千葉北は、
低気圧が通過したのにかかわらず、
波が上がらなかったので、
2+1のシングルを廃止してツイン使いとしてみた。
このサイズでツイン仕様とすると、
まるで大排気量の単車のようにトルクが増大した。
また加重に際して鋭敏になったので、
ショートボードのような感覚で扱えた。
これは大発見だと、
いつものように満足してNAKISURFにやってくると、
快晴とまではいかないがふわりと晴れてきた。
悪くない週末の始まりだろう。
これは昨日。
JRと東京メトロと乗り継いで渋谷から原宿、
千駄ヶ谷、明治神宮、新宿を見た画がこれだ。
27階の高さというのは、
きっと鳥の目より高いだろうねと、
しばし見とれているとジャイアンの携帯が鳴った。
今回の渋谷は、
サーフ業界の重要な位置を担うS氏の元でさまざまな話し合いを持ちたいと、
ジャイアンが計らってくれた。
そしてそれから何時間もの議論が交わされ、
ミーティングは、
何しろものすごいことになりそうだと予感を生んだ。
新橋まで早い夕食をしましょうということになった。
11階の宇宙ローソン前でS氏とジャイアンは記念撮影をし、
そのまま地下鉄銀座線へ。
文字通り地下鉄だが、
地上3階にホームがあるのがおもしろかった。
「14分で着きます」
S氏のおかげで私は迷わずに新しい銀座線ホームから乗り込むことができた。
虎ノ門(とらのもん)と聞くと、
幼少時のアニーが、
「虎のモンキーって、なんだか変な名前ね」
と発言したことがわすれられない。
(巻末リンク*2を参照ください)
こちらは虎色のラッコTがあったので、
ラッコ好きのタキローにプレゼントしたかったが、
子どもサイズのみの展開だった。
名店カルディの新橋店に敬礼しつつ通り過ぎる。
なぜなら私はカルディの大ファンだからだ。
「5億円当てて人生ひっくり返します」
人生の切り札となるかもしれないクジを購入するジャイアン。
「5億円分のくじを買えば、5億円当たるものでしょうか?」
そんなむずかしい質問をS氏にぶつけてみると、
「さあ、どうでしょうかね」
そう返してくれた。
ちなみにこの側面にあるPCR検査に人々は行列をしていた。
ややあって、
以前種市さんが中目黒で連れていってくれた
『オニヤンマ』の新橋店内に全員が吸い込まれそうになるが、
ジャイアンは、
『初志貫徹しましょうよ!」
と決意固く平木商店までやってきた。
緊急事態でお店は閑古鳥であり、
禁酒法が施行されている江戸の夜は閑散としていたが、
私たちはすばらしい夜となった。
帰りはやはりオニヤンマに吸い込まれて、
私たちはオロシうどん並盛330円にすだちと甘い醤油をかけて呑み込むように食べた。
ジャイアンは、
「ほんとおいしいです!讃岐うどんですよね」
「粉は香川から取り寄せているらしいよ」
「じゃあサヌキですよ」
「でもおいしすぎるから何かひねっているよね」
「そうですよね。そうでなければこんなうまいわけないっすよね」
私たちはそんなことを言いながら、
JR新橋駅地下2階の横須賀線ホームに降り立ち、
それぞれの方向に電車を乗って家路に急ぐのだった。
良い日が終わろうとしていた。
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【巻末リンク:76スペシャル序】
【サーフィン研究所特大号】タイラー・ウォーレンの理想ボードとは?_NAKISURF別注7’6″世界唯一2+1ハイスペックのご紹介!!_(3212文字)
【巻末リンク*2:虎のモンキー】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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