自然のもので、
人をくつろがせたり、
よろこばせたり、
血をわきたたせつつ、
宇宙の広大さをも感じさせ、
その記憶がずっと消えないものはあるのだろうか?
そんなことを考えていたら、
それは波乗りだと気がついた。
この画は、
遠くに波がブレイクしていたのが見えたので、
カメラ片手に海沿いの松原を歩いていくことにした。
すると、
こんな超が付くほどのパーフェクションがあった。
このサーファーたちは、
初級者のようで、
彼らは泡波に向かうことで今日の達成があり、
この波が最上級であることすらわからないようだった。
私はすぐにサーフボードを取りに車に戻ったことは、
ここに書くまでもないだろう。
先日のことだが、
スマイリー・グリズリーこと伊藤くんが、
「今日は小学校の課外授業で、
サーフィンの先生をするんです」
そんなことを言っていて、
後で聞くと、
この課外授業は毎年行われていて、
年長の6年生が参加するという。
学校行事なので午前中全部を使って、
さらに一週間前は、
この日のためにプールでパドリング等の練習があり、
そして海で本当のサーフィンという流れだという。
高知新聞より
.
趣旨は、
わが町には、
近隣の人はもちろん、
遠く他県からもサーフィンを楽しみに来る人がたくさんいる。
(私もそうです)
そして、
将来はきっと多くの児童たちが他県へと移住していくので、
そのときに自分の育った町のすばらしさを、
この美しい砂浜美術館波によって思いだして欲しい。
または他県でサーフィンをしたときに、
故郷のすばらしさを思いだしてほしいと、
「ふるさと・キャリア教育」
として、
この黒潮町の三浦小学校が3年前に始めたのだという。
写真には映っていないが、
スマイリー・グリズリーが、
ニコニコと子どもたちに教えたサーフィンは、
それぞれが一生忘れないだろうと思うと、
視界がうっすらとにじんでしまった。
ハッピーサーフィンを胸に秘める子どもたち。(涙)
【おまけ】
コジマ総料理長から、
「ラッコって、高級食材ばかりが好きなんだね」
そんなメッセージをいただいた。
私たちのラッコ法王はおいしいものが大好きだが、
高級食材ばかりというわけではないので、
「もしかしたら法王の過去はラッコじゃないのかも」
そう摂政(瀧朗)に相談すると、
「当たり前じゃないですか、元々サバだったのを知ってますよね」
そう一蹴されてしまった。
けれど、
法王はハッピーサーフィンの権化でもあるので、
広報部としては、
将来を担う子どもたちにもラッコ法王のすばらしさを知っていただきたい。
ウイスケ好きとして知られるターボーくんが、
「これはな、和の素材で作ったジンなんやで。
香りや果実味が最高で、ほんまにうんまいんやで」
「へー、ジンって、何で造られているの?」
「ベースはジンやからボタニカル8種やけど、
このサントリのは、
柚子と緑茶、
そして生姜を漬け込んだ浸漬酒がとびきりやね」
そうやってソーダ割りにしてくれたのがとびきりおいしく、
黒潮町の帰りに須崎で購入したのがこれである。
酒は体に悪いと聞くが、
楽しいものだし、
こうして酒にまつわるいろいろなことがあるのが楽しい。
歴史もそうだし、
愛好家もそう。
そう考えると、
サーフィンも怪我をしたり、
背中や胸が痛くなったりもするけど、
自分にとって必要なのだと、
無理やり話を着地させるのはいつものこと。
あとすこしすれば夕焼けになる。
そうしたらこれを氷に溶かして1杯やろうかな。
Photo by @happysurfingokinawa
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【巻末リンク:黒潮町四部作その1】
【巻末リンク:黒潮町四部作その2】
【巻末リンク:黒潮町四部作その3】
【サーフィン研究所特大号】砂浜美術館のハッピー・サーフ・デー続編!!_アーバン・アイランド・ソシエティ東京店オープン!!_(2386文字)
【巻末リンク:黒潮町四部作その4】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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