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【ドラゴン・グライド・プロダクションズ文芸ミヤサバ先生】銀鯖鉄道の夜_(2115文字)

ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。

宮澤賢治作『銀河鉄道の夜』より抜粋

永遠の名文だ。

『銀河鉄道の夜』は、

生死の境を宇宙旅行とした三途の川の物語である。

主人公はラッコ漁師の父を持つジョバンニ、

そしてカムパネルラ。

これは宮澤賢治さんが、

宇宙語の翻訳機を手に入れた(岩手県花巻於。1914年)と断定している。

その昔、

およそ1200年以上も前に、

空海が宮沢賢治さんと同様な翻訳機を入手したのは室戸岬だと、

私がこの研究内で発表している。

宮崎駿さんのハウルの動く城、

現在制作中の「君たちはどう生きるか」の塔にも似た立ち位置だろうか。

花巻ならば、

MLBで大活躍している大谷翔平くんも、

宇宙に通じるなにかをその花巻で手に入れたのかもしれない。

こうなってくると、

かなりの特殊思考である。

一般の方たちは、

もうすでにこれを読んでいないと確信したので、

もう少し深く入水してみることにする。

今回は宮澤賢治さんのことが書かれているが、

彼のことを知らないとかなり難解で、

このブログを見るのをきっと10年間は止めるでしょう。

それほどまでにわけがわからないことがこれから書かれています。

なので、

本日の一般読者はここまでとしてください。

話は少し変わります。

著者である私は、

ランキングとか勝ち負けは一切気にせずに生きている。

たとえば、

山手線と京浜東北線の順位とか、

ラーメン王というのは一切気にならない。

同様にもしデューク・カハナモクが在命なら、

彼はWSLのコンテストで優勝するのだろうか?

そのくらい意味をなさない。

このブログには、

『アクセスの多い記事トップ5』

という直近3週間の結果がある。

そこになんと、

ミヤサバ先生の異色記事が2位へとランクインした。

ランキングは気にならないと先に書いたが、

これは大事件である。

なぜならこれまでは、

この異色がここにランクインすることはなかっただろう。

一般には、

異色を強調すると、

たいていは瞬間的に敬遠されるものだ。

特にサーフ界のような少数派のなかで、

さらにピン・スポット部を自分流なんですよと、

スペシャル・マイノリティをアピールすることは、

あまりしないだろう。

タローマンことタヌ氏は、

タヌ星からやってきて戻れなくなって、

人のふりをしているタヌ星人だ。

『幸せのタローマン3』が、

アクセストップに入りましたと、

宮鯖賢治先生にお伝えした。

すると、

先生はとても気を良くされたようで、

数日して、

『銀鯖鉄道の夜』という物語を電送してくてくださった。

今日は異色記念のご紹介なので、

ここまでの経緯を説明させていただき、

この純粋で新鮮な原稿を掲載することにしました。

銀鯖鉄道の夜

.

ああ、

その大きな海は室戸WBPというのではなかつただろうか。

補陀落海の向う岸に青く茂つた大きな林が見え、

その枝には熟してまつ赤に光る円い実がいつぱい、

その林のまん中にスマイリヰグリズリが見えて、

タキビの中からはオーケストラベルやジロフォンにまじつて何とも云えずきれいな音いろが、

シャッチョさんの心のなかにまで、

とけるように浸みるように風につれて流れて来るのでした。

そしてまつたくその波の音はたえまを遠くの遠くの海原のはてから、

かすかなかすかな旋律が糸のように流れて来るのでした。

「細野さんの五十年フイルハモニです。」

タキビ神がひとりごとのようにこちらを見ながらそつと云いました。

全くもうタキビパレスの中では、

魚をまつたく釣ることができないマグヤンもシギーGも誰もみんなやさしい夢を見ているのでした。

「マグヤン、また僕たちの思想になつたねえ、

どこまでもどこまでも一緒に行こう。

僕はもう法王のやうにほんたうにみんなの幸のためならば、

僕のからだなんか百ぺん灼かれてもかまわない。」

「僕だつてそうです。」

よこにいた13歳の宮沢太郎の眼にはきれいな涙がうかんでいました。

その一部始終を瀧朗が光線を照らして確認していました。

タキビ神はもういろいろなことで胸がいつぱいで、

なんにも云えずに早くジローとスシロー茂原店にいこうと、

一目散に酒井清一塗装店の方へ走りました。

タキビ神は、

「とことん北海道市は日曜日までです」と叫びました。

すると、

いろいろのものが一ぺんにタキビ神の胸に集つて、

かなしいやうな親しいやうな氣がするのでした。

ラカ星がずうつと西の方へ移つてタヌ星のそばに近づいた気がしました。

ラカ法王は今日もタヌ星人に化かされているでせうか。

そんなことが夢のやうにほんのりしました。

おわり。

【おまけのNEWS】

宇宙旅行を視野に入れるドラグラ・プロダクションズが、

11日(日本時間12日)、

宇宙船『サバット38号(SABATT38)』の

38度目の有人飛行試験が成功した。

今回は現法王のサバッツオ(ラカ)氏も乗って、

航行の安全性をアピールされていた。

(ドラグラ通信部:華厳旭)

Catch Surf® Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin x2

【巻末リンク:そのミヤサバ先生不朽の名作】

【ミヤサバ作】『幸せのタローマン』その3”フィールザグライド”_(1332文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!