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【サーフィン研究所】どうなっているのだ?_千葉NAKISURFの周辺では_(1332文字)

先日というか、

正月期間にショートボードの人に文句を言われた。

その人は、

「前乗りするな」と烈火のごとく怒っていた。

状況はこうだ。

波はどうにかヒザくらい。

ロングでなんとか楽しく滑っていけるような波質だった。

私はピークにいて、

レフトに行こうとしたら彼がいたので遠慮してライトに向かった。

こんなことはよくあることで、

なるべく1本の波を共有したいという思いだった。

すると、

なんとその彼は後から乗ってきて、

「おい!おい!」

大声を出しつつ、

私に向かってやってきて、

「前乗りするな」と猛列に怒っているので、

「ならば二人で乗ったらいいじゃないか」

そう提案すると、

「あのね、ワンマンワンウエィブって知らないの?」

これではまるで言いがかりのようである。

それまでは彼に波が来ると、

黙ってゆずっていたのに

その連帯感は一切持っていないようだった。

もっと書くと、

その前の波に彼は向かったのだが、

結果乗れずに残っていて、

次は私の番だと思うので、

テイクオフしていくと、

冒頭のように彼がレフト側にいたというわけだ。

逆にこちらからすると、

「君はルールもマナーもなっていない」

そう思うのだ。

しかもたったヒザ程度のサイズの波であり、

ハッキリ言ってサーフィンというよりは、

パドリングして、

テイクオフの感覚を確かめるようなセッションだった。

で、

そのショートボーダーは、

あげくの果てに私に飛びついてきたのだ。

「どうでもいいけど、正月早々こんな思いをしたくないよ」

正直な感想を漏らすと、

「お前NSAを知らないの?サーフィンをもっと勉強した方がいいよ」

そんな感じで話は全くかみあわない。

ルールとかより大切なことがあるのに、

競技一辺倒の日本では、

こんなことになっていると感じた日だった。

まじめなのか、

正論が正しいとやっているのかわからないが、

こんなことをしても誰も何も良いことがないのに、

千葉の正月はこんなことになっていた。(ため息)

閉店間際にポパイ・ケイスケ一家が来てくれた。

ケントとカリン、

そしてユウトもすっかりと大きくなった。

ケイスケはサーフィン研究所のジャケットを着てくれていて、

じっくりと研究所方面の人気が高くなっていることを感じた。

2022年のフォルダーにいろいろを移行していると、

40年も前の画像が出てきた。

当時の私は、

62のエッグノーズに乗っていたようで、

ショート一辺倒でやってこなくて良かったと感じた一枚。

タキビ神のお気に入りはクラシックだ。

こうしてハナレイの伝統となったイベントのキャップを大切に掲げてくれているのが、

サーフィン・ファンとしてうれしいのだ。

瀧朗から借りた本があり、

それは北山耕平さんの『湘南』という本だ。

北山さんは、

黄金時代の宝島の編集長であり、

井上陽水さんの弁護人でもあった。

北山さん視点で見る湘南というのは、

やはりこちらも歴史が重視されていてうれしくなるのだ。

鎌倉から藤沢までの江ノ電。

乗車賃が30円だというのだから、

物価がちょうど1/10だったころのすばらしき読みものだった。

【巻末リンク:歳末の願い】

【サーフィン研究所&ドラグラ年末渾身号】歳末の願いとは?_”Study to be quiet”_(2269文字)

【巻末リンク*2:新春の読みものでお口直し】

【ドラゴングライドプロダクションズ文芸〈長編〉】蔵ラウンジ物語: 東昇のハイライン_(3799文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!