Catch Surf® X Nakisurf Special Skipper Fish 6’0”
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear)
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ジローくんのことを考えていた。
彼はいま、
海遊びに迷い、
サッカーという球技に夢中になっている。
(巻末リンクを参照ください)
サッカーのコーチがすばらしいのだという。
例えば、
トラップしてからシュートし、ゴールすると1点ではなく3点。
または変化系のシュートを打ち、
ポスト際にゴールすると7点ということらしい。
「ジロー、それはハットトリックというんだよ」
知ったかぶりをすると、
「ぼく、忍者ハットリくんも好きだよ」
懐かしのマンガを思い出させてくれた。
上記した特別ルールのことをあらかじめ断っておくと、
伝え聞きなのでもしかしたら違っているかもしれない。
けれどここにジローくんはいないので仕方がない。
もしドラグラWCTがあるのなら、
その特別ルールは、
「法王が波に乗ると全部12点」
ということにしてみた。
こうなってくると、
カノアくんやセス・モニーツでも法王に勝つにはむずかしいだろう。
鎌倉野菜にumi cafeのジャム。
そしてマンダラコーヒーのコスタリカ・タラス。
コーヒーに果実味とはよく聞くが、
酸味のことではなく華やいだような風味のことだ。
総料理長が選ばれたカブは、
実はもちろん、
茎まで甘くて驚いた。
冬野菜の旨味の凝縮と表現してみたら落ちついた。
鎌倉レンバイ。
調べてみると、
『鎌倉』を付けずにレンバイとするだけで、
鎌倉市農協の連即売所だとわかるという。
鎌倉野菜は『ブランド』だと言われるのは、
94年という長い歴史があるからだ。
珍しい野菜は、
鎌倉近郊はもちろん、
東京や横浜のレストランで使われ、
鎌倉野菜はその役目を担(にな)い続けている。
ちなみに鎌倉から東京までは電車で1時間、
横浜までは30分弱くらいの距離だ。
「拝啓 法王さま – 食道楽を七つの大罪から放免ください。」
これはアラン・デュカス著書(共著)のタイトルだ。
アラン・デュカスは、
モナコ公国の『ルイ・キャーンズ(Louis XV)』で、
ミシュラン史上最年少で3つ星を獲得したシェフ界のスーパースターである。
しかもその後、
パリで自身の名を冠した「アラン・デュカス」で3つ星となり、
初の6つ星シェフとなった
そのデュカスの愛弟子であり、
右腕であり、
頭脳が私たちの総料理長の小島景さんだ。
彼もまた鎌倉野菜のレベルを押し上げた一人であることは間違いない。
先祖代々鎌倉野菜を育てる加藤さんは、
こうしてレンバイに品を揃える。
加藤さんは、
数々のヒットをかっ飛ばすビームスさんのバイヤーで、
この業界では知らない人はいない。
総料理長と加藤さんは、
法王の操縦するサバットで千葉ジェフリーズにも来て、
ドラグラ式のハッピーサーフィンをされていることは、
トリオをホストされたタキビ神が一番知っているのかもしれない。
総料理長に
「あのさ、ホーオーにTシャツをたのんであったんだけど、
それはいつ届くのかな?」
法王に聞いてみると、
きちんと会館に置かれていて、
それをお持ちすると、
このように大喜びされていた。
(法王Tについては巻末リンク*3を参照ください)
加藤さんの野菜群を使ったサラダ。
総料理長のオリーブオイルをかけて、
黒潮町の塩をふりかけていただくと、
モンテカルロと四万十の風みたいなものがふわりと抜けていった。
夕方から、
タキローとの広報部ミーティングがあり、
その会場に向かいながらレンバイを見ると、
夕方組が営業を始めていた。
レンバイの朝は市場で、
昼間はマルシェ、
夜にも集える場所だ。
古都鎌倉とパリは似ていると思わないが、
日本式イタリア料理はおいしかった。
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【巻末リンク:ジローのハッピー】
【巻末リンク*2:法王トリオ】
【巻末リンク*3:法王T!?】
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