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【サーフィン研究所】伊豆フィナーレ_『サーフボードの多様性』_(1386文字)

法王とサバット@ビッグビーチ。

この日、

それはおいしいサザエおにぎりを海上がりにいただいた。

それはハナちゃん&ホリくん謹製のもので、

まさに「伊豆の幸せ」というお味が表現されていた。

Nacky on Sting 1973(Ben Aipa / Hiroyuki Maeda)

6’2″ x 21″ x 2-1/2″

.

ミッドレングスに満たず、

いわゆるビンテージボードで波に乗るナッキー。

昭和48年のボードデザインで令和4年の波を滑る。

よく考えると、

波には昭和も令和もジュラ紀もないので、

これこそが懐古的なフィーリングの極みだとわかった。

南伊豆の手前は、

南下田と書けばいいのだろうか。

ここに『田牛入口』という交差点がある。

ちなみに田牛は「とうじ」と読むが、

法王が「タウシ」と読んでからは、

仲間内ではタウシと言っている。

その交差点にはファミリーマートがあり、

その隣に吉佐美の名店

『サーフショップ・リアル』がある。

なぜ名店なのかというと、

リアルさんもかなり前から

『サーフボードの多様性』

を理解し展開してきたからだ。

Naoto Suzuki

.

フィッシュ

からはじまり、

フィンレス(アライヤ)

だったり、

キャッチサーフ

も扱っている。

ハッピーサーフを表現したサーフショップ・リアル店主の鈴木直人さんは、

私と同じ歳のパワフルなグレイトサーファーだ。

ノースショアのサンセット・ビーチを滑る彼に印象が強く、

ウエストボウルから、

岬ピークまで幅広くノーズを落とし、

的確にレイルを立てていたことが目に浮かぶ。

直人さんとは地域を越えて、

サーフィンの技を勝負していた。

今では「勝負?」そういぶかしがってしまうけど、

38年前は、

サーフ・コンテストという勝負事がわりと全てであり、

私たちの間で流行していたのだ。

当時のサーフボードは、

修練用から(試合)当日用複数と数本あり、

それぞれに魂を吹き込んでいた気になっていた。

下の画像は、

もはや他人との勝負ではなくなったサーフィングがあり、

それを支えるというか、

ほぼ主役となる私のクイバー伊豆法王編だ。

68からキャッチサーフまで、

「ハッピーサーフのために」

そこまで書いたら、

サーフィンは自分との対話みたいなものだと気づいた。

さらに書くと、

海で遊ぶ純粋な楽しみが、

サーフィンなのだと再確認した美しい春の日。

素泊まりなので、

クーラーボックスには、

ハイライン用の氷とか炭酸水、

さらには海の幸からデザートが入っている。

例えば、

道の駅で購入したイチゴが絶品で、

展望温泉から上がってきて、

ハイラインといただくと、

うっとりするような遠景至福に包まれた。

伊豆の最後は、

開国の街下田で、

おいしい和菓子をいただくことにしている。

私はこしあん好きなのでそのあたりをいただき、

法王は新時代系の、

カフェオレ大福を注文されていた。

ちなみにここは、

上記した直人さんに教えていただいた伊豆の名店である。

伊豆を後にしたが、

あまりにもすばらしいので、

来週もまた来ようということになっている。

ちなみに鎌倉から南伊豆は4時間弱、

千葉からはおよそ7時間かかる山道&一般道ミックス。

【巻末リンク:お弁当の栄光】

【サーフィン研究所・特別特大号】奄美_[波乗道・操作型波乗印]_シゲタマ・シホーイン_(4477文字)

【巻末リンク*2:四年前の伊豆】

【春波万雷号】嵐に伊豆に、波乗りにありがとう!_(2388文字)

【巻末リンク*3:ドラグラ文学館】

【サーフィン研究所&ドラグラ文学館】春とワタクシ(mental sketch modified=心の現象の観察)_(1026文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!