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【サーフィン研究所特大号】湘南鎌倉のいろいろ_料理と農家と世代のスパゲティーニ・カチョエペペ_(1935文字)

伊豆の桜と波、

そして友人たちを背に湘南までやってきた。

エキマエに行くと、

いくつものハンバーガー屋があった。

アメリカを含めたチェーン店では、

ウェンディーズ・バーガーが一番好きで、

江ノ島店で初めて食べた驚きとか、

アメリカでの感動を思いだしていた。

現在のウェンディーズ日本法人は、

ドミノ・ピザを広めた会社で、

ファーストキッチンも買収したため、

こんな看板になりましたと華厳さんは教えてくださった。

キャッチサーフの日本代理店は『キヨモ』さんだ。

4月ごろからキャッチサーフ専用HPが始まるそうで、

その中でさまざまな案内稿を私が執筆するという相談があり、

快諾すると、

大谷翔平くんが大型契約を締結(ていけつ)した気持ちとなった。(笑)

早朝は、

総料理長との時間だ。

レンバイこと、

鎌倉市農協連即売所に行き、

日々各農家さんの作品を拝見しながら、

総料理長のレンバイとの向き合い方とか、

市場の位置付けと、

食に関するあらゆるを断片的ながら学んでいる。

この日の総料理長は、

こんなプティな大根を選んでいた。

どのように使うのだろう。

オリーブオイルをかけて焼くのだろうか?

レンバイ第一班は加藤さんだ。

インスタグラム @katoyasai で知られるビームスの加藤さんが三代目だ。

彼はかなり前からSSZ(Surf & Sk8 Zine)を掲げ、

商品開発とか、

サーフとスケートをファッション側から表現してくれている。

しかもこの道26年のベテランだ。

最近TVを賑わしているが、

これは農林水産省からの依頼で、

ファッション衣類をデザインし、

販売するという新しい試みの張本人だからでもある。

レンバイを離れ、

朝陽を受けながら鎌倉散歩。

南風の、

暖かい日だった。

レーズンサンドが大好きで、

その研究を続けている。

素材にこだわれば、

安心でおいしい、

クラシックなものになるのがこのお菓子だ。

名店入選へ認定中のKIBIYAさん。

硬いパンはとことん硬く、

クロワッサンが重くておいしい。

そのまま町歩きをし、

甘味研究をあますところなくしていった。

途中のカフェで、

ペコリーノ・ロマーノチーズを使ったパスタのメニューを見つけた。

『カチョエペペ』というソース系のものだ。

さらにはチーズだけをまとったものではなく、

グアンチャーレという熟成豚トロ塩漬けを加えたパスタが無性に食べたくなった。

めぼしい各店で「グアンチャーレ」を探したが、

どこにも見つからず、

結局自作することにした。

豚トロも見つからなかったので、

普通の豚肉のパンチェッタとなった。

ドラグラ会館のキッチンで、

ブタの小間切れをごく弱火でソテーしながら塩を加えていく。

いつかパンチェッタもどきを作ったことを思いだしていた。

(室戸スカシーの『おいしいもの研究所』。巻末リンク*2)

スパゲティーニを圧力鍋で茹でる。

沸騰してから海味程度の塩を入れ、

圧がかかってから指定時間の1/3程度加熱し、

フタに水をかけて減圧し、

『スパゲティーニ・カチョエペペ鎌倉風』を作った。

で、

パスタは圧力鍋がおいしいと確信した。

夕方は、

瀧朗とレンバイで待ち合わせをすると、

加藤さんご家族はまだ働いていた。

未明から野菜を収穫してきたので、

彼らは仕事始めからすでに12時間近く経っている。

しかも本業の公休日だ。

波があったらどうするのだろうか?

体は壊さないだろうか?

そんな心配をしていると、

「息子です」

と登場したのは加藤成(なる)くん。

私が知っているのは、

確か彼が幼少のときなので、

時という事実に驚いてしまった。

後ろが加藤さんのお父さん、

加藤野菜さんの2代目だ。

なので、

これで2〜4代目まで揃ったショットとなった。

ナルくんは大学に行かれているのだそうで、

お休みが重なったのでお手伝い日だったそうだ。

こんな系譜というか、

農業の大切さにうれしくなった。

そして冒頭画像に続くが、

夕方から永井さんとご一緒した。

永井さんは、

アート系にものすごいコネクションをお持ちで、

元ビームス美術館の館長だ。

(巻末*3を参照ください)

永井博さんとか、

キング・テリーこと湯村輝彦さんたちのエピソードを伺うことができた。

ひさしぶりにワインを飲むと、

ひどく酔ったような気持ちになった。

アクアパッツァからのパスタ、

ランチからイタリア気分であるのは、

総料理長のおかげかもしれなかった。

【おまけ】

あのプチ大根が、

銀座できれいに揃えられていた。

これからどのように調理されていくのだろうか。

Minami Izu Dreaming

【巻末リンク:総料理長の由来】

【サーフィン研究所特大号】 小島さんの天界味覚とハッピーサーフィンの絆_『ベージュ アラン・デュカス東京』_(4743文字)

【巻末リンク*2:室戸パンチェッタ】

【サーフィン研究所】空海修行地にいた龍くん_室戸サーフィンはセブン・シックスで_月とカルボナーラと、ホタテのインフルエンザ_(909文字)

【巻末リンク*3:ニコニコ永井さん】

【気合い特大号・押忍押忍!】ビームス美術館=カルチャートさんでの個展『ときめきの水平線』が本日オープンです!_タイラー・ストナランドの正式情報_カラニ・ロブの探しものは宇宙創造!?_(3088文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!