アロハ・バイブス・オンリー
字面から1970年代後半の文体を思い返していた。
具体的には片岡義男さんのものだ。
「大きなバニアンの樹が、太陽の光をさえぎる」
ハワイでバニアンの樹を見ると、
いつもこの一文を思いだしていた。
クマ・ビーチでサーフしたのはいつだろうか?
つい先日ここで波に乗ったのに忘却の彼方というか、
どこか遠くの記憶としてうっすらと残っている。
この波のことを思い出すと、
まるで神話のような輝きと、
温かみが胸のなかに拡がっていく。
ここには誰も来ない岩場があり、
私たちはいつまでもそこで波に乗るという遊びを繰り返した。
ガォーというポーズはスマグリはんのオリジナル・ポーズで、
ラカ法王のサバ手と交互にやると、
上半身のストレッチは完璧となる。
そしてまたこのポーズは自発的というか、
人間の欲求のままに手が挙がるものだと気づいた。
ナッキーも私もそうだが、
スマグリはんとすれ違うときにガォーとやるのは、
いわゆる挨拶で、
最近わかってきたのは、
このガォ〜は2進数であるということだ。
(*巻末リンクを参照ください)
夏日になれば、
タッパーなどがあれば十分な温かさの水温のクマ・ビーチ。
南国土佐だと感じる。
ヤマちゃんとやってきたシンスケくんは、
私のブログを読んでくれていて、
「成仏(上陸)の重要さを知りました」
そんな文体で、
ハッピーサーフを体現されていった。
ヤマちゃん。
オノマストスの生まれ変わりとも言われ、
ミドル級の拳闘士チャンピオンでもある。
山ちゃんは普段はショートボード一辺倒なのだが、
私たちとサーフすると大きなボードになるのは、
そのクライテリアが、
「長い距離を乗る。上陸(成仏)する」
ということに重きをおいているからに他ならない。
というか、
それが全てだ。
勇敢な山ちゃんは、
岩場ライトにもやってきて、
ゴジラの背中というのを実体験していた。
こうして私たちは、
クマ・ビーチのすばらしさを心から味わったのだ。
ガォ〜!
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【おいしいもの研究所より】
トマトのパスタ
たっぷりのオリーブオイルにニンニクを入れ、
タマネギが溶けるまで根気よく炒めて、
そこにトマトと、
余ったワインを加えてごく弱火でずっと煮込む。
火を止めて一晩おいておく。
翌日、
あらびきウインナーを茹でて、
それを加えてトマトソースを数分間沸騰させてしばらくおいておく。
圧力鍋で湯を沸かし、
(必ず)沸騰してから塩をドボリと海水程度に加え、
ブカティーニ麺(Bucatini:またはペルチャテッリとも)を投入し、
圧がかかったら表示時間の1/3ほど茹でて、
表示時間の半分程度置いてからブカティーニ麺をザルで湯切りせずに前出のソースに混ぜ、
パルメジャーノチーズを振りかけたのがこの画となった。
おいしさのポイントは圧力鍋で太麺を茹でること。
鍋の持つ特性(内部は115度以上になるらしい)で、
セモリナ小麦が持つグルテンを活性化させて、
生麺を上手に茹でたようなモチモチ食感となるようだ。
ちなみに食材のほとんどはカルディ高知店で揃えました。
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【巻末リンク*:クマ語のおさらい】
【巻末リンク*2:おいしいもの研究所】
【サーフィン研究所&DGPスペシャル】タキビ神が提唱するトリミロン理論_スカイアンドシー・ムロトの初夏メニュー_(1305文字)
【巻末リンク*3:片岡さん】
【サーフィン研究所】北斗七星と石田さん_親友と乗る波_ジロー・イチバンだ!_ボンザーの信じられないような加速_(1791文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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