The One / 6’4″x 19-5/8″ x 2-5/8″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
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テイクオフしてすぐにラインを引き上げ、
レイル圧を調整して合わせる。
言葉にするとそうなのだが、
実際は反射でやっているので、
夢に落ちるとき、
ハッとテイクオフの動作をしてしまうほど体に染みついている。
サーフィンも反復練習の成果だとわかるが、
実際にサーフィンのポーズをすることは日常生活ではない。
だが、
D先輩の教えによって、
40年ほど前に、
垣根や壁の横でしっちゅうこのバレル・ポーズを取っていたことを思い出した。
街に出た際に食玩シリーズというのか、
カワウソとタヌキを発見したのでここに。
これはどう見てもサバ手のようで、
私たちの研究が世に知られているのか、
カワウソの平均的なポーズなのかが気になった。
こちらはタヌキ。
ドラグラには狸が取り憑いたタヌ氏がいるが、
兵庫県のIさんより、
「最近タヌ氏役のタヌキさんが出演していないので心配です」
そんなお便りをいただいたが、
現在彼はドラグラ・グラウンデッド(grounded)中で、
これは米俗語で、
「飛行機・操縦士・乗客を離陸させない、飛行禁止にする」
という意味からきているものだ。
これは先日法王が発言した
「鬼がタヌくんに取り憑いています」
と同じ文脈だ。
(巻末リンクを参照ください)
これはベンチュラ・セイジから教わった
「ミスター・アクセサリーズ」。
サーフィンとは元々ミニマルなものなのに、
道具に囚われてしまった例を見事に表現している。
室戸岬から西へ、
海岸から急こう配でせり上がる「海成段丘」がある。
西山台地もそのひとつで、
黒潮がそらに舞い、
陽光が照りつけ、
そして土佐の雨。
奇跡の農作物を育むとして最近認識され、
ちょっとしたブランドになっている。
私はこの金時芋が大好きで、
なるほど西山台地のはさらに甘く、
滋味が強くなっているとわかった。
そんな西山台地を含む室戸産をふんだんに使った食をスカシーが手がけている。
(巻末リンク*2を参照ください)
高知県の食で最も権威のある賞があり、
スカシー渾身のコンフィが、
なんとファイナリストになった。
初年度でこの立ち位置は、
初登場=ルーキーとは思えぬことだが、
関係者は喜びを隠せないという。
決勝食品を見てみると、
四万十軍団VS割と大手という図式だが、
こんなインディーズのスカシーが選ばれて私はただただ誇らしい。
制作、
企画、
開発、
販売すべてをスカシーことスカイアンドシー・ムロトが実行し、
そのディレクターは誠実な河合館長だ。
河合館長は、
道の駅『キラメッセ室戸』に行き、
パウンドケーキとキンメ・コンフィ各種を納品し、
外売店では野菜カレーをテイクアウトした。
ここのカレーはしみじみ絶品だが、
ジェラートもかなりおいしいので、
どちらにするかいつも迷ってしまう。
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【巻末リンク:タヌキ&鬼の初出自】
【サーフィン研究所】アンビヴァレントな忘れられないサーフィン_HOSONO HOUSEをサーフウォッシュすると_(1206文字)
【巻末リンク*2:室戸金目鯛のコンフィのこと】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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