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naki's blog

【サーフィン研究所】笠雲富士の縁起とNAKISURFセッション_64の里帰り_(1125文字)

西伊豆。

「一富士二鷹三茄子」

そう知られているように、

富士山は縁起が良いとされている。

笠雲は末広がりの形からの連想で、

さらなる縁起の良さだとされているものが撮れた。

一宮川(いちのみやがわ)

千葉県一宮町

.

千葉に戻ると、

波は最上級の様相だった。

良波がひっきりなしなので、

NAKISURFのみんなでサーフすることとなった。

Nacky on The2+1

6’8″ x 19-5/8″ x 2-1/2″

Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda

.

速いファースト・セクションに対応すべく、

斜めにテイクオフしなくてはならない。

メイクに向けて、

さまざまを試行錯誤しているナッキー。

写真には残らなかったが、

「本日一番」の波を彼女はメイクしたことをここに記しておく。

Jun Nakagawa on

Tyler Warren’s Fish 5’6″

.

NAKISURFのナカガワは、

フィッシュマニアで、

陰では千葉のアッシャー・ペイシーと呼ばれている。

狭いセクションも、

広いカービングも的確にトレーシングしていた。

きっとこのライディングをタイラー・ウォーレンが見たら、

うっとりと目を細めるだろう。

忘れられないほどのすばらしいセッションは、

サーフィン世界という宇宙をさらに大きくしてくれた。

そのくらい良く、

そして深く、

重い波質だった。

私の番となり、

こんなすばらしい波がやってきたのは念力によるものだ。

The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″

Nakisurf Original Twin-Fins

.

沖で水平線をにらみつけ、

このような波が来ることを想像し続けると、

たいていは目の前にやってくる。

それを「念力」と私は呼ぶが、

スカシーの河合さんあたりは、

「引き寄せの法則」だと言うだろうか。

波先へのアプローチもまた、

パワフルな波質であるので、

これまた忘れられない数々を得た。

セッション後は、

前田博士の工場を訪問した。

グロス待ちのラックには、

伴宙太さんの610(シックス・テン)や、

クラシック・フィッシュにMNRが鎮座していた。

私の68(冒頭でナッキーが乗っていたボード)と

同じコンセプトの610。

これであの波を乗るのだと思うと、

すでに胸が高鳴った。

私の生涯マジックボードと認定した64の里帰り。

小波用のフィン選びの相談をすると、

やはりレイクが高いものが良さそうだと決着した。

うれしいなぁ。

前田博士、

すばらしいボードをありがとう!

【巻末リンク:64について】

【サーフィン研究所渾身号】生涯マジックボードNo.1の64生誕記_(2296文字)

【巻末リンク*2:こちらは68です】

【サーフィン研究所】多くの人と、または一人でも楽しめるもの_1964年のハッピーサーフィン・ステッカー!_(1111文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!