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【サーフィン研究所】カレンダーと水温計_庖丁人ボブさんの伊東カンパチ_Blue.12月号発売!!_(1179文字)

昨日ここにポストした笠雲富士の評判がすこぶる良かった。

ならばカレンダーになるべく、

プロセスしたいのだが、

昨今の円安や値上げ事情などによって、

来年版のNAKISURFカレンダーは、

ポスター仕様だけということになった。

こんなご時世、

さまざまなことが起きると思ってしばし遠くを見ていた。

The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″

Nakisurf Original Twin-Fins

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少し前の土佐の波。

昨日の千葉で、

心優しい波情報の人が、

「他社はわかりませんが、

ぼくたちはちゃんと波周りの水温を計っているんですよ」

そう言いながら水銀棒状温度計を背中から出してきた。

(この発言の背景については巻末リンクをご覧ください)

Bobb Inaba at Shimoda, Izu

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伊東のボブさんは、

さうなき庖丁者(ほうちょうじゃ)なり。

いみじきカンパチを出だしたりければ、

皆人、

ボブさんの庖丁を見ばやと思へども、

たやすくうち出でんもいかがとためらひけるを、

ボブさんさる人にて、

「この程百日の魚を切り侍るを、

今日欠き侍るべきにあらず」

とて切られける。

(徒然草、第二百三十一段より)

【口語訳】

伊東のボブ稲葉さんは、

比類なき料理名人である。

このたび立派な地のカンパチを出してきた。

人々は皆、

ボブさんの包丁さばきを見たいと思ったが、

そのことを言いだすのもどうだろうとためらっていると、

「私は毎日魚を切っております。

今日も欠かすわけにはまいりません」

ボブさんはそう言いながら切ってくれた。

この伊東のカンパチは、

こんな徒然草の一節が浮かぶ味だった。

醤油の中にほんのりとした甘さがたちのぼり、

それを伊豆の海を泳いでいたカンパチ風味が包んだ

【お知らせ】

Blue.の最新号
2022/12が発売となりました。

今号も私が巻頭コラムを担当していまして、

「酒と波の適正浮力のアイロニー」などと、

難解なのか軽薄なのかわからない題名で書きました。

食特集なので、

食べもののことや、

農家さんが取り上げられていた。

これこそは健康的な生活の上で、

テクニックより大きなことだと声を上げたい。

第2特集は、

昔のUSサーファー・マガジン。

T編集長の英知は海の向こうの、

深く、

幾層にも重なり合った歴史を掘り当てていた。

さらにドラグラからは、

『聖式カルちゃんのご自宅拝見』が、

見開きページであり、

連載のSurfer’s Hair Cutも合わせて盛りだくさんな内容だった。

(聖式カルちゃん=ヘア・カリフォルニア総帥)

【巻末リンク:正確な海水温発言はここから】

【サーフィン研究所】情報社会からの脱却_(1495文字)

【巻末リンク*2:ボブさん再録】

【サーフィン研究所】春のホワイトロックス_波と自分の位置を合わせる_BLUE最新号発売中!_(1260文字)

【巻末リンク*3:ヘア・カリフォルニア・スタジオ】

【サーフィン研究所特大号】クルーナー式のヘア・カリフォルニア・スタジオと、かわいいココちゃんの記録_(2187文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!