クリスマス・イブ。
私はバブル時代を通過している。
そのころのクリスマスは、
やたらと絢爛というか、
マーケットに洗脳されたものだった。
「一年前から予約が取れない」
という赤坂プリンスホテルに泊まることがトレンドで、
高級系のクリスマス・ディナーはもちろんのこと、
プレゼントは、
ティファニーの貴金属が大人気で売り切れ続出。
街はカップルであふれていた。
冷静に考えると、
『クリスマス』という言葉に踊らせられていた気がする。
ジャパニーズ・クリスマスに。
若いときは、
サーフィンひと筋だったので、
クリスマスは、
せいぜい不二家のショートケーキを食べるだけだった。
お金がなかったのはもちろんだが、
それ以上に舶来行事をあまり好まず、
バレンタイン・デーはもちろん、
そこから派生した日本独自のホワイト・デーなどは、
かなり斜めに見ていて、
ハロウィンの仮装をしたのは、
「サンオノフレ・サーフ・カンパニーに強制された一度だけ」
という輝かしい過去がある。
けれど、
行事ごとはそれぞれの記念日なので、
多くの人が楽しめたらうれしいと思う反面で、
ポピュラーになりすぎて、
本来の意味を失ったものには冷ややかなのだと自己分析してみた。
鎌倉市腰越海岸にKFC(現在の吉野家あたり)があり、
そこでバイトしていたことがある。
よってクリスマスは大祭で、
バイトやパート、
社員総出で夜明け前からチキンを揚げ続けた。
けれど、
クリスマスの実施国のひとつアメリカに行くと、
この日にチキンを食べる人はだれもいない。
(たぶん全国民の0.1%程度)
並んだり、
予約して買うクリスマス・ケーキもまた同様だ。
日本人は誰かの都合が良いことを植え付けられて、
それをひたすら実行する国民だとわかった。
さて千葉北ジェフリーズ。
タキビ神とパドルアウトして、
エクセレントな波に乗った。
Takibi God on
EC SURFBOARDS🦅
Mini Pelican 7’6″ x 22-1/4″ x 3″
.
鼓動するように海は動き、
ときおりやってくるオバケセットは、
それまでの倍ほどあるマキシマム・サイズだったりもした。
「こんな大きな波でやるのは初めてです!」
そんな文体でジェフリーズにやってきたシンゴくんは、
かなりの良波を得て、
100mくらい乗れる*マンライ印を得ていた。
(マンライ=満足ライディングの略)
シンゴくんは、
水温にやたらと詳しく、
「今日は14.1度です!」
このあたりはそんな真冬計測だと教えてくれた。
ご参考までに。
Photo by @satoshikanayama
.
こちらは高知新聞の金山所長からの画像だが、
雪はあれからさらに降ったようで、
高知市では、
「降雪量観測史上1位」
を記録したとあった。
Photo by @satoshikanayama
.
南国土佐なので、
雪によって交通網は大混乱していて、
いまだに通行止めになっている区間も多いと聞いた。
こちらはドラグラ・シャッチョさんからの画像だ。
WBP円月殺法その人である。
ナカトッサ(中土佐)がこんなに降ることはなく、
やはり史上一位のすごさを知った朝だった。
私は、
チャーリーブラウンやスヌーピーが活躍というか、
悩む主人公が思考を巡らせる『ピーナッツ』が好きで、
鶴書房版をたくさん所有している時期があった。
画像の言葉を意訳すると、
「幸せとは…目覚ましをセットしなくていいこと」
よくわかります。
これは昨年のアーバン・アイランド・ソシエティ忘年会の一コマで、
歌唱力S級という法王が、
鎌倉小町通りで歌声を披露して、
それをIGライブで流しているスクリーンショット。
瀧朗は今夜もラカリマスイブを歌うのだろうか?
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【巻末リンク:当該楽曲】
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】両界歌合戦の『ラカリマス・イブ』作詞家本人が語る想い_よいお年をお迎えください!_(3574文字)
【巻末リンク*2:護岸のことをイブに考える】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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