Jeffrey’s, Chiba
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良い波だが、
水温11度だった。
このときはダックダイブはもちろんのこと、
ワイプアウトもしたくなかった。
よって誰もおらず、
温和で許容範囲が格段に広い法王までもが、
「ここでサーフするのはちょっと…」
と言っていたことを思い出した。
ちなみに昨日は温かく、
水温14度くらいはあった。
低水温は新世界だ。
昨日はうー君こと、
DJ VCA氏から新年波の報告があり、
その流れでスマイリー・グリズリーに電話した。
その後、
残りがたった6隻となった久礼カツオ船と、
星野源が歌うスーダラ節(昨日のポスト)のことで、
円月シャッチョさんとも話した。
千葉の水温の話題となった。
例えば、
水温が11度というのは、
グローブをしていても冷たすぎるほど冷たい。
具体的には、
指をもみもみしていないと痛くなる。
北風が強い日は、
海から上がって、
数10m先の車まで戻るころに手はかじかんでしまう。
かじかんでしまうと、
車の鍵が開けられなくなる。
指が痛くてブーツが脱げない。
そんなことを伝えると、
現在の海水温度18度という土佐西のサーファーたちは、
その別世界の寒さを想像して驚いていた。
そういえば、
先日日没後の、
体感気温マイナス3度、
風よけなし、
みぞれみたいな雨の中で着替えたことを思い出した。
このときは、
上記したような指が使えない状態が続き、
顔が凍てつきはじめ、
耳が取れそうに痛くなった。
やがて無音状態となったのを機に踊るように着替えて、
その記憶をとどめないほどの無我の境地に達した。
このとき、
サーフィンの持つ『無常』という達観を得た。
無常について書きたいのだが、
また例によって長くなりそうなので本日はここまで。
今朝のインスピレーションは、
このアロハ・バケーションだった。
パッション・フルーツのピカリと光るような甘さに、
椰子の木がサーマルで揺れるさまを想像した。
https://mandalacoffeejapan.com/
「私が最も好きなアクション写真を撮ってくれた大賞」
の感謝をこめて、
この写真を撮ってくれたU-Skeさんと、
平塚の天才店でピザとパスタを食べた。
(巻末リンクを参照ください)
Photo by @u_skee
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これがその写真。
ボードのロゴが逆さまになっている。
これは、
サーフボードのプロデュースをしていた私への当てつけだった。
私の持ってくるオーダーは、
ノーズから何cmくらいとマーク指定が細かく、
それはオーダーされる方の意向であったのだけど、
ボード職人たちはその抗議として、
私のボードにはロゴを逆さに封入したのだった。
ただ、
私のパーソナル・ボードは、
ロゴや色はなんでもいいと思っている。
サーフボード職人は、
抗議をするどころか、
まったく意に介さなかったので、
この逆さまロゴ抗議は続かなかったことを思い出した。
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【巻末リンク:受賞日は伊豆からの帰り道】
【巻末リンク*2:昨日の星野源スーダラ節の感動Version】
Happy New Year and Happy Surfing!!
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