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【サーフィン研究所・新年特大号】冷水効果_逆さまロゴの裏話_(1269文字)

Jeffrey’s, Chiba

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良い波だが、

水温11度だった。

このときはダックダイブはもちろんのこと、

ワイプアウトもしたくなかった。

よって誰もおらず、

温和で許容範囲が格段に広い法王までもが、

「ここでサーフするのはちょっと…」

と言っていたことを思い出した。

ちなみに昨日は温かく、

水温14度くらいはあった。

低水温は新世界だ。

昨日はうー君こと、

DJ VCA氏から新年波の報告があり、

その流れでスマイリー・グリズリーに電話した。

その後、

残りがたった6隻となった久礼カツオ船と、

星野源が歌うスーダラ節(昨日のポスト)のことで、

円月シャッチョさんとも話した。

千葉の水温の話題となった。

例えば、

水温が11度というのは、

グローブをしていても冷たすぎるほど冷たい。

具体的には、

指をもみもみしていないと痛くなる。

北風が強い日は、

海から上がって、

数10m先の車まで戻るころに手はかじかんでしまう。

かじかんでしまうと、

車の鍵が開けられなくなる。

指が痛くてブーツが脱げない。

そんなことを伝えると、

現在の海水温度18度という土佐西のサーファーたちは、

その別世界の寒さを想像して驚いていた。

そういえば、

先日日没後の、

体感気温マイナス3度、

風よけなし、

みぞれみたいな雨の中で着替えたことを思い出した。

このときは、

上記したような指が使えない状態が続き、

顔が凍てつきはじめ、

耳が取れそうに痛くなった。

やがて無音状態となったのを機に踊るように着替えて、

その記憶をとどめないほどの無我の境地に達した。

このとき、

サーフィンの持つ『無常』という達観を得た。

無常について書きたいのだが、

また例によって長くなりそうなので本日はここまで。

今朝のインスピレーションは、

このアロハ・バケーションだった。

パッション・フルーツのピカリと光るような甘さに、

椰子の木がサーマルで揺れるさまを想像した。

https://mandalacoffeejapan.com/

「私が最も好きなアクション写真を撮ってくれた大賞」

の感謝をこめて、

この写真を撮ってくれたU-Skeさんと、

平塚の天才店でピザとパスタを食べた。

(巻末リンクを参照ください)

Photo by @u_skee

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これがその写真。

ボードのロゴが逆さまになっている。

これは、

サーフボードのプロデュースをしていた私への当てつけだった。

私の持ってくるオーダーは、

ノーズから何cmくらいとマーク指定が細かく、

それはオーダーされる方の意向であったのだけど、

ボード職人たちはその抗議として、

私のボードにはロゴを逆さに封入したのだった。

ただ、

私のパーソナル・ボードは、

ロゴや色はなんでもいいと思っている。

サーフボード職人は、

抗議をするどころか、

まったく意に介さなかったので、

この逆さまロゴ抗議は続かなかったことを思い出した。

【巻末リンク:受賞日は伊豆からの帰り道】

【サーフィン研究所特大号】ターコイズブルーの海_伊東のボス・ボブさん_松風王国の王子と天才店_(2188文字)

【巻末リンク*2:昨日の星野源スーダラ節の感動Version】

Happy New Year and  Happy Surfing!!