少し寒いけど、
暦の上では「立春」となった。
来月には春分がやってくる。
冬後半というか、
春が見えてきた。
暖かくして過ごしましょう。
Cosmos Surfboards
TheOne (旧モデル名: The Mid-length 2+1)
6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Nakisurf Original Twin-Fins
.
スクエアなターンが一度でもできたら、
その日は満点気分となる。
ボードを走らせて、
斜面の底から加圧し、
最後には減圧して狙いを目指す。
この際に渾身で加圧できたらば、
スクエア(レイルと波が直角)となるのだ。
今年のパイプマスターズは、
ここまですべてのヒートを見た。
のみならず、
好きなヒートは数回ずつ見た。
で、
やはり昨年の波が良かったので、
昨年のを見ている。
これはセミ・ファイナルから。
ジョンジョン・フローレンスとのヒート開始5分後の、
セス・モニーツのドロップだ。
このシークエンスを繰り返し見て、
自身でも実行できるようにイメージしている。
落として、
テイルを踏む。
それだけのことだが、
この視界でひるまずにできるだろうか。
風でおさえられる上に、
斜面がブレるだろうし….。
イメージ・トレーニングとはそういうことだ。
千葉北一宮町には、
『東浪見(とらみ)』
という地名がある。
知らないと読めないが、
夜明け方角に波が見えるとわかった。
よって東浪見には、
ほぼ毎日波がある。
統計を見たことがないのでわからないが、
乗れる波の頻度はアジアで一番あるだろう。
東浪見の山にも霊的なものがたくさん存在すると聞いた。
東浪見寺というのがあり、
早速行ってみると、
まん丸な茶色のネコを藪の中に見つけた。
立春キャットである。
ただ、
あまりにも近づきすぎていたようで、
私が「ネコくん」と発言したスキをついて、
ザザッと枯れ葉の音を鳴らして離れていってしまった。
もちろん首輪はしていないノラ系だ。
野生なのに太っているとはどういうことだろうか?
そんなことを考えながら、
山の上に向けて歩くとざくざくと音がした。
日陰はまだ霜が降りたままだ。
農業用水が貯まった大きな堰を見ると、
釣り人がいた。
千葉は本当に水が豊富で、
よって農業が発達したのだとよくわかった。
釣人に話しかけると、
さきほどのネコの話となった。
どうやらネコたちはお寺でエサをもらっていて、
よってまるまると太っているのだという。
ふもとに戻ってくると、
先行していたナッキーが止まっていてこちらを見ていた。
近づいてよく見ると、
先ほどのネコがいたのだった。
幸せなところにいるネコは、
表情まで幸せそうだ。
「笑門福来」
霊的なことを求めたが、
基本的なことを教わったようだ。
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【巻末リンク:6年前の立春】
Happy Surfing and Happy Spring Days!!
◎