空海の密教を勉強していた。
文献を読んでいくと、
和歌山県に『高野山大学』というのがあることを知った。
ここには日本で唯一の
『密教学科』まであり、
さらに大学院では、
文学研究科修士課程として、
『密教と異宗教』という科目もあった。
異宗教か。
この密教をマジョリティ（多数派）とし、
異宗教は私たちの棲息するサブカルチャー世界と仮定してみた。
仮定するというのは、
推論の出発点なのでおそれずに続ける。
マジョリティ側に立った密教。
つまり最新鋭のボードで、
適正浮力とか言っている競技優先の教えだ。
技量や実績を優先する派が、
私たちのようなシングルフィンだったり、
当て込まなかったり、
飛ぶことを欲さないことに対し、
対話をしなさいという講義があるとする。
対話をすれば開かれる。
教義はそう説く。
私はハッとして、
この話をタキビ神と華厳さんににしよう！
そんな感じで電流が走った。
だが、
すぐに私たちは人とは違うことをする、
つまり少数派の歓びを知ってしまった身なので、
カノアくんやロボ（ジャック・ロビンソン）あたりが教授としてやってきて、
パフォーマンス・サーフィンの論を受けても的を得ないだろう。
逆にフィンレスやボディサーフなどで一緒に遊びたい。
そんな思考の走りがあり、
いまだに記憶しているのでここにメモをとらせていただいた。
前置きが長くなってしまったが、
父ちゃんの８２TWが納品された。
ボードの先に見えるのが、
ジローくんのシルエットだ。
なので、
「父ちゃんのECとTW、そしてジロー」
そんな題名でアサヒカメラの賞に応募したくなったが、
誌はすでに休刊中だ。
ちなみに今から１０年後のジローくんが、
ニューエイジ・サイエンスと、
ドラグラを密接に結びつけるのだけど、
それはまだこれを書いていれば、
そのときにここにリンクしておきます。
またもや新しいサーフ・ブレイクを発見した。
誰もいないのは、
ピーク付近のリーフが浅すぎるからで、
けれど、
私の測量によるとWBP程度の深さなので、
突き刺さるようなワイプアウトをしなければ大丈夫だ。
前述した父ちゃんと一緒にパドルアウトした。
父ちゃんはジローくんから見ての父であり、
私の父ちゃんではないが、
ドラグラ界ではそういう役名なのである。
浅いリーフにかぶさるようにブレイクする。
これもWBPにそっくりだ。
ちなみにWBPの波とはこれだ。
Danny Melhado at WBP
.
これはダニーだが、
やっぱりそっくりな波質だ。
WBPと違うのは、
魔界村系のテイクオフをメイクしてしまえば、
ごらんのような斜面が現れることだ。
新しいブレイクは、
天文暦法と陰陽卜占（おんみょう・ぼくせん）の混合というか、
ミックスダウンなのであった。
このあたりに詳しいタキビ神にこのブレイク名を聞くと、
「ぼくはDFWと呼んでいます」
というのでDFWと名付けた。
DFWとは、
Down For Whateverの頭文字だろうと仮定してみた。
何でも最高
全て良いよ
同意同意
そんな意味です。
Takibi God at Hamamura
.
ちなみにdownはスラングで、
1. 同意する
2. 仲がいい
3．一緒に時間を過ごす
1. in agreement with a plan to do something, with it
2. To be friends with someone or to spend time with them.
（ドラ大の講座より引用しました）
WBPつながりで、
室戸岬の河合さんに電話をして、
梵字からHIPやPOPという内容の話をした。
これは昨年の桜だが、
今年はまだまだであるだろうが、
室戸岬には、
すでに春一番も吹いたようなので、
あちらはそろそろ春本番となってくるのだろう。
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【巻末リンク：DFWの起こり】
【巻末リンク＊２：サーフィン密教イベント】
【ドラグラ・プロダクションズ特報＆特大号】ダクトテープが湘南で開催！！＿ＷＳＬは顕教でドラグラは密教！？＿サンオノフレ・ライフガード＿（３０７９文字）
【巻末リンク＊３：無垢な波を追いかけることとは？】
【サーフィン研究所】夜明けサーフィンは大自然の恵みにあずかる感謝の祭儀＿Blue.第９５号はミッドレングス特集！！＿（１３９６文字）
【巻末リンク＊４：意識について】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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