Cosmos Surfboards
TheOne 6’4″
Nakisurf Original Twin-Fins
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波は、
海底に岩があったりすると、
瞬時に姿を変える。
テイクオフするまでは、
きれいにピークしたこの波は突然崩れ始めた。
前田博士のシェイプ道具を眺めていた。
ありとあらゆる削り具。
紙やすり、
鉄ヤスリ、
そしてさまざまな鉋(かんな)。
サーフボード・ブランクスを平らに削るときは、
この回転サンダーを使うのだろう。
後ろにFCSボックスを埋没させるためのインジケーターがあり、
私は、
これらの使い込まれ具合にアートを感じるのだった。
さてさて、
先々週のことになるだろうか。
前田博士のエンスー工房を後にして、
都内中野区まで行った。
千葉から中野までは電車で73分。
先日、
法王がいたニシオギこと西荻窪までは81分だ。
アキバで知られる秋葉原も見える。
中野駅北口。
もっと蒸気があれば、
リドリー・スコットの描くブラック・レイン世界となり、
高倉健、
松田優作たちが闊歩した神戸元町と中野がかぶる。
中野で思い出したのが、
メーテルと河合さんのこのショットだ。
©松本零士
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ブロードウェイは、
JR中野北口から徒歩4分くらいのところにある。
ここは通称「オタクビル」とか、
「サブカルの聖地」として知られている。
なかでも「まんだらけ」は、
館内に30店舗もあり、
それぞれの店舗が趣向を凝らしてじつに見事だ。
そして、
それに追従する、
または対立する(多分してないと思うけど)サブカル店によって、
この商業ビルは成り立っている。
他業種としては、
オーディオ、
美容サービス、
医療、
古書、
占い、
飲食等がある。
それらは、
マニア&エンスー寄りか、
アンティーク、
サブカル人気にのっかる商法、
または真性昭和レトロのどれかだろう。
最近の腕時計ブームを受けて館内は、
あちらもこちらも時計屋となってきた。
「こんなものが発売されていたのか!」
「変や」のショーケース
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私はコレクターではないので、
購入は一切考えていない。
「こんなものがあったのか」
そうやって、
記憶に入れることがひたすら楽しいのだ。
ブロードウェイは、
私にとってのディズニーランドだと言えるゆえんだ。
ガイキングの大空魔竜が売っていた。
これはわりとみんな持っていた超合金というか、
当時ならば一大ヒットをかっとばした商品だ。
あれから46年。
この6000円という値が安いのか高いのかわからぬが、
造形はもちろんのこと、
重量感と動きがすばらしく、
手に入れた喜びに長期間ひたることができるオモチャだった。
スマグリはんがスーツアクターをしたキングジョーと、
ウルトラセブンの大型フィギュアが陳列販売されていた。
私は、
とっさに華厳さんの書かれた脚本のことを思い出すのだった。
とするとセブンは瀧朗か。
【巻末リンク*2:スマグリはんとキングジョーの関係】
【巻末リンク*3:法王atニシオギ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎