
Cosmos Surfboards TheOne 6’4″
Nakisurf Original Twin-Fins
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南岸低気圧が通過すると、
かなりの波が出た。
「最高でした!」
山芋うーやんとベンチュラ・セイジ、
そしてきんちゃんと、
シギーG、
タキビ神たちが各地ですばらしい波に乗ったという、
広大でめでたき日だ。

天気図で気圧配置を確認すると、
等圧線のすきまが広くても、
オレンジ色の強風を太平洋に吹かせていた。
前線おそるべし。
風力と向きが色分けされると、
低気圧の気流というか、
巻き上がりかたがよくわかる。
Windyありがとう。

土佐の春は、
海産物がとても豊富だ。
しかも安い。
左から大きなモイカ、
タカアシガニと岩ガキ。

岩ガキは大好物なので、
生でいただいたが、
滋味というか、
体の各部に効く深味に感激した。

ガシラハウスのご近所の冨永さんは家庭菜園をされている。
中央に見える家がそうだ。
その規模は、
農家さんと言えるほど広大だ。

「甘夏持って行きや〜」
いえいえ大丈夫ですと伝えると、
豊作で成りすぎて、
少しすると地面の肥料になってしまうという。

よって、
ありがたくいただき、
コールドプレスによって甘夏ジュースのマンライだ。
(マンライ=満足ライディング)
ありがたい。

さて、
ガシラハウス。
ノラ猫チャーリーは、
ボスと入れ替わるように見かけるようになった。
(ボスについては巻末リンクを参照ください)
どうやらここに湧き水があるので、
ボスたちは水を飲みに来ているのだろう。

ある日のことだ。
とつぜん小さいネコたちがわらわらと、
ガシラハウスに向かってきた。

私が見てきたところによると、
このあたりのノラネコ同士はナワバリ争いをするようで、
あたりが毛だらけになるほどのケンカをする。
よって、
複数のネコを見るのは心配だった。
けれど、
このネコたちは互いに仲が良い。

少しすると、
チャーリーが小さいネコを引き連れて現れた。
「チャーリーの子どもたちだ!」
ピンと来たので用意しておいたエサを出すと、
わらわらとやってきて仲良く食べ始めた。

私はネーミングが趣味であるので、
小さいチャーリーにはコチャーとし、
ボス色には、
ボスの子孫かもしれないと直感し、
コボスと名付けた。

さらにさらにミケx2は、
ミケランとミケラン2とし、
マダラx2には、
それぞれマダランとベロマダラン。
警戒心の強いボス色がやってきたので瞬時にミニボスと名付けた。
チャーリーの子どもたちはどうやら7匹もいるらしかった。
エサがあっというまに足りなくなったが、
まわりにはカニやトカゲもたくさんいるので、
エサの心配はない。

Wマダラにはマダラン、
そしてベロマダラン。
Wミケにはそれぞれミケラン(孤高)と、
ミケくん、
そしてミニボス(これがニャーズのリーダーのようだ)と名付けた。
よく見ると去勢手術されているらしく、
たいていがサクラ耳になっていた。

保護されて戻されたのか。
もしかすると、
遠くに飼い主がいるのかと考えたが、
そうなると首輪が付くだろうからやはりノラ、
またはやたらと広範囲の地域ネコだと察した。

それぞれの怖がりかたは、
ノラならではの慎重さがあるが、
コボスだけはこちらをおそれていないようだった。
400mmの望遠レンズは、
サーフィンを撮るためのものでなく、
ネコ用だったのだと気づいた朝。(笑)

このあたりは、
タヌキ、
ハクビシン、
イノシシやマムシなどがごっそりいるので、
このように小さなネコたちも常に危険で大変だろうが、
大自然で育つネコ家族という存在を知ってうれしくなった。

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【巻末リンク:ボス猫ストーリー】
【巻末リンク*2:冨永さんとノラ猫チャーリー】
【巻末リンク*3:ボスとサバット記念日】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎
