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naki's blog

【サーフィン研究所】高知から880km_(1585文字)

Cosmos Surfboards TheOne 6’4″

Nakisurf Original Twin-Fins

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集まるように両側から合わさった波は、

いつまでも続くように規則的に崩れていった。

淡路SA

兵庫県淡路市岩屋

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上総(千葉)に戻るべく、

土佐(高知)を出発することになった。

昔の地名を使う理由は、

お参り先で、

その土地に根付く抱想(だんそう=私造語)からのものだ。

まずは街でいくつかの買い物を済ました。

シン仮面ライダーチップスのみならず、

プロ野球チップスも大人気らしく、

一度も棚にあるのを見たことがないほどレアだ。

本屋に寄ると、

小樽のボス猫ことケンジがブルータスの表紙になっていた。

昨日ここにネコのことを書いたが、

なんだか不思議な世の中になってきた。

それにしてもボスにうり二つのネコだ。

本屋では好きなタイトルをいくつか見つけた。

このレコード・コレクターズは、

タキビ神の愛読書であり、

今月はピンクフロイドの『狂気』が、

50周年記念として特集されていた。

狂気は、

鬼才ロジャー・ウォーターズが打ち出した

プログレッシブ・ロックであり、

『コンセプト・アルバム』の構成が始まったというマイルストーン的な作品だ。

ヘッドフォンで聴くと、

アルバムのエンディングに

There is no dark side of the moon really.

Matter of fact it’s all dark.

こんなことが刻まれている。

それにしてもなぜこの邦題を

『狂気』と名付けたのだろうか?

発表して50年も経つと、

さまざまなことが説明されているけど、

たぶんこれもウォーターズ哲学の範疇(はんちゅう)だと、

自らをおさめるしかなさそうだ。

本屋の後は、

大好物の担々麺を注文すると、

ネコくんが料理を運んできた。

つくづくネコづくしだと感じた日だ。

徳島県は、

談合価格の高知県よりガソリンが安い。

よってここで最初の給油をしようとスタンドに寄ると、

なんとトヨタ2000GTがあった。

信じられない。

所有者にお話を聞くと、

1967年の前期型だという。

ボンドカーになった日本の名車が、

いまも普通に実走していることに感動させられた。

お気をつけて〜。

淡路島から神戸を目指し、

ついにそのようになり、

山陽道経由でE1Aに入り、

大阪、

京都、

そして滋賀県。

伴さんといつもお会いする土山SAを通り越し、

菰野(こもの)ICで下車して給油をしたのは、

満タンにすればここから千葉まで無給油で行けるからだ。

メーターを読んでみると、

ここまで480km走った。

千葉までおよそ400km。

半分以上も来た計算となる。

菰野では、

道の駅形態でピザが食べられると聞いたのだが、

実際に行ってみると、

このようなおしゃれ空間であり、

ピザもやたらとイタリア本格派なのだった。

E23に入り、

最初のSAに寄ると、

それはそれはの大混雑で、

すでにGWの行楽が始まっているようだった。

夜明けを通過し、

横浜に入り、

そのままアクアラインをくぐり、

千葉に到着した。

すかさず、

アクアライン出口にあるアウトレットに向かった。

愛用しているコーヒー・ミル社がテナントとして営業しているという。

以前から行きたいと思っていたが、

ついにその日がきたのだ。

(大げさだ)

だが、

キズモノもスーパー型遅れもなく、

このコーヒー・グラインダーが43%引きというのが、

いわゆるお値打ちアウトレット価格であるらしかった。

しばし異国情緒というか、

アメリカ気分となり歩きつつ、

こちらも念願のカルディの木更津アウトレット店で、

全店制覇までまたひとつ歩を進めたとひとりごちつつ、

これからやってくるゴールデンウィークのことに思いをはせた。

【巻末リンク:土佐と沖縄のボス猫】

【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ謹製】野性ネコ〈ボス〉が沖縄に!!_50年前のサーフコミックス_(1486文字)

【巻末リンク*2:シン・エンゲッツ】

【サーフィン研究所】シン・エンゲッツ_坂本龍一さんの意思を継ぐ_(1314文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!