新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】70年以上前のシステムを使う千葉免許センターにて三間飛車_(2232文字)

昨日は幕張にある千葉免許センターに行ってきた。

受付時間は9時から午後4時までだとあった。

九十九里からだと蘇我、

稲毛、

千葉を通過するので渋滞が予想され、

一般道で2時間近くかかると表示された。

で、

朝5時に出発して7時前には到着した。

30分前の8時半に入場すると、

ものすごい数の人がこの免許センターに押し寄せてきていた。

私の要件は混雑していないことは、

以前の更新時に確認済みだった。

安心してのんびり歩いていると、

どんどんと早足の人に追い越された。

ここに競争社会の縮図があるようだと感じつつ、

その本館を目指した。

ようやく本館にたどりつくと、

入口に行列があった。

どうやらこれを通過しないと館内に入れないようだ。

列に並び、

ようやく入口となり、

所長風の人に私の要件を伝えると、

「列の最後に並んでください」とあった。

見ると、

ものすごい数の人がこの列に並んでいる。

私は、

「所長風の人が間違っているかもしれない」

と断定しつつ、

端に寄って館内を見渡した。

その行列は、

どこかの国の入国審査の大混雑時のように折れ曲がり、

そのかたまりが最低4つあり、

入口から入ってきて並ばない人は職員だけのようだった。

仕方なく最後尾に行くが、

1〜2分ほどもたもたしたので、

あっという間に後ろからぞろぞろと人がやってきて、

列でいうと、

およそ3つ折れくらい後方となってしまった。

さきほどまでいた入口への行列は、

最後尾が見えないほどはるか遠くまで伸びていた。

早く来て良かった。

仕方がないので、

iPhoneでAI将棋をすることにして、

第一局が終わるころに

ようやく行列の先にある「受付」が見えてきた…。

まだまだ途方もないことなので、

将棋に戻り、

第二局目となり、

私が三間飛車を展開するころになって、

ようやく受付窓口への個列までたどり着いた。

窓口で私の要件を伝えると、

申請用紙をくれて、

すべて記入して、

印紙を貼って4番窓口へ提出してくださいという。

そそくさと記入台へ行き、

氏名生年月日等をすばやく記入したのは、

いやな予感があったからだ。

印紙売り場に行くと、

こちらも大行列。

いやな予感は当たったと、

先ほどの将棋に戻った。

8二飛8六飛となったところで、

自分の番が次になったので、

将棋を止めて印紙代をもう一度確認した。

だが、

それから列はいっこうに進まないことに気づいた。

前の女性が質問魔のようで、

ありとあらゆることをこの印紙販売員に聞いているが、

販売員は管轄が違うので、

何もわからずにいちいち他の人に取り次いでいた。

それからややあってようやく、

印紙の価格を聞いてから、

ハンドバッグをあけて財布を探していた…。

のみならず、

もう一度「おいくら?」などと聞き、

さらにそこから小銭で払おうとしていたので、

真後ろにいる私にとっては、

すでに数千光年くらいかかった感覚となった。

他の列はすいすい進んでいて、

自分の運のなさを呪うほど、

この列に並んだことをとことん後悔した。

それにしてもなぜ並んでいるあいだに印紙代を用意できないのだろうか?

誰もがわかっている金額なのに。

ようやく印紙を買い、

申請用紙に貼り付けつつ当該窓口に行くと、

やはり他に誰も申請者はおらず、

すぐに提出し、

やがて交付されてきた。

だが、

私のように特別案件ではなく、

運転免許更新の人たちはこれから検査だ何やらと、

アリの巣のような行列日になるのだろう。

列の中から、

「午後のほうが比較的空いている」

とか、

「雨の日はそこまで混まない」

とあったが、

そんなことよりも申請用紙をオンラインで配布すればいい。

申請者はそれをプリントアウトし、

印紙を郵便局で購入し、

求められていることを書き、

印紙を貼って免許センターに持ってくれば、

受付業務も印紙販売業務もゼロになる。

よって、

混雑緩和ばかりか、

利用者のストレス減となるはずだけど、

令和5年にもなって、

オート三輪が走っていた昭和20年代、

70年前と同じことをしているのが不思議でならない。

これこそが行政の仕組みの構図なのか、

国民に数年に一回軍隊教育を仕込もうとしているのか、

はたまた役人遺伝子のなせる業(カルマ)なのかは私にはわからない。

世界的に見ても

日本人は頭が良いと言われているけど、

それは一部の日本人のことだけなのか?

とにかく免許センターの旅が無事に終わったので、

映画を、

近隣ではやっていない字幕版を見るべく巨大モールに入館した。

すると、

このようにヌーちゃんこと、

ラーズ・ヌートバーが迎えてくれた。

彼の日本での人気は、

MLBではなく、

WBCで出たものだと察する。

WBC予選会場となった東京ドームは、

コンクリートの上に人工芝を張ってあるだけだ。

ヌーちゃんは、

そこで数々の身を挺したプレイを見せた。

MLBからやってきて、

我が身を捨ててまでアウトを取る姿に野球ファンは感動させられた。

そんなことがあっての広告だと私にはわかる。

昨日見た映画は、

かなり感動させられた。

冒頭のレディオヘッドの名曲『Creep』(巻末リンク*3へ)

そこからエンドロールまで、

すべてすばらしいと言える映画は数少ない。

さすがジェームズ・ガン監督だ。

今日は字数も多いので、

この映画のことは近日中にここでレビューをします。

【巻末リンク:坂本龍一さん】

【サーフィン研究所】シン・エンゲッツ_坂本龍一さんの意思を継ぐ_(1314文字)

【巻末リンク*2:村上春樹さんの問いかけ】

【サーフィン研究所】マジックボード_とてもとても幸せなのか?_(1143文字)

【巻末リンク*3:映画冒頭のCreep】

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!