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【サーフィン研究所感激渾身号】アムステルダム・コミュニティ_カリフォルニア・ジェネラルストア鵠沼海岸店にて想うこと38項目_(1855文字)

鎌倉市稲村ヶ崎

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稲村は昔もいまも特別な場所だ。

ものすごい波が立つ。

軽くワールドクラスだ。

稲村ヶ崎は、

歴史も土地の持つパワーも半端ではない。

やはり岬というのは、

古来から何かが隠されているのだろうかと、

インディアナ・ジョーンズ気分となった。

藤沢界隈では、

真のファッション提供した『ガレージセール』を由来とし、

アメリカのことや波乗りに精通しているT氏と話していた。

カナダの辣腕古着バイヤー王でもあり、

法王の親友でもある。

すると、

稲村の人の話となった。

そしてそれが石田道朗(いしだ みちあき)さんにつながり、

奇縁というか、

ありがたきご縁と、

インスピレーションに驚かされた。

石田さんは、

高校から突発的にアメリカ留学されたという。

そのときのことを総料理長こと小島さんがおぼえていた。

「俺がさ、高校一年生のときの昼休みだったかな?」
「はい」
「サッカー部の部室にいると、
一年上の石田さんがさ、
ブシツの窓から入ってきて、
俺学校やめるよと言って、
また窓からふわりと去っていったんだよ」

「それからアメリカ留学されたのですね」
「フットボールとか野球で有名になったと聞いたよ」
「アメリカのレベルでそれはすごいですね」
「ジャパニーズ・ボー(ジャクソン)だと言われていたみたいだよ」

こうして石田さんは、

南カリフォルニアで生きる私たちの大先輩だった。

威張ったことはもちろんなく、

一切おごらず謙虚な優しい心で最後まで接してくれた。

私同様に、

ドナルド・タカヤマ、

ジョエル・チューダーやバリー・マッギー、

トーマス・キャンベル、

アンディ・デイビスにマット・ハワード、

晩年はアレックス・ノストの心をつかみ、

それぞれが、

『永遠なるMichiaki標』を胸に抱いているのだろう。

またアメリカ人のみならず、

日本にも石田チルドレンズを多く輩出し、

そのカリスマ度たるや、

もはや記憶がキラキラと輝かしくなっているほどだ。

藤沢駅南口を出て、

西武デパート(今はない)の前を通り、

ゆるい坂を下りつつ、

南に歩いていくと鵠沼石上となる。

石上は、

江ノ電で藤沢発ならば最初の駅であり、

ここで降りるのは鎌倉方面から来たときだけで、

たいていは駅から歩いて向かった。

または車で行くときもあった。

カリフォルニア・ジェネラルストアの向かいに大源太公園があり、

そのパーキング・ゾーンに縦列駐車し、

早くお店に入りたかったことを思い出していた。

その石上の主役だった

『カリフォルニア・ジェネラルストア』

が鵠沼海岸に引っ越した。

神奈川県藤沢市鵠沼海岸1丁目2−17

石田さんは、

アムステルダム・ウェットスーツの想像主というか、

世界一の技術と手を組み、

「すべて良いものだけを」

という世界観を編み出した人である。

そんな石田さんは、

天から波を出す人として、

鎌倉は、

中村のおやっさんと共に知られていて、

おふたりともこの世界からは肉体が離れてしまったが、

いまだに影響を与えてくれるインスピレーショナル・メンターだ。

ディレクターの清水さんとの話が長くなったので、

コーヒーをいただくと、

これまたおいしく、

石田さんは細部までぬかりがなかったなと、

その灯が消えていなくてうれしくなった。

ちょうどマンダラ・コーヒー研究部のナッキーもいたので、

どんなコーヒーだったかを検証するために、

こんな会話をポストする。

「アナエロだ」
「ダブル・ファーメンテーションか」
「じゃあトパージオかも。
ここはコーヒーショップではなく、
ライフ・スタイルショップなんでしょ?
こんなコーヒーがいただけるだなんて信じられない」
「それが石田さんマインドなんだよ」
「すごい人なんだね」
「そうなんだよ」

そんな石田さんが天から創ったのが、

この『カリフォルニア・ジェネラルストア鵠沼海岸店』だ。

私もこのアムステルダム・コミュニティに参加できることになり、

まずは湘南用ウェットスーツをお借りした。

ご存じのように列島の南岸には、

台風2号波がドカドカだったり、

ささやかに届いている。

ちょうど

<BUNTARO KATO>EXHIBITION

が開催されていて、

氏の作品の持つパワーに圧倒された。

やはりオリジナル・プリントは感じるものがあるなと、

また石田さんのことを思い出していた。

【巻末リンク:石田さんが天から出された波群】

【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】ダクトテープ・インビテーショナル!!_石田さんの波_アンディ・ニエブレス優勝!_(1053文字)

【巻末リンク*2:アムステルダム・コミュニティのこと】

【特大号:NALU誌特集記事】エントロピー:ーENTROPYーアムステルダム・コミュニティというメッセージ_(9172文字)

【巻末リンク*3:写真はたいてい端のほうでしたね】

総帥とロンハーマン・パーティ!_これから藤沢石上カリフォルニアさんでのパーティです!_(765文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!