新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所渾身号】フクナガ文体の本日_サーファーズのしらすパスタの感動_(1918文字)

Cosmos Surfboards TheOne 6’8″

Cosmos Special Twin-fin

.

大空からの光
夏の海の香り
歌うように乗る波もある

昨日の気分をフクナガ文体で書いてみた。

フクナガさんとは、

昭和を代表する作家の福永武彦さんのことで

彼が書いた「怪獣モスラ」の原作を読み、

他の作品を読むようになった。

これは少し前のことになる。

総料理長の公休日に、

「サーファーズ岬でサーフしたり、

午後までのんびりと遊びましょう」

ということになり5時に待ち合わせた。

波は予想よりも大きく、

大喜びでパドルアウトして岬の前まで出ると、

なんと!

朝日に照らされた江ノ島があり、

その向こうに倍ほどの大きさの赤富士が重なり、

あまりの偉容に手を合わせ、

私たちのハッピーサーフ・セッションが始まった。

セッション後半でナルちゃんこと、

成瀬さんもやってきたが、

なんだかやたらと浅くなってきた。

さっと上がると、

潮はみるみると干いて底がむきだしになった。

危なかった。

なぜならばこのあたりは、

ウニだらけで歩けないからだ。

またはトゲトゲとなる足裏を覚悟して歩くかのどちらかだ。

サーファーズのナルちゃんこと、

成瀬さんと開店準備をした。

パラソルを拡げて、

各部を掃除しつつ、

テーブルや椅子のグラグラを確認していく。

ナルちゃんは植木マスターであるので、

アガベやそれぞれに適量の水やりをする。

この量が大切らしく、

総料理長とそのお話をしていると、

海が干上がっていった。

岩盤というか、

リーフの際(きわ)で波はブレイクするのだ。

とすると、

サーファーズ東の棚は南西うねりでないと、

クローズアウト(日本式だとダンパー)だと物理的にわかった。

中央というか、

サーファーズ岬のプチ俯瞰図。

右手は先ほど書いた江ノ島側で、

すっかりとリーフが露呈していた。

みんなどうやって戻ってくるのだろうか?

ウニウニ・ダンスと、

ウニウニ・ヨガが待っているのに。

見事なほど水がなくなった。

干潮というのは、

潮だまりに小魚や甲殻類が取り残されるので、

天然の水族館となる。

私は、

普段使うチャンネルを確認しつつ、

ノースハワイで食べたチキンサンドイッチのことを思い出していた。

お腹が空いていたのだ。

よく考えると、

夕方に食べたきりだったので、

じつに18時間のデイリー・ファスティング(絶食法)だった。

サーファーズ岬からSURFERSに戻ってくると、

前出のナルちゃんが、

「アーティチョークはうまいぜ」

そんなことで、

収穫のお手伝いをさせていただいた。

アーティチョーク話を白ワインと聞くのは楽しい。

しかも超空腹でワインの乾杯というのはいかほどのものだろうか。

総料理長がハンドルキーパーとなったのは、

彼の午後はゲンゲンのギターレッスンへの運転手となるからだった。

サーファーズのナチョスは、

本場というか辛みがメキシカンであり、

イタリアンの響きを帯びているほどラテン系な明るいお味だった。

総料理長は大好物のシラスと桜エビのスパゲッティ。

「これさ、前回食べたときにお代わりしようかな?

どうしようかな?そうやってずっと考えていたんだ。

だから今日は大盛りにしたんだ」

こんなにおいしいパスタは都内でもなかなか食べられないという。

私はエビ・アレルギーの身であるので、

エビ抜きをお願いして、

食べ終わってしまうころには、

総料理長のように大盛りにすればよかったと反省するほど、

ファンタスティックな味だった。

なぜこんなにもおいしいのかと検証すると、

しらすが普通ではないほどおいしい。

目利きの魚屋さんと仲良しだということと、

パスタの乳化状態や風味と味付けもすばらしく、

ただもののシェフではないぞということになった。

今月の総料理長の記事。

.

そのことをナルちゃんに言うと、

「当たり前だよ〜。

ウチのシェフは日本一だからさ」(ナルちゃん)

「イタリアン?」(総料理長)

「そうです。イタリアン出身だね」

「それにしてもおいしいです」(私)

そんな会話をしながらプリンをいただくと、

こちらも絶品で、

背筋が*エミリの100点ジマン状態になった。

(*エミリの100点のことは、

一昨日のここで書いたので読んでみてくださいね)

サーファーズのは、

原材料にこだわりぬいたプリンだと思い出した。

素材は大切だと、

また食べものの話となっていった。

(巻末リンクを参照ください)

サーフィンが料理の次に大好きな総料理長と、

波の話をしながら帰ったことをこの画像から思い出した。

【巻末リンク:アーティチョークの魔術師】

【サーフィン研究所】ハッピーサーフィング師範とムチン大将_タヌキ男民話_アーティチョークと加藤さん_そして農林水産省とのコラボ_(1468文字)

【巻末リンク*2:サーファーズのプリン考】

【サーフィン研究所】逗子サーファーズ岬の奇跡プリン_(1693文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!