土佐到着後は西南の、
クマビーチまでやってきた。
熊ヶ鼻とか、
熊岬と呼ばれているあたりで、
いつものように無人だった。
Smiley Grizzly on
Cosmos Classic 8’
.
ただスマイリー・グリズリーだけがサーフしていた。
聞いてみると、
「みんなここではなく、
東側の地形のえい(良い)ところでサーフしてます」
そんなことだった。
私は幼少時から、
カウンター・マインドというか、
反抗心が強いようだ。
よって、
こうしてみんなが集まらないところで、
サーフすることにサーフィンの醍醐味を感じてしまう。
Nacky on
Cosmos Classic 8’
.
ナッキーもクラシックの中毒になりつつある。
「そろそろこのボードでもダックダイブ
(日本だとドルフィンスルー)ができそう」
うれしそうに教えてくれた。
最大幅が22インチないので、
こうして脇に抱えられる。
ジョエル・チューダーやタイラー・ウォーレンたちは、
ボードはこのように脇に抱えるのがクール(COOL)で、
地面に平行にして持つのは、
スーパー・クークだと、
ク段変格活用でログの作法として教わったことを思い出した。
ほかにはただのクーク(KOOK)があり、
三段活用として広く知られている。
□
閑話。
ノースハワイの画像がまだ残っていた。
世界一雨が多い島だけど、
晴れると、
それはすばらしい色彩をみせてくれる。
島の南にある庭園に咲くスイレン。
ギリシャ神話の、
妖精名が学名だとあった。
ホワイトハウス。
冒頭に書いた気象により、
虹の島だとされているが、
旅程中はまんまるの虹を見ることはなく、
断片、
またはせいぜい半円くらいの縁だった。
けれど最終日の朝、
大好きなサーフブレイクの前に色彩の橋をかけた。
Seeaは、
イタリア出身のアマンダが、
サンクレメンテに嫁ぎ、
「サーファーのための水着」
を具現化したものだ。
これぞ夢式というか、
ノスタルジックやビンテージということだ。
サーフィンするためのさまざまが、
シーア式だと知っているのは、
私が開業から彼らに関わっているからに他ならない。
耳より情報は、
NAKISURFでは夏のSaleをやっているということです。
https://www.nakisurf.com/product-category/seea/
そのホワイトハウスあたりの波は、
神話のような分厚さと、
雷剣が振りおろされたような波先だった。
さすがノースハワイだ。
□
【巻末リンク:本題でしょうか】
【巻末リンク*2:ノースハワイまで】
【サーフィン研究所渾身特大号】ノースハワイ到着まで_NAKISURFがアムステルダム・コミュニティに参加しました!_(2638文字)
【巻末リンク*3:冒頭のクラシックのこと】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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