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naki's blog

【サーフィン研究所】1008km南のイルくん_(1038文字)

土佐西南の足摺岬。

ここは空海が、

観音の住む補陀洛界に最も近い聖地だと感得された岬だ。

岬の内側には大月半島があり、

夕日の美しい宿毛湾が拡がっている。

私は土佐市のハレタで、

豚汁たまごかけごはん朝食をいただきつつ、

その半島の先端まで行ってきた。

Googleマップで計測すると、

千葉の玉前神社から1008kmという距離だった。

南うねりの南西風という予報ではあったが、

東向きの熊が浜に寄ると、

無風の絶好のコンディションだった。

スマグリはんこと、

スマイリー・グリズリーと「ガォ〜」と、

ハッピー・サーフセッションをしつつ、

そこから南西に向けて国道と県道を2時間弱ほど走ると、

養殖ブイが浮かぶ湾に到着した。

そこは、

まさに南の島そのものだった。

GoPro4片手に潜ってみた。

瞑想というか、

ノースハワイや奄美、

または沖縄の海視界があった。

しばし放心しつつ、

息を吐ききっては海底に横たわっていた。

遠くから魚の群れがやってきた。

これは小アジだろうか。

魚博士のタキローにこの画像を送ってみると、

「これはアジ科ムロアジ群のマアジですね」

「へー」

「系統樹で言いますと、クロホシムロアジのすぐ下に属します」

「へー(よくわからないけど)」

ノアも魚博士だったので、

同じような話題となってうれしい。

上がって、

サニーマートFCコモンズ大月店で求めた

「助六寿司」と、

「鯖押し寿司」を食べようとすると、

なんと!

イルカが飛び跳ねていた。

私はすかさずイルカのイルくんと名付け、

こちらもタキローにジマンした。

タキローは、

すみっコぐらしの研究の第一人者であり、

前述したような魚博士ではあるが、

なぜかイルカやクジラ、

ラッコのような哺乳類にはあまり興味がないようだ。

なぜなら、

上記したアジのような魚種や形態ではなく、

このような学術的な返信が送られてきたからだ。

「イルカの知性が法王よりも優れていると、

その可能性が指摘されていますが、

ぼくはそうは思いません。

詳しくはCetacean intelligenceと検索してみてください」

ナッキーは

「野生イルカと泳ぐ」

という夢がかなった。

さらにウミガメを見つけてご満悦だった。

しかし、

高知の足摺岬の裏に野生イルカがいるとは、

私も含めて驚かさせられた事実で、

人生は何があるかわからないと、

これでまでのことをソーマトー(走馬灯)のように思い出していた。

【巻末リンク:イルカの夢】

COLE WRECKING BALL_いつもの王子邸前_クリスちゃん、王子ニック、NALUトミヤマさんと俺の幸せセッション+ペリカン、アザラシ、イルカ_フラッフィーを見たことがありますか?_LEGS_(2015文字)

【巻末リンク*2:奄美大島のイルくん】

奄美ー千葉_イルカとウミガメ_涙と太郎と二郎と山崎さんのシエラとサバット_ちゃぶ台とDJタンテイ_(2178文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!