Shane Dorian
at Niijima
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世間は闇だが、
サーフィンには人生の喜びがある
サーフィンは、
波の斜面を滑ることを主体とした遊びだ。
逸品の波壁。
崩れる寸前の波を正面から見て、
リップと呼ばれる波先は、
まるで稲妻のように速く、
剣豪の居合抜きのような鋭さがあった。
どっしりと濃厚で甘みがある波の裾野は、
ずしりと重く疾走してきた。
Cosmos Surfboards TheOne 6’4”
Nakisurf Original Twin
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波の性質を読み、
波壁とサーフボードに対して体術をかける。
そんな風に乗る波もあるし、
まったく考えずに反射的に滑るというギャンブル的なものもある。
うねりのわずかな盛り上がりが、
海底の変化によって微妙な弓形のカーブをつける。
デリケートなソフトフットで、
ボードを大切に扱うようにデリケートに加重する波もある。
どちらも鮮烈な記憶、
または余韻のような感覚を残す。
これまでサーフィンについて、
テクニックやマナーや思想のことはあったが、
このような波に対しての印象がなかったので書いてみた。
でもきっとどこかにあるのだろうから、
もしご存じの方は教えてください。
ドラグラ・プロダクションズには、
わりと優れた翻訳機がありますので、
何語でも大丈夫です。
明日は、
カタサバ先生の大人気コラム
『彼女の島』全文掲載日です。
作者と同じ年代の華厳さんによる解説がさきほどつけられました。
どうぞお楽しみに!
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【巻末リンク:14年前のクラシック】
【巻末リンク*2:文系にはこちらを】
【わりと文藝】Jonathan Livingston Seagull_USAとバリー・マッギー大師、そして空海_(1260文字)
【巻末リンク*3:大切なマインドセット】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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