新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】アイルランドとイリエ_玉前神社周辺の昭和感_南西風のマリエル_博士とボード論_(1233文字)

アイルランドのレフト波を見て驚いた。

ここまでの波壁になるためには、

深海くらいの深さから、

一気に浅瀬にならないとならない。

その膨大というか膨張みたいな圧倒さがこの波にはあった。

千葉北は、

ほぼ無風の美しいコンディションだった。

北北西うねりは小さいが、

アイルランドとくらべるとはるかに平和であり、

イリエではなかなかのブレイクを見せていた。

タキビ神とサーフして、

ミヤサバ先生の新作情報を伝えて散会し、

彼は職場に向かい、

私たちは玉前神社にお詣りに行った。

サーフ後だったので、

青竜の後ろには朝陽が入らず、

けれど、

なかなかの絵を得た。

玉前神社も海と同じ無風コンディションで、

ただひたすら陽の拡がりが清廉だと感じいった。

紅葉が始まっていた。

横には、

朝10時半から開いているそば屋さんが、

今日のスペシャルメニューの札を掲げにやってきた。

房州(房総)はイワシの季節で、

季節は温かいそばとなったようだ。

玉前神社付近は、

昭和そのままの商店が多く残っていて、

このマルノさんも、

肉の吉野さんもよき時代そのままのストア・フロントだが、

あと少しすると、

この景色も貴重になるのだろう。

昨日は強い南西風があり、

海は時化(しけ)模様となった。

この風を避けるいくつかの湾内ブレイクに行くと、

やはりどこまでも無人で、

こちらも昭和感たっぷりにサーフした。

このエリアを散策すると、

いくつかのすばらしい場所を見つけた。

こんなところに住めたら楽しいだろうなと、

さまざまなことに思いをめぐらせていた。

週末のサーフ後は、

バリのヤマザキさんと、

サーフボードTheOne話があったので、

駅前のタカラ食堂まで向かった。

だが、

なぜか店内が喫煙所になっていたので、

肩を落とし、

仕方なく太東岬手前のガストに行った。

するとスマイリー・グリズリーの、

ロック・サバ号と同型同年号があり、

私はいつものように「ガォー」とやるのだった。

これまでは、

この車種は希少だと思っていたが、

最近多く見かけることにも気がついた。

エンスーラボに行くと、

前田博士とNAKISURFナカガワが、

ボード修理のワークショップをしていて、

少々参加すると、

クロス目のねじれとか、

ボードへの合わせ方の深みと原則を知った。

前出のヤマザキさんは、

TheOneの質問がたくさんあったようで、

あますことなく博士に聞いて感激されていた。

私は昨日の主役エンデューリングのフィン・サイズに関して、

いつくかの鋭い表面積というか、

スペックのイメージを得ることができた。

サーフボードの数値というのは、

ともすると机上論になりがつだれど、

こうやってサーフ後に論議すると、

わりと核心をついた結論となるとも気がついた。

【巻末リンク:TheOneのすばらしさ】

【サーフィン研究所渾身号】生涯マジックボードNo.1の64生誕記_(2296文字)

【巻末リンク*2:バリのヤマザキさん登場@ハマムラ編】

【サーフィン研究所年末特大号】ハマムラはバレル村_落語『チューブが怖い』_(2755文字)

【巻末リンク*3:ネイザンのアイルランド波】

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!