新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】漂えど沈まず_(829文字)

Cosmos Surfboards TheOne6’4”

Cosmos Original Twin + Twinzer

.

これは夏ごろの画像だが、

速度と制動の両立が達成された日があった。

このザワンの制動力を頼りに詳細な操作と、

波先の押し出しを使った達成という感得があった。

自身のマキシマムを超えたのは明白だった。

その理由を考察してみた。

思い浮かぶのは、

日々大きなボードで波に乗ることで、

制動力が修練できたことだろう。

制動力は、

自身が得た挙動であり、

動作による制御(コントロール)なので、

超達(上達の上程度の造語)したのだとも思える。

もっと書くと、

浮力のあるボードはパドリングが速い。

そして次々にセクションを越えていくので、

ライディングの距離が飛躍的に伸びる。

距離が出ると、

沖まで長いパドリングだ。

パドリングはサーフィンの最も重要な基本だ。

台風のとき、

ただひたすらパドリングをしたことをおぼえているだろう。

大きなボードは、

この「ひたすら」が、

小波時ですら可能となるので、

これも長所なのだとわかった。

そんな修練を経て、

冒頭に書いたように

「マキシマムを超えた」

そんなことにつながったのだろう。

“FLUCTUAT NEC MERGITUR”

という言葉を受けた。

これはラテン語で

「漂えど沈まず」 という意味だという。

サーフィンもまさに同じで、

波面に漂い続けたら上記した結果がやってきた。

「沈まない」というのは、

サーフィンのみならず、

人生の本質をついた言葉だとわかった。

ECことエリック・クリステンソンは、

シェイプ前にこうして精神集中するという。

私もサーフィン前に瞑想して、

もっと世界に入りこみたいという気持ちになった。

【巻末リンク:決定的なサーフボード『ザワン』のこと】

【サーフィン研究所渾身号】生涯マジックボードNo.1の64生誕記_(2296文字)

【巻末リンク*2:制動力強化の原因】

【サーフィン研究所渾身号】コスモス・クラシック新入幕記念_(2133文字)

【巻末リンク*3:漂ったこと】

【サーフィン研究所】ノースハワイ波の強さ_(559文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!