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【サーフィン研究所:渾身号】ウェッジ波_教育について_背くらべ_(1288文字)

岩に当たったうねりは、

本体のうねりと重なってピークを形成する。

これはウェッジと呼ばれるものだ。

うねりの跳ね返りというウェッジは、

セクションを形成して、

波の中に最後まで存在していた。

上画像のウェッジは際だったものだが、

たいていの波にウェッジは存在していて、

それを見極めることでサーフィンというのは、

飛躍的に理解できるはずだ。

普段から、

大小すべての波で、

このウェッジはどこにあるのか、

どこに出現するのかを確認している。

ウェッジは湖に出るさざ波にもあるのだから、

海洋波となると、

かなりオビエス(明らか、obvious)だ。

ドラグラ学童クラブで、

教育に詳しい人にお会いした。

さまざまな話をしたが、

印象に残ったところを書き出してみた。

「日本の義務教育は中学校までです」

そうでしたね。

「現在、高校進学率は男女とも95%を超えています」

「へー」

「けれど不登校の小中学生は、30万人近くもいます」

小中学生の人口はどのくらいですか?

「昨年度で923万人です」

とすると、

およそ3.25%の子どもたちが学校に行っていない計算になりますね。

「その通りです」

その子たちはどうしているのですか?

「不登校児童を支援するフリースクールがあります」

どのくらいあるのですか?

「全国に一千校以上あり、増加傾向です」

すばらしい!

「しかし学校教育法に該当しない校が多く、

国が定める履修を習得していないとみなされます」

とすると?

「フリースクールを卒業しても進学できないんです」

そうなんですね。

「しかも低年収世帯に対しての授業料免除も一切ありません」

国は遅れているからなぁ。

「前例がないことはしたくない典型です」

軍隊教育から抜けられないんですね。

「はい、日本の学校制度は、

18世紀の産業革命を契機に作られました」

やはり。

「これまでの学校は、

国民国家に貢献する人材を育成することに念頭を置いていました」

学校という名の兵隊養成でした。

「そうです。

でも今は決められた学科で競うことを止めて、

好きなこと、

得意なことができることを選ぶ子どもたちは増えていますよ」

それは明るいニュースですね。

「国はもっとフリースクール系の学校に注目すべきです」

これからAI世界になりますし、

人ができることの多様化が必要ですね。

「その通りです」

明るい未来のことを想像しながらジョーに行くと、

湘南ナンバーの親子が駐車場にいて、

ターンが甘いと得点が低いから、

もっと強くと、

子どもに注意していた。

私もコンテストに出場していたが、

ターンの甘い辛いは、

いまとなっては一切関係ないと言いたかった。

でも前述した軍隊教育のことを思い出して、

全体で基準に向かう世の中は、

この自由なサーフィンでも同じなのだとわかって、

体がさらに冷えたように感じた。

さてコーヒー。

https://mandalacoffeejapan.com/

【巻末リンク:有事への国民修練】

【サーフィン研究所渾身号】70年以上前のシステムを使う千葉免許センターにて三間飛車_(2232文字)

【巻末リンク*2:3年4ヶ月前の教育】

【サーフィン研究所】教育_Many Rivers To Cross_(1656文字)

【巻末リンク*3:白虹の日】

【サーフィン研究所渾身号】ラカ法王とホワイト・レインボウ_(739文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!