昨夜はタマサキへ月を見に行った。
コールドムーンと呼ばれる12月の満月だ。
16時29分に月の出、
55度という北東なので、
水平線から昇ってくるのを撮りたく、
その時間にタマサキ浜に行った。
だが、
雲が多く、
月らしきものは一切見えなかった。
ややあってからタキビ神が、
「月です!」
叫ぶようにそう言って、
月が雲のすきまから出た。
月は、
水平線に近いため赤色をまとっていた。
だけど、
この後1分ほどすると、
またぶ厚い雲に隠れてしまった。
タキビ神が突然登場したが、
彼はちょうど仕事帰りにタマサキにやってきて、
波チェックされたところだったのだ。
「明日の正午ごろ、
潮位102cmが良さそうです〜」
ピンポイントの波予想を残して去っていった。
現在の気圧配置の概況。
ロシアのカムチャツカ半島の沖にある低気圧は、
なかなかの北東うねりを出しているようだ。
北東ブイの計測だと、
今日未明の平均波高は1.5m、
周期6秒台後半の北北東うねりだとわかった。
Takibi God on 9’2”
.
私たちは、
カムチャッカ半島付近からの、
およそ2600kmもはなれたところからやってくる美しいうねりを見て、
潮位102cmを待てずにパドルアウトすると、
広い空が明るく輝いていた。
愉楽は、
長く続く波壁からしみだし、
ゆるやかに、
そして鋭くと、
記憶の中に刻まれていった。
Cosmos Surfboards TheOne6’4”
Cosmos Original Twin + Twinzer
.
私はといえば、
張りつくように波壁を滑り続け、
波の中にとどまりつづけた。
水温はやたら温かく感じられ、
調べてみると、
先日よりも1度上がって15度となった。
水温1度の違いは大きいと再確認する。
ピーナッツバター好きを自認している。
そんなことで、
バリのヤマザキさんより、
千葉の落花生100%のピーナッツペーストをいただいた。
フクヤ渾身の、
ヤチマタ落花生の感動いかに。
ヤマザキさんありがとう〜。
ちなみにバリから高間教授が帰国されている。
滞在7日間でおいそがしいらしく、
今回はサーフできなさそうですとメールがあった。
けれど、
真夏からやってきて、
わざわざ寒いところでサーフしなくともいいと思えるし、
息をのむような冷水にパドルアウトするのもまた一興であろう。
そのヤチマタのピーナッツ・ペーストをいただくと、
懐かしい味がして視界が潤んだ。
【映画情報】
先日ここで、
見たい映画として”Wonka”が登場したが、
ようやく観ることができた。
このWonkaには、
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
そんな邦題が付けられて公開されている。
上映中は感動に次ぐ感動を受けた。
「みんなを幸せにする」
そんな命題をしっかりと満たし、
すべての年齢層に響く名作になった。
主役のティモシー・シャラメの演技もすばらしく、
脚本もなにもかもが完璧だった。
もちろん、
ウンパルンパ役のヒュー・グラントも良かったのは、
彼の話しかたがクールだったからに他ならない。
(なので字幕スーパー版をお勧めします)
□
【巻末リンク:バリのヤマザキさんと教授。
もう5年半も前になるんですね….】
【巻末リンク*2:Wonka初登場編】
【サーフィン研究所】映画とボンザー_12月のマンダラ・コーヒー_Awanoutaのボンバイエ・ラーメン山椒味_(1116文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎