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【サーフィン研究所・特大渾身号】ほぼ注釈だけのツェッペリン IV – A面4曲目について_カルちゃんの10・2の魔法、クラシックと同一の計測値についての短い話_(2485文字)

Kyosuke Karube at the Pyramid, Chiba

.

カルちゃんがタマサキにやってきて、
注*1.  注*2.
ピラミッドの波に乗った。
注*3.

.

この文章だけでは何もわからないので注釈をつけた。

書き終えて文章量を調べると、

一本のエッセイ量となって驚いたが、

よろしければ読んでみてください。

【注釈】

注*1.

カルちゃん=

国際的なヘア・カッターで、

さまざまな分野においてのスタイル・マスター。

カラーリングやスタイリングも魔法クラスの達人。

ヘア・カリフォルニア・スタジオ主宰。

ヘアカリ・カルちゃん。

ドラグラ登録は聖式カルちゃん。

山下達郎さんが大好きで、

『FOR YOU』のB2サイズ・ポスターがプライベート・スタジオの東壁にある。

(タキロー寄贈)

カルちゃんは、

タイラー・ウォーレンとも友人関係にあり、

彼の原画展示はもちろんのこと、

ヘア・カリフォルニアのオリジナル・ロゴやイメージングもタイラーが手がけた。

注*2.

タマサキ=

玉前神社から日の出方向(真東)にある海岸エリアのこと。

注*3.

ピラミッドはタマサキ南側にあるサーフスポットのひとつ。

海岸に建立されている*ピラミッドが目印。

ジョー・エリアのほぼ中央にあり、

この南か北でサウスやノースと細分化されていて、

ノース側には最近注目の**STHがある。

そのSTHの隣がイリエで、

ほんたうのイリエとスポットが続き、

堤防でジョーは終わる。

つまりジョー・エリアは、

ピラミッドを中央にし、

イリエが北端だと、

ここでわかるだろうか。

さらなる注釈:

*ピラミッド=名前の通りに四角錐状の砂山で、

内部には「重力分散の間」があり、

そこに初代ラカ法王が入定されているという。

(弊社タキビ神調べ)

**STH=Stairway To Heavenの略。

ツェッペリンの歴史的ヒット曲

『天国への階段(1971)』よりの神託名だ。

(こちらもタキビ神が感得)

曲の印象と同様に波の冒頭部分がアルペジオぽく、

優しくゆるやかだ。

第二部にあたるセカンドセクションでは、

「くり返しが続く」セクションとなり、

第三部にあたるショアブレイクでは、

叫ぶようなクライマックス状態まで酷似している。

注釈の大意とは関係ないが、

このSTHのイントロを弾く人があまりにも多いらしく、

映画『ウェインズ・ワールド(1992)』に登場する楽器屋では、

Stairway To Heaven禁止だと表記しつつ、

逆説的に称えていた。

Cosmos Surfboards

The Classic 8’0”

.

ようやく注釈を書き終えた筆者は、

そのSTH波でイ短調、

4/4拍子、

12小節序奏のファースト・セクションに乗りましたとここに書く。

横山光輝さんの名作に

『仮面の忍者赤影』がある。

その作品世界に没頭していると、

コンちゃんこと、

近藤さんがSurfers方面からやってきた。

彼から親分ナルちゃんの話を聞きたかったが、

4時間におよぶオーバーヘッド・マンライ祭りの後、

「(サーファーズ岬が)モモコシになりました!」

と言い残し、

猛然と湘南方面へと帰っていった。

これはきんちゃんと似ていて、

あの岬には中毒症状、

いや相当の磁力があるようだ。

カルちゃんを含めて、

一同があぜんとしたのをここに記しておく。

昨日は、

カルちゃんがBlue.誌から取材を受ける日だった。

私たちは1時間ほど遅れて約束の地、

ノース・ジュクオンへ向かった。

タマサキからのんびり1時間くらいの距離だ。

到着後、

ヒザモモという波のサイズに合わせて、

乗らない短いボード2本(6・4、6・8)を出しておくと、

編集者のYさんと写真家のPさんが、

コスモスのツインザーに釘付けとなって、

のみならずノートを取っていた。

私は、

このボードのコンセプトや成り立ち、

そしてツインザーによる操作感覚と、

ツイン単体の挙動のことをお二人に話した。

主役のカルちゃん。

彼と同じアムステルダム・コミュニティ所属となったのがうれしい。

今回のノース・ジュクオンへ来訪した目的のひとつは、

カルちゃんの10’2”に乗ることだった。

コスモス・サーフボードの創造主である前田博士も来ていたので、

このストリンガーやパネル等の外装詳細についてと、

その新案などを細々と話した。

ライディング画像は、

Blue.誌の取材だったのであえて撮らなかった。

よって証拠写真は担当のPさんに委ねるが、

この10・2(テン・ツー)の乗り味がすばらしく、

試乗した全員が大感動する一幕があった。

次にエンデューリング、

そしてカルちゃん所有の白いノーズライダーを経て、

クラシック8に乗ると、

これも10・2と同等であり、

やはりマジックボードだったのですねと、

それを目撃した博士が教えてくれた。

セッション終了後、

10・2をエンスーラボ本社に持ち込み、

詳細サイズを計測した。

すると、

さまざまな数式数値がクラシック8と同一だったことがわかり、

マジックボード数値は、

海を越えて共通するのだと再確認した。

エンスーラボのグラッシング・ルームでは、

クラシック8のカスタム・オーダーが、

ホットコートを終えたところだった。

リーシュロープ、

ボランクロス等々。

私と全く同じサイズとフォルムに親和感をおぼえる。

この板もまた超的な滑りをするのだろうと、

華やかな未来にとてもうれしくなって、

心が温かくなりましたと発言すると、

制作者の博士も同じ気持ちであるという。

これこそが、

ユニバーサルなサーフボード感覚なのだと、

コラム用の題名のメモを脳内に取った。

タマサキに戻ると、

タキビ神が、

土気のBK(あすみが丘ブランニューモール店)で、

クアトロチーズワッパーJrを買ってきてくれた。

そのなかから二個をありがたくいただきつつ、

ネコの隠れかたの話で盛り上がった。

明日は銀鯖道の夜、

第8夜です。

どうぞお楽しみに!

【巻末リンク:特大渾身号のヘアカリご紹介】

【サーフィン研究所:渾身特大号】新しい野球観の甲子園_機運と歴史を紡ぐヘア・カリフォルニア・スタジオ_(2089文字)

【巻末リンク*2:およそ2週間前のピラミ波】

【サーフィン研究所】タマサキ・ピラミッド波での感得_ラーメン屋における視覚効果とは?_(1693文字)

【巻末リンク*3:1970年代、

天国への階段はカタサバ先生によりレポートされています】

【サーフィン研究所:連載】彼女の島-12_(536文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!