昨日の金曜日は波が上がる予報だった。
最大で6フィート、
波高180cm程度の予測が出ていた。
(チュラさんサーフライン経由で提供)
気象庁の天気図によると、
夜明け時に沖合をダブル低気圧が過ぎていた。
日本海側にも低気圧があるが、
これは西風を吹かせるもので、
予報通りならば千葉北タマサキは、
全土オフショアになるはずだ。
Windyの波高グラフを見ると、
多くのエリアが4m越えを示す赤色になっていた。
これは180cmというわけではなさそうだ。
北海のしんちゃんとの約束の時間に、
予見していたモニースのバレルバリバリを見に行った。
すばらしい波だったが、
ほとんどは出来たてほやほやの、
ブレながら押し寄せるうねり群だった。
サイズもあるので、
良い波を選び出せないと、
かなりの苦労があるように見えた。
さらに5〜7本と続き、
またさらにさらにとうねりが続いていた。
喰らったら冷水でみっちり長時間鍛錬ということになりそうだ。
鍛錬ならまだいいが、
修行に近いものになると感得した。
そこでタマサキきってのエースというか、
パプリックな駐車場があるピラミを見ると、
すばらしい波があるが、
誰もやっていないように見えた。
駐車場付近の、
美しい波なのになぜ?
そう思うだろうが、
人は群集心理があるようで、
混雑しているところに集まる。
もっと書くと、
昨日のイリエは大混雑だった。
サーファー同士が接近していて、
危ないと言えるほど群がっていた。
前出した群集心理のことだが、
例えば、
この無人ピラミに単身ではなく、
20人ほど一緒にサーフしに行ったとする。
すると、
「混んでいる=いい波」
だとなって、
多くの人がやってきて混雑するだろう。
サーファーの視覚というものはそういうものらしい。
これを私は『ラーメン屋(視覚)効果』と読んでいる。
並べば並ぶほど、
ラーメンがおいしく感じるという効果だ。
私は天邪鬼(あまのじゃく)なので、
ラーメン屋も含めて、
混雑しているところに行こうとは思わないらしい。
Image from the Gin-sabamichi no yoru
.
話はそれた。
このピラミの正式名称はピラミッドだ。
名前の由来は、
歴史に詳しいタキビ神が、
「初代ラカ法王の墓かもしれません」
そうノストラダムス的なことを言い出して話題になったことがあった。
昨日、
このピラミ波に乗って、
私は達観を得た。
これまでは精神的にはこの状態に達したと感じてはいたのだが、
肉体的にはそうではなかった。
いわゆる薄く軽くという加重だけで、
歴々の波群を通過していたのを達観だと思っていたが、
今年は肉体的に一歩踏み出し、
いわゆる「フル加重」して波に乗っている。
Cosmos Surfboards TheOne6’4”
Cosmos Original Twin + Twinzer
.
大きなボードのときもそうだし、
このザワンのように小さなボードでも同様にフル加重することがある。
これは、
パーソナル・トレーニングというか、
優れたトレーナーのシンゴと知り合ったことが大きい。
彼にコンディショニングを教わり、
スポーツプラザのジムでは、
各種ウエイトやトレッド・ミルを施している。
それによって、
肉体的に負荷を強くかけられるようになった。
膝を壊して6年経って、
手術しないでここまで回復したのだと記録しておく。
こちらが「北海のしんちゃん」だ。
彼は両界歌合戦の初出場会見の際に、
「今日からは本当の意味で憧れるのをやめないといけません。
自分自身が憧れてもらえるキャラになれるようがんばります」
“大谷名言”を引用したことで一気に全国区となった。
(両界歌合戦については巻末リンクを参照ください)
明日は日曜日、
大カルト人気となってきた『銀鯖道の夜』の第5回です。
夢を見ていたジロバンニくん、
その後が描かれるのでしょうか。
Have a great weekend!
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【巻末リンク:初出場の北海のS】
【巻末リンク*2:そのギンサバミチ第一回目】
【巻末リンク*3:ワンタンメンの詩】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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