新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所海の日あとがき】永遠の波に乗れ_(1034文字)

海の日が終わり、

夏はいよいよピークに向けて燃えるように加速していく。

今日は北東風によって涼しく、

夏を小休止しているようだ。

Tom Curren

先日ここで、

別府さんのことを書くと、

サーフィンを始めた年のASPマルイプロの動画を発見した。

仮面ライダー1971

あのときのことがまざまざと蘇ってきたのだ。

最近話題になるのが、

この時代のサーファーのことだ。

彼らは永遠であり、

いまだに不変なのは、

いまも私(たち)が追い求めているからだ。

40年前にさかのぼると、

電車に乗るために切符を買い、

または知らない土地で運転するには地図が必要だった。

ファミリー・レストランでは、

「ネコくんロボット」による配膳が一般的になるとは、

手塚治虫さんクラスでないと出てこないアイディアだろう。

私たちにとっての海外旅行とは、

果てしない物語であり、

「地球の歩き方」を熟読し、

またはチェックしつつ他国を歩いていた。

この文脈から発展させるとすれば、

近い未来には、

上にかかげたスナックのように

「世界の波に乗ろう」というのがテーマの、

ウェーブプールが登場するはずだ。

これはゴシンコー(南タマサキ)でのタキビ神。

彼のグラブレイルはワールドクラスであり、

さらに書くと、

*エンゲッツという古風かつ、

ジャパーニーズ・クラシックのプロットが練りこまれている。

オン満点。

(*エンゲッツについては巻末リンク*2&3を参照ください)

冒頭のトム・カレンが、

部原のショアブレイクに乗ったことをイメージし、

浅いエリアに突進していった。

すると、

——あたりまえだが——

半世紀にわたっても波は同一なのだとわかった。

よく聞くのが、

「波は毎回すべて違う」

というものだが、

開発や浸蝕で海岸が変わらない限り、

波質は変わらない。

地形が変わらなければ、

東うねりがこのくらいで、

潮位はこの高さ、

風がこの向きでこの強さとやれば、

100年前であっても同じ波があるはずだ。

なので、

保護された海岸線は歴史であり、

重要な宝だとわかる。

海は、

生物を育む真理でもあり、

不変の原理だ。

いつまでもこのままであってほしいと願う。

そしてしばらくのあいだ私は、

時間が圧縮されたような、

またはタイムスリップして、

あの時代にいる錯覚を起こした。

【巻末リンク:ゴシンコー波】

【サーフィン研究所渾身特大号】週末の南タマサキ(ゴシンコー)_NEWアイテムお取り扱いのお知らせ_(3169文字)

【巻末リンク*2:エンゲッツのおさらい】

【サーフィン研究所:特大号】眠狂シャッチョ虚無円月日誌・Wの決戦_(2827文字)

【巻末リンク*3:エンゲッツ安定編】

【サーフィン研究所】台風からの終息波_エンゲッツと産直市場の関係_日本一のパーソナル・トレーニング_(1188文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!