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甲子園からペンシルバニア州まで_BLUE誌コラムついに脱稿_それまでの作品17本の題名一覧_南東うねりはリリコイリーフに_金太郎で最高な日本食を!_スティーブ・キャレルの “DESPICABLE ME”_逗子海岸SURFERSにいるドノヴァン(本当)_『Deep Sea Water Mist』が完成しました!_(3200文字、写真が多いので中編です)

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おはようございます。

どんな週末を過ごされましたか?

甲子園の決勝があったり、

波も東うねりや南うねりがあったようですね。

こちらアメリカでは、

毎年恒例のリトルリーグ世界大会が開催されていて、

今日はC地区の準決勝で、

日本がプエルトリコに快勝しました。

日本の子どもたちは、

ペンシルバニア州の『ウイリアムスポーツ・スタジアム』で試合を行っていて、

その州の位置を地図で調べると、こんな場所にあった。

Map_of_USA_PA

日本の予選を勝ち抜いた

『江戸川南リトル』の子どもたちは大変な距離を旅して、

時差とも戦いながら試合に出ているのですね。

各試合を見て感じたのは、

ラテン系は熱くなりやすく、アジア人は沈着冷静。

豪快なのはアメリカ人、ヨーロッパはかなり弱く、中東は手強い。

子どもの野球なんだけど、しっかりとお国柄というか、

人種の特徴が現れていてじつにおもしろい。

昨日はBLUE誌の巻頭コラムがようやく脱稿した。

1500字のコラムだが、

いつも完成までには7?8本書いて、

その中で一番気に入ったものを入稿するやり方をとっています。

しかし、今回は17本も書いてしまった。

それらの題名を羅列しますと、

「進化したローカファンダメンタリズム(Local-fundamentalism)

をネオ・ローカリズムと呼称できる到来日来たり」

「自宅と職場、そして波乗りの三角位置関係」

「霊長類の流行性滑走疾患」

「冷やしたり温めたり」

「現実と虚構のはざまにある斜面のルール」

「光る泡」

「冷やし中華公式ガイド」

「仮名手本カットバック」

「ロマネスクなサーフィンと、アヴァンギャルドな波乗り」

「幻惑と謎のちがい」

「バレル時間の謎(Barrel of the Hour/Baril de l’heure)」

「戯曲、房州国」

「黒潮怪談」

「ドドゲ先輩外伝」

「波乗体制に次ぐ!」

「手広浜中学校内申書事件」

「伝記ニコリンちゃん」

最初にボツとなった長い題名の難解論文風は、

以下のリンクに全文掲載してあるので、

よろしければご覧ください。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15086

さて、どれが入稿されたのかは、

9月発売のBLUE誌までお待ちください。

さて、ノースハワイ。

フレンチポリネシア沖で発達した低気圧の南東うねりが届き始めた。

先週はタヒチからだったので、

こんな「ブランドうねり」ばかり届いているようで景気が良いような気がする。

ノアを連れて西側に向かう。

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これは前にも書いたが、ドライブ中の彼は、

雲や、動植物を観察することを常としているが、

今回はこんな鳥のような雲を発見した。

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円錐状に尖っているのを頭部と仮定すると、

しっかりと大きな鳥に見えます。

ちなみに帰り道は象の形の雲を見たが、

カメラの用意ができておらず、撮ることはできなかった。

到着すると、長老フレちゃんが同時にやってきた。

みんなで長い道のりを歩き、

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河を二本越えて、

リリコイリーフに向かう。

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到着すると、長いパーフェクトな斜面と、

どこまでも無人のブレイクに歓喜する。

ここはうねりが決まると、

無限に感じられるほど乗ることができる超シークレットブレイクだ。

発見した日のブログはこちら。

ちょうど三年前だったんですね。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1744

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リリコイリーフの由来である

リリコイ(パッションフルーツ)があちらこちらに浮いている。

もちろん食べられ、それはおいしい。

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長いバレルを多数と、

恐ろしいワイプアウトを一回した俺と、

「速くて、長いなみ」を乗りに乗ったノア。

ここは誰も入りたがらないほど浅く、

大根おろし器のようなリーフがその特徴なんです。

三人で無事を祝う。

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帰りにはこんなケアビの枝を発見し、皆で驚く。

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この枝はサンダルや靴を貫通し、

さらには自動車のタイヤをもパンクさせるという威力のトゲを持つ。

もしこれを踏んだら足はどうなるのだろうか?

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帰りに闘牛岬を見たら満員御礼でありました。

タチアガリが20台は入っていて、

さらには普通のサーファーが70人といったところだろうか。

超混雑というか、渋谷駅はハチ公口状態で、

ここに入ったらソウルサーフィンは一瞬で霧散するのだろう。

「クワバラクワバラ」

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帰りに見たワイメアの夕陽。

夏だからか、壮大でした。

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で、話は街に続いていく。

空港街の向こう側のワイルアまでやってきました。

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ここで、日本食では、

島で一番おいしいと評判の『金太郎』にディナーに。

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とにかくこのKINTAROはものすごい人気で、

普通に行ってもなかなか席に座ることができないほどなんです。

100人は軽く入る大きなホールに、

スシバー、テッパン焼テーブル、座敷があって、

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大変な人気店で、あの御曹司ウッドが

「世界で一番好きなレストランずら!」

と明言するほど。

ここは2代目が継ぎ、

さらに人気を博するという2段ロケットのような好調さで、

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その人気の秘訣は「市場で一番いい魚」にあるという。

マーケットのいい魚はこの金太郎が押さえてしまうので、

他店が太刀打ちできないという事情もあるが、

野球で言うと、毎日が100安打を打っているかのような景気の良さ。

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こんなプリプリのハマチの刺身が出るのは、

この島では奇跡なのであります。

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この島の名士であるフレちゃんは、

“NORTH HAWAII”BOOKにサインを求められていた。

後ろに見えるのは、フレちゃんの娘のミッシェル。

そして、昨日ひさしぶりに映画を見てきた。

P1020887「おもしろい!!」

と噂されていたスティーブ・キャレルの

“DESPICABLE ME”。

DespicableMe_wallpaper_15

これはホノルルで観たかったことを思い出した。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/14088

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封切りが7月9日、

そしてノースハワイ島には42日遅れでやってきたムービー。

こんな日数からもこの島がどんなに田舎かがわかりますね。

日本公開はいつなのだろうか?

調べても英語のサイトしか見つけられなかった。

http://despicable.me/

ドノヴァンから

「ヘイ、ブロ!」

と電話がかかってきて、

ロングボードを貸して欲しく、お前の友だちに頼んで欲しい」

と聞こえ、次に日本語の人が出た。

「はい、もしもし」

とやると、それは逗子海岸にいるショウくんで、

ドノヴァンとショウくん??

『仮面ライダードノヴァン?』

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/14625

と混乱したが、電話の主は逗子海岸のSURFERSで、

ちょうど「キンチャンズの熱き夏お礼会合」

が終了したところに現れたそうだ。

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画像はもちろん合成だが、

NAKISURFのお客さまからも

「ドノバンがSURFERSにいて驚きました!」

とあり、これはドノヴァンが思いつきで日本に行って、

導師横山泰介さんと行動しているみたいですね。

「マウント・フジに登ってくるぜ!」

と言っていたので、

今日は富士山にいるのでしょうね。

今日もNAKISURFにお越しいただきましてありがとうございます。

ショールームでは、

冬から開発に取り組んでいたウォーターミストが製品化し、

入荷しました。

これは海藻エキスと、

植物から抽出したプラセンタ・エッセンスと海洋深層水の化粧水。

日焼け後はもちろん、

素肌にやさしさと潤いを与えるウォーターミストなんですよ。

『Deep Sea Water Mist』

をどうぞよろしくお願いします!

https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/12140

八月も残り9日ですね。

とすると夏はあと32日となります。

海を楽しむのは今です。

今日もすばらしい日になりますように!

ALOHA O’E!