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南東うねりはいずこ?_ハイドロフレックスBD3のD先輩インプレッション『ハイドロフレックス号の襲撃』完全掲載!_BD3-b&ハイドロフレックス・グラスホッパー動画_【ニコリンステッカーPart2】_(3288文字、短編です)

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南東うねり2ft@18秒。

じつに強いうねりだが、どうやら逸れているのか、

遅延しているのか、

大きなうねりは届いてはいない。

この計測値の南東うねりになると、

リリコイリーフが真価を発揮するだろう。

今やってくるのか、

今夜か、または明日なのか。

この週末は、

ハイドロフレックスのBD3を持って、

D先輩と弊社大西が九十九里浜でサーフしてきたそうです。

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先輩からのインプレッション談話が収録できたので、

ここに掲載します。

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題:『ハイドロフレックス号の襲撃』

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ヘヘー。

乗ったぜ。

インプレッションを送るからね。

そういやあ、君は俺に対する冷やし中華ネタで盛り上がっているようだけど、

1970年代にタモリや山下洋輔さんたちのあいだで、

ゼンレーチュー(=全冷中「全日本冷し中華愛好会」)

というのがあったんだから、

今頃それで盛り上げようとしたって、

時代遅れなんだからな。

でもよー、最近の冷やしのタレでオイシイのは、

パイナップルの缶詰で作るやつでさ、

あのシロップと、

ごま油にレモンと醤油を混ぜるだけで絶品のタレになるんだよ。

今度やってみるといい。

君も気に入るはずだよ。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15023

でもあの絵はないぜ、もうやめろよな。

俺の今まで創りあげてきたイメージとか、

立場というか、全て吹き飛んじゃうじゃねえかよ。

このあいだもヒガシトツカ駅のホームで、

後ろ指を指されるように笑われたんだからな、

はずかしーよ、まったく。

ネットでさ、

このゼンレーチューの創設時の模様を見つけたからコピペーしておくね。

ーーー

その時何故急に冷し中華がほしくなったのか説明するのは難しい。

とにかく、無駄と知りつつも私はそれを注文し、

まだやってないという当然の返事を受け取った。

(中略)

「ナゼだ!」と私は叫んでいた。

「何故やっていなのだ。

何故冬にはやらないのだ。

どうして冬に食ってはいかんのだ。

これはまったくいわれのない差別ではないか」

強い怒りが込み上げてきた。

「よし。戦おう。もうこれ以上我慢できない。

冷し中華の長かった忍従と屈辱の歴史は 本日を持って終わる。

全日本冷し中華愛好会が今結成されたのだ」

ーーー

すごいべ、うぐぐ。(笑)

あれ、なんだっけ?

そう、ボードの話でした。

そう俺がね、謎の穴がある板を見たのは、

俺たちがクリスちゃんと奄美に行った初夏の頃。

あれはGRASS HOPPERだったっけ?

船木にも俺にも過浮力というのか、

大ちゃんとか勇人さんサイズのボードということもあったね。

でもその頃はさ、

俺には超お気に入りのGRASS HOPPERとLOOSE CANNONがあって、

大満足で日々を過ごしていた私の食指は動かなかったんだ。

はっきり言って、

「なんだそんなの、ただの奇天烈じゃねえか!」

って思っていたんだ実際は。

ごめんね。

そして8月に入り、

HYDROFLEX-BD3と共に来日した君がね、

千葉の九十九里は東浪見の堤防前で、

ものすごい走りを見せたよね。

あんなヒザサイズであの速度はヤバイ、

トップの返しとかもマルイプロみたいだったぞ。

「おだてているわけではないから、いい気にならないようにな」

一緒に見たきんちゃんとまさるさんでね、

「なんだか俺たちだまされているんじゃねえか。

洗脳されちまうから、あいつの波乗りを見ないようにしようぜ」

って言っていたんだよ。実は。

でも、ほんとのことを言うと、

「ずるいべ?きっと板がいいに違いない」

と一気にニクくなり興味がわいてきたんだね。

でも悔しいから君の前ではそんなことは見せなかった男の俺です。

そうだ、あのとき一括会計したランチ代をごまかした人がいたよな。

計算すると2000円合わないんだよ。

誰だ?まったくもう。

そんなことまで思い出しちゃったじゃねえか!

そんなことがあり、

君が帰ってからショールームスタッフの大西くんをね、

恵比寿のつけ麺屋で接待したりして、

原宿のショールームで、

「展示ボード」として飾られていたのをようやくというか、

なんとか乗せてもらえることになったのです。

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店で持ったときはとにかく軽いので

「トップに上がりすぎるのかな?」

とか、

「通常のフォームよりオーバーフローか?」

と思っていた俺の予想はどちらも違っていた。

とにかく”浮き”に関しては普通なのだ。

それでいて、波のトロい部分でも全く重くなく、

一切ボトムを引きずるようなことはなく、

パキパキとリップを繰り返す。

「むむむ・・・なんだこりゃあ? 」

その秘密はノーストリンガーからくる鞭のような反発にあるようだ。

車で言うところの”F1-Trac”というのかな、

そんな機軸があるような動きと走りです。

とにかくタルい波でもおもしろいことこの上なしだ。

空気圧は浮力というより、

波の大きさや硬さによって可変させるためと感じた。

フェラーリやランボルギーニに搭載されている

「スポーツモード」みたいなものだね。

ATモードは空気圧を抜き、

だらだらとオンショアのギザ波で使い、

波がカチリとすると、

シュポシュポと圧をかけて、

ターンの出口は最大の加速力を確保する。

博識な俺が言うならば、

硬質な減衰力固定式のダンパーみたいになるぞ。

ダンパーと言っても車用語で、

波乗り用語だと、

一直線にくずれることですからお間違えなきように。

俺さ、ゲンロク誌が好きだから読み過ぎなのかなあ。

ユースケくんの学研のルボランも好きですよ。

まあ、これからは空気入れを片手にテストを重ねていくつもりだ。

もしかするとこれが最終兵器なのかもしれない。

アキラの気分になってきたと書きたいが、

俺世代は鉄人28号なんだよな。

『てつじんにじゅうはちごう、ガオー』

若作りはいけないね。

半日の試乗予定が、

日没SUSPENDEDとなりました。

50歳なのに大人げなく、5時間もサーフしちゃいました。

俺もまだ若い。

へへー。

こんな耐久試乗に時間を割いてくれた大西くんは、

夕食の間もお客さんの対応を電話で丁寧にこなしていました。

ありがとうございました。?? みうら

PS

それから興奮して寝付けなかったから、

俺のピット係のシモーンさんを連れて茨城鹿島に行ったんだ。

そしたらこの人がさ、

すごい波乗りをしていたから一緒に写真を撮らせてもらったよ。

名前を聞いたんだけど、忘れちゃって、

こういうのって、

失礼だから今度はしっかりとメモを取っておきます。

ごめんね。

では。 みうら

RIMG0222

PPS

またかけちゃった悪いね。

稲葉さんのニューアルバムすごいね、

ずっと大音量で聴いているよ。

あの女の子に作ってあげた曲なんだっけ?

そうその「ケージファイト(Cage Fight)」。

えっ、カゲファイトじゃねえのか?

カゲファイトだべ?

お前の間違いかもしれないから調べておけよ。

でも全て歌詞がいいね?。

音も最高。

DVDもやばい。

すごい!天才だよあの人は。

聴いている?

俺のアンプからの大音量を聴いてくれぃ。

「♪??♪ー?

Hadou

と言って、また電話をかけてきてくれました。

”Hadou”今日も聴いています。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15055

5曲目のブルースハープが入っている曲は、

なぜだかアメリカ本土を感じます。

カリフォルニアの冷夏は終わったのかな?

水温も気温も10度台だったそうです。

冷水渦の茨城や千葉より冷たい海、

外気も20度以下ならばまるで冬ですね。

三浦さんの奄美回想にも出てくるグラスホッパーのハイドロフレックス。

58kgの俺には過浮力でしたが、

乗っている動画がありました。

後半部分ですので、そのままお待ちください。

Stay tune!

http://www.youtube.com/watch?v=jxQQG7RGk-E

【ニコリンステッカーPart2】

2

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Ibuki kun

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今日も来てくださってありがとうございます。

ショールームブログでは

「残暑がざんしょ」

という知的なことを言っていますが、

そんなことは気にせずにいい日にしましょう。(笑)

Beautiful Tuesday!!