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naki's blog

まるまるの日_(2388文字、短編です)

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こんにちは、

2010年の8月は今日で終わりです。

確か、公立校の夏休みも今日まででしたか?

思い出すと、

少年時代のこの日は宿題に押しつぶされていました。

インターネットのない時代に、

過ぎてしまった夏の毎日の天気なんかわからなかったので、

雨、晴れ、快晴、くもりと、

じつにいい加減な絵日記を描いたものです。

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八月三十一日 雨のち晴れ

波のサイズは下がり、

潮が上げすぎてしまったホワイトハウスでサーフしました。

あのリトルリーグの少年たちを思い出して、

懸命にパドルして、真剣に波に乗った朝です。

日本からツナくんという友だちも来たので、

なかなか楽しかった。

波待ちの時、大きな虹を見たのです。

雨が降っていたせいで虹までの距離が近く、

それは手で触れられそうなほどで、

何度も手の平に乗せようとしましたが、

通過する光というのか、

それはできなかった。

今日も海はすばらしいです。

そんな絵日記風に朝を始め、

ステッカー完成の報告を受けて、

カイル鞠黒のプリントオフィス兼工場兼、

隠れ家に行く。

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これらはNAKISURFで品切れを起こしていたステッカー群です。

来週には原宿に届きますので、

お探しの方がいらっしゃいましたら、

ショールーム・オンラインストアまでぜひお越しください。

http://nakisurf.ocnk.net/

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カイル工場から出て、

街に行くと、

なんとなくだがギザギザしているトラックが停まっていたので、

写真を撮ってみた。

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よく見ると、

こんなオモチャみたいなタイヤが付いていて、

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その印象で車がギザリギザリと見えたようだ。

今までタイヤをあまり気にしていなかったけど、

これだけでずいぶんと印象が変わるので、

サビタに装着したらどうなるのだろうか?

と想像してみると、

『ギ・ザビタ』

というネーミングの車が浮かび上がってきたのです。

ツナくんが日本から

”たった三日間”という強行スケジュールでやってきた。

「船木さんのボードを乗りまくりたいです」

と言うので、

まずはミニノーズライダー5’11″、

そしてAVISO BD3をふたりで交換しながら試し乗った。

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彼のレンタカーはこのトヨタ・ヴィッツなんだけど、

トランクスルーにすると、

BD3はもちろんのこと、

ミニノーズライダーまでがこのように収まってしまう。

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背もたれも倒さずどころか、

15cmは余裕があったのにふたりで感動する。

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その後は、

無人ビーチハウスでAVISO ファイヤーブレードに乗り、

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「なんだか、未知との遭遇をした気分です」

と言いながら、

スパルタンなファイヤーブレードを味わっていた。

ツナくん、

どんどん波に乗っていってくださいね。

昨日のヒーローの江戸川南チーム。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15321

今朝起きたとき、

「世界一なんだ!」

と思い、試合の余韻をなぞらえて、

うっとりしていたのでしょうね。

それにしても世界一はすごいです。

しかも、世界でも層が厚い野球ですから、

どうぞこのまま全てを楽しんでくださいね。

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奄美から

「ハート雲が浮いていましたぁ」

って、ちーちゃんからメール画像が届き、

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さらには、

「D先輩をグリーンヒルで発見しましたヨ。

ただ、ギター持たれたまま寝ていましたケド」

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ということで、

先輩は奄美でトレーニングされていることを知りました。

ではあの台風波に乗られたのかな?

波乗り合宿なんですね。

先輩、追われる身は辛いのでしょうか?(笑)

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/15252

ということですので、

奄美のみなさん、どうぞよろしくお願いします。

先日、勇人さんとお話していたら、

「携帯でマルとかがつくと、

やばい混み方になるからすぐにわかります」

と聞いた。

昔はそんなリアルタイムの情報がなかった分、

ある意味ではよかったのかもしれない。

もしかしたら波乗り世界では、

「情報がわからない」

というのは、

すばらしい環境だったのでしょうか。

20代前半の頃、

11ヶ月ほど千葉で

『修行』と称して住んでいた頃がありましたが、

当時は大原に”神社下”

という掘れ掘れビーチブレイクがあったのですが、

ここは地形が決まらないと良くないのだけど、

ひとたび決まるとチューブ、チューブ、

チューブというすばらしいセッションとなります。

しかもその地形を見つけた初日は無人、

翌日5人、

三日目は30人という具合で地形の良さが広まっていくのですが、

もし今だったら、見つけた瞬間は無人、

2時間後には30人、

翌日は100人という具合なのだろうか?

「マル評価」

だけに惑わされないようにちょっとレクチャーさせてください。

もし”A”というブレイクにマル評価が付けられていれば、

同様の角度のうねりを受ける近辺のビーチであれば、

ーー波情報にはない場所でもーー

マルに近いコンディションだったりもするでしょう。

なので、

『波情報でマルがついているところは避ける』

そんなことに気をつければ、

精神的にすばらしいサーフィンライフとなるでしょう。

そういえば先日の千葉東浪見で、

誰もいない堤防横でサーフしたが、

記憶に残るほどすばらしいヒザ波セッションでした。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/14772

メインブレイクは胸くらいあったのですが、

ちょうどスクールとか、

みなさんの色々が重なって激混みで、

なのであえて堤防前の無人ヒザサイズにしたら、

それはそれは悦楽でした。

ヨーダ(スターウオーズ)が

「サイズは関係ないんじゃ」

と言っていたが、まさにその通りですね。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

八月最後の日をどうぞ楽しんでください。

Have a wonderfulday!!

Aloha,