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八重山DAY10(サバニ漁仲田さん)

おはようございます。
週末をいかがお過ごしでしょうか?

俺は嘉良さん、がんちゃん、accoちゃん、

ボコちゃんたちと、島のメインスポット『バブルランド』

でサーフしてきました。
これは嘉良さん↓

ハワイアングロットのがんちゃん。
俺が写真を撮っているときは、このように俺のボードを結びつけ、沖で浮いてくれてた。
がんちゃんありがとう↓

写真好きなaccoちゃん、
いい波だなあ。↓

パン職人のボコちゃん↓
おいしい食パンをありがとうございます。
本当においしかったです。

それから友子さんに同行し、

島に代々伝わる伝統的なサバニ漁を営む『仲田さん』を港に訪ね、

この季節の種類という定置網漁を見学してきました。

仲田さんに話を伺うと、この島で専業漁業を営む方は450?500人。
この小さな島でその数は驚異的ですらある。
そんな豊かな場所が私たちの住む南にある。

サバニの操船は、このように前方起立型で行う。

定置網ではこのように作業を進行させていた。
準備が大変。
風による揺れがすごい….。
本当に大変な作業だなあ。

友子ちゃんは
「わたし、これからお魚が高いなんて言いません!」

とコメント。
俺も同意。

この日は撮影と取材という私たちのために網ひとつだけを揚げるのみでしたが、

普段10カ所を廻り、同様な作業をされているという。

俺はプロフェッショナルという言葉をよく使うが、悪天、寒冷、病弱時だと本当に大変だろう。
毎日の継続で何十年、そしてそれからプロだと言えるのだな、と自らの甘さを引きしめる。

網を上げると、

コブシメ(イカ)、カスミアジ、コチ、ウツボ、ダツ、フエフキダイ、タコを水揚げしました。
他にはトビエイ、ハリセンボン、ハコフグなども網に入っていた。
魚好きのノアが見たら狂気するだろう。

コブシメ↓

ダツ↓

これは何という魚だろう?
トゲに毒があるという↓

でも昔は一度に10kgも揚がっていたというカスミアジは1尾のみ。
魚影はここですらも薄くなってしまっているという。

そこで、仲田さんを先頭とした海人(うみんちゅ)の人たちは、毎日漁に出ないように「サバニ観光ツアー」、「養殖」等をし、海資源、環境保持に努めている。

先代譲りの海人グラス↓
まだ資源が豊かだった時代の道具。
仲田さんという本物のみが伝える意味がこの写真にはある↓

多くの人が資源、環境を当代、現在しか生きられない、見られないこの世にあって、それはとてもやさしく豊かな考えだと感じる。

これから俺が何ができるのかを考えさせられてしまった。

2 thoughts on “八重山DAY10(サバニ漁仲田さん)

  1. z33

    コブシメですか。南の方にしかいないんですよね。
    釣ってみたい!けどコウイカ系はキモいから苦手なんです。
    最後の仲田さんの写真は海楽の表紙にできそうですね。
    あ、でも仲田さんは「楽」だけじゃないですよね。

    漁師の立場に立つと「台風ガンガン来い!」とは言えなくなります。

  2. ふなき

    z33さん、
    海楽表紙ぜひ!
    コブシメは宇宙船みたいでした。
    そうですね、海人の人はその台風も許容範囲に入れているみたいでしたよ。