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FOURKARAT Zライダー

Fourkarat 4 Z-Ryder

話題のフォーフィンだが、この一年の間に色々な4に乗ってきた。
ラウンドノーズ(バットフィッシュ、Qちゃん)、ポイントノーズ(ファイアーフライ、AVISO FF、クアッドシャーク)とさまざまなデザインに乗り、遊び、感じたのは「フォーフィンの持つ魔力」ということだ。

フォーカラット発足前に純、竜さん、公平さんとミーティングをし、それぞれが提案モデルを作ろうということになった。

これはどこかに書いたが、純はスムースなサーフィングをできるようにということ。
大波小波でラディカルなライディングをする純、彼の望んでいたのはこんなコンセプトだった。

竜さんは都市型レトロボード。
これは懐古デザインブームで多くの人がレトロボードに乗る機会が増えたのだが、実際には扱いにくいボードということがわかる。
曲がらない、立ちづらい、重い、etc…。こんな不満を解決するべく、見た目はレトロツインだが、実際にはハイパフォーマンスボードの動きで波を舞う。
ツインフィン独特の柔らかいターンと、レトロ系の特徴である速いテイクオフ、パドリングを千葉公平氏が具現化した。

さて、俺はというと上に書いた4フィンをさらにチューンナップさせるべく、アイディアを出してみた。

フォーフィンの持つ軽いフィーリング、隠し浮力、バットマンテイルに匹敵するダイアモンドテイル。美しく入ったシングルコンケイブ。

公平氏の持つスムースなフォルムに魅入る。

「隠し浮力」とはあまり聞かない言葉だが、ボリュームを増やすためにレイルボリュームはそのままにストリンガー付近の厚みを出しました。

5’10”x19-1/2”X2-3/16”

初乗りは南伊豆のビーチブレイク。
詳細はこれから書くインプレッションに書きますが、腰波での加速と走りに驚く。

うれしくて一緒に寝てしまった。

翌日、波は下がってやっと膝。
そこでこのZライダーの真価が発揮される。

隠し浮力と4フィンの特性がこの弱い膝波にマッチし、ロングボード以外では唯一テイクオフできた。

どーだどーだ。

とうれしいのだが、実はボードに助けられているので、あくまでも低姿勢で波を待つ。

その後、西湘ミワチャンに行き、その腰波で乗り、その際にとおるさん、きんちゃんに乗ってもらい、高評価をいただきました。

フォーカラット、Zライダー4フィン最高です。

気になる方はぜひお問い合わせをください。


3 thoughts on “FOURKARAT Zライダー