こんにちは、
今日もすばらしい日となりました。
朝の燦爛。
こんなはじまりの一日がうれしい。
オレンジとピンク、
そして青が海に揺れて浮かんでいる日もあります。
ここは中野。
B級グルメ、
そしてオタクの聖地として名高い場所だ。
私にとってはフジヤカメラがあるので、
写真機材のピットというべきか。
D先輩を誘って行ってきた。
ここでニシオギの法王ではないが、
ブラックレイン風の彼を撮ると、
「へへー」
といういつものセリフが聞こえてくるようだった。
最近D先輩について聞かれることが多く、
新ニックネーム『ドドゲ』の由来については、
以下のリンクをお読みいただければと思います。
すでに3年半近く前の話となるんですね。
時の経つのは早いと、
改めて感じた。
中野では、
Dセンパイの行動は好奇心そのものだった。
時計を見ては、
「おお、値段が円高還元だね。
フランクミュラーはいくらかな?」
「センパイ、そんな高い時計が欲しいのですか?」
「だめ?」
「何百万円の時計ですよ」
「ふーん。君は夢がないね」
時計屋では私に高級時計を否定されて、
気分を悪くされたD先輩は、
キッチュな本屋に行き、
「変な本」
を探されていた。
つまり蛭子さんにつげ義春さん。
”ガロ”風味のがお好きなようだ。
「あのよう、
ツナの野郎を「つな式」だって、
つげさんが描いたのがむかつくべ」
そんなこともおっしゃっていた。
「”法王”とか”タキビ神”というTシャツが売っていたら
君の誕生日プレゼントになったのに残念だ」
と言いながら、
先輩は”天才T”から目が離せないでいたようだ。
「俺たちみたいな変な人はな、
変やに入るんだよ」
ここでは、
仮面ライダーには一切反応せずに鉄人二十八号と、
岡本太郎さん作の太陽の塔に釘付けになっていた。
先輩なので世代が微妙に違います。
珍しいMrポテトヘッドのKISSバージョン。
これには15510円という高値が付けられていた。
いつか欲しい、かも。(笑)
□
「お腹が空いたね。
中野はラーメンの激戦区なんだよ」
と言いながらラーメン道38段を自称しつつ、
吉村屋の親父と懇意にしていることを自慢する先輩は、
富士そばに行き、
「どこにでもあるからみんなバカにしがちだけど、
”富士そば”のうどんがうまいんだよ」
といいつつ、
ちらり券売機をのぞき、
こちらの様子をうかがうのだった。
富士そばでフェイントをかけたあと、
「名店青葉だね。
ちょっと一杯食べていこう」
と特製中華そばのボタンを押された。
食後にも新店研究に余念がないD先輩は、
「博多ラーメンはさ、
もう味が割れちゃっているからここはパス。
それに今さ、俺ね、
節制中だからカロリー高いでしょ、これ」
そう言いながら二杯目を考えていらっしゃるようだった。
「おい、大門の味噌ラーメンとあるが、
ここはな、
じつはチェーンストアなんだよ。
全ての店舗の名を変えて出店しているから、
客に専門店と思わせてしまう戦略なんだぜ。
函館ラーメンと謳っているけど、
次の店舗は釧路とか言い出すぞ。
店構えを見ても、まぁせいぜい普通の味だぜ。
でもな、
すぐにつぶれるから次来たときにはもうないぜ」
と後半小声となった。
「そうですか。勉強になります」
「人気店から経営を知り、
戦略の課程をたぐるのもラーメン道のおもしろさなんだぞ。
波乗道も同じだろ?」
と深いことをおっしゃるので、
「”神与えたまえ、神奪いたまえ”ですね」
と濁すと、
「君はまたわけのわからないことを言うね」
と言われながら、
先輩は次にたこ焼き屋をチェックされていた。
大判焼きも角にありました。
□
東急ハンズに用があったので、
渋谷に向かった。
戦後の渋谷はトタン屋根の店だらけだったと聞いたが、
2010年の渋谷は未来都市そのものだった。
ユニクロがここに出店していて、
それはすごい光の洪水だった。
白い色を見ると、
神ノ島のティアレを思い出す。
「どこが顔かわからない寝姿」
にふわりとさせられ、
もっと写真を探すとこんなのがあった。
それにしてもティアレは大きくなったなあ。
ここまで書いて、
今日は波乗りのことについて一切触れていなかったので、
千葉大原での交流会の何枚かを見つけてきた。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/16425
テトラ群のあいだにブレイクする波なので、
こうして外側に離れていく波と、
内側に入ってくる波があった。
上の写真はカールソンとD先輩のデュオだが、
先日空港まで迎えに来てくださったキリモミ早川さんが
「あの外人とセンパイの写真さ、合成でしょ?」
とおっしゃっていたので、
「そう見えましたか?本当なんですけど…」
とお伝えすると、
「あの位置はありえない、と好青年ヤマダくんと話していたんですよ」
その位ニアミスしたダブルエアショットの後編をここに。
衝撃か理解不能か。
「達人たちならではの位置」
なんだと理解するとよろしいだろう。
でも友人だからと言ってデュオを続けると、
海に一緒に行ってくれなくなりますのでご注意を(^_^)
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1634
それはこの『マエストロ章』の
52番目にもありますから確認しておいてくださいね。(笑)
そのカールソン。
これは”クレーム”
つまりアピールが好きではない、
というGA潤ちゃんに対するオマージュ。
私は好きなようにやる派で、
ノアは自分に拍手しながら乗っていたこともあるし、
俺はテイクオフがうまくいっただけで、
こうしてガッツポーズをしながら乗るのです。
「なんでもイイノデス」
と聞こえてきそうではあるまいか。
自分のためにサーフしてください。
それがハッピーサーフへの近道ですからね。
ウナクネ(ドラグラ)王国の広報ブチョーのクリスちゃん。
彼と行った新島でこんなコラムも書いたか。
https://www.nakisurf.com/column/column-29.html
□
そうこうしながら原宿に戻り、
毎日がお祭り騒ぎの竹下通りを一瞥し、
東郷神社横を回って、
NAKISURFショールームに到着しました。
こちらも明るい夜です。
今日はこれから千葉に行ってきます。
昨日はあれだけ晴れていたのに、
関東地方はこれから雨予想。
でも波は良さそう。
それではみなさんもすばらしい日にしてください。
今日も、
きっと昨日もNAKISURFに来てくださってありがとうございました。
明日もどうぞお越しくださいね。
Have a beautiful Sunday!!
Happy Surfing!!
◎